初めてのマイアミ

初めてのマイアミへ出発！
J氏の奥様と友人と一緒に向かう。

彼らは仕事の関係上、数日ほどの滞在だったが、
自分は1週間ほど滞在する予定。

マイアミはニューヨークとは全然違う空気感という印象だった。
眩しすぎる！

なぜ、あんなにJ氏がマイアミに来い！と言っていったのは、理由があった。すでにお店を持っていたからだ。
ラーメンと焼き鳥。
すでに2店舗もっていた。ほぼお隣同士でお店を構えていた。

ラーメン屋はすでに営業していた。
麺も自家製麺を提供していた。
とことん追求するタイプの人だった。
さらに、資金には困っていない。
製麺機、調理器具、丼などなど、全て日本から調達。
聞いたところによると、新潟燕三条まで視察にいき、
ラーメンが冷めない丼に出会ったとか。
他にも色々な日本でしか見つけられないものを視察で見つけて
手に入れたそうだ。
自分が納得するものを購入する。
本当に飲食店をやりたかったんだろうな感じられた。

フロリダに到着し、J氏と合流し、ランチをして、
彼のアパートにお邪魔した。
ペントハウスだ。立派だった。

ニューヨークには豪邸、そして、マイアミにも住まいがある。
なんて人なんだ・・・
自分の世界とは違うものを見せてもらっただけでも、
素晴らしい経験となり感謝だ。

夜は、J氏のラーメン屋に行くことになった。
あまり、日本っぽくないなという印象だったが、
彼のこだわりが全面にでていた。
ラーメンは豚骨だった。
結構がっつりくる感じのラーメンだったのを覚えている。
美味しかったが、日本のラーメンのイメージではなかった。

しかし、ここまでの仕上がりはすごい、
本当にやり手な人だと感心した。

何かに夢中になり、とことん追求する。
その姿は、NYでみた彼の姿とは全くの別人だった。

会った時は、ただのお金持ちのお客様で、
結構わがままを言う人だなとも思ったこともあるが、
ここまでやっている人だから、いろいろと目につくのだろう。
完璧にしたいがために、要求も多くなるのかもしれない。

新しいJ氏を見ることができた。