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ドラマ『ザ・タクシー飯店』で見たアレ食べてきました

 初めて一人暮らしを始めるとき、お昼休みに生活用品を見に行こうとしたら職場の男性陣がゾロゾロくっついてきて「やっぱ料理はこれぐらいじゃないと!」と中華鍋みたいなクッソ重たいフライパンを買うはめになったじゅんぷうです、こんにちは。腕力つきました。

 テレビ東京の水ドラ25『ザ・タクシー飯店』が今週、最終回を迎えました。

 毎回毎回、飯テロと闘いながら見ていましたが、エピソード7に登場した栄来軒さんが意外と近くだったので、先日行ってみました。

調理・厨房用品でおなじみ合羽橋の本通りから少し入ったところ。合羽橋は毎年7月、七夕祭り
1階の奥がキッチンで、2階がホールというちょっと不思議空間

 2階に上がってみるとけっこうなお客さん。回転卓と、ふつうの4人掛けがひとつずつ空いていましたが、回転卓のほうはかたづけ前だったので4人掛けに夫と座りました。

 入店したのは19時すぎ。深夜ドラマとはいえやっぱりテレビの影響なのか、3連休真ん中の日曜だからか、きっと数分前まで嵐のようだったに違いありません。料理も少々時間がかかりますが…とのことでした。

 わたしたちはびんビールと、ドラマにも登場した麻婆豆腐、あと海老チャーハンと野菜炒めをオーダー。ちょっと多かったかな、野菜炒めじゃなく搾菜ぐらいにしておけば…と思いつつ完食。

お豆腐が細かく砕かれてるタイプのカラシビ麻婆
海老がごろごろ隠れてる海老チャーハン

 周りのお客さんもみんな麻婆豆腐を頼んでいるようでした。

 ドラマでは、ゲストの石倉三郎さんが定年退職したその夜、渋川清彦扮する八巻孝太郎のタクシーに乗車。ふりかけの会社で品質管理を担当していて、ふりかけの風味をチェックする毎日だったから刺激のある料理を何十年も食べられなかった…むかし大好きだった麻婆豆腐を、今夜食べたい。そんな仕事一本だった男性に孝太郎が案内したのが、この麻婆豆腐。

 ビールを追加して、気づけばわたしたちがその日最後のお客に。この時点ではドラマはラストの1回前でしたが、夫と「この野菜炒めは〇〇(娘)がぜったい好きなやつ」「△△(息子)はこのチャーハンひとりでいっちゃうね」などと話しながら食べていたのが、まるで最終回での孝太郎と、偶然再会した元妻、真紀(りょう)のエピソードのよう。実際、わたしたちもふたりで外ごはんは久々でした。

 美味しかった。今度は平日ランチにふらっと行こうと思います。

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モノクロの映像にムードミュージック、
伊武雅刀のナレーションという
町中華とのギャップで魅了する
ダンディズム滴るオープニング。

渋川清彦という
時空を超えてきたようなひと癖ある俳優の
質感によるところが大きいと思うけど、
映像も昔のATG作品みたいなドラマでした。
やっぱり、ブルースがぴったり。

最終回に登場した、主題歌担当の
放蕩天使のボーカルさんもブルースでした。

出だしはザ・テンプターズの
『神様お願い』を彷彿とさせますが
こちらはひたすら哀愁ですね。

ラーメン食べたくなってきました。

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