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【コーヒーカスのアップサイクル】福岡市のカフェが取り組むコーヒーカスの課題

今回の記事は「コーヒーカスの問題に取り組む、素敵なカフェのご紹介」についてです

コーヒーは大勢の方に嗜まれており、いろんな場面で飲まれています。

しかしインスタントでは無い限り、コーヒーを飲むときは必ずコーヒーカスが発生します。

このコーヒーカスは環境に悪影響を与えるとして問題視されています。

そこで今回は、コーヒーカスの問題に取り組んでいる福岡市のカフェ「manucoffee」さんと「金澤バイオ研究所」の取り組みについてご紹介します。


コーヒーカスが出てしまう

コーヒーはかなり多くの方が習慣的に毎日飲まれています。
僕もコーヒーは好きで自分で淹れて飲んでいます。

しかしコーヒーを淹れたあとは、どうしてもコーヒーカスが残ってしまします。

そのまま捨てたとしても水分が多くゴミ袋に水分が溜まります。
それをそのまま捨てることはサステナブルな暮らしとは言い難いです。

家庭でコーヒーカスが出た場合は、乾燥させて、処理することができます。

また、肥料にしたり、消臭の役割として活用できます。

たったコーヒーカスと思われますが、新しい活用方法を考え再利用することも楽しいので、是非チャレンジしてみてください。

コーヒーカスの処理の問題

コーヒーカスは、地球に負荷かけることで問題になっています。

コーヒーは、生産から消費までの過程で出る廃棄物は、年間2300万トンといわれています。

そしてそのほとんどが埋め立ての処理がされています。

毎日、東京タワー1.5個分の重さにあたる、コーヒーの廃棄物が埋立による処理がされていることになります。

また、抽出後に残る使用済みのコーヒーカスはメタンガスを発生させます。

メタンガスは二酸化炭素の28倍の温室効果ガスを生成します。

コーヒーの廃棄物は土壌にも影響を与え、地球温暖化を促進させる問題があります。


コーヒーカスの堆肥!? 福岡市「manucoffee」

コーヒーカスが環境に影響を与えるものとして問題視されていますが、福岡市にコーヒーカスをゴミとせず、新たに生まれさせて利用しているカフェがあります。

福岡市に数店舗お店を構える「manucoffee」さんです。

manucoffeeさんは、コーヒーカスを”堆肥”として新たに生まれさせています。

堆肥とは、有機物の肥料で土壌の栄養となり作物の栄養となるものです。

manucoffeeさんの堆肥は、店舗でもオンラインショップでも買うことができます。


金澤バイオ研究所との取り組み

manucoffeeさんが販売しているマヌア肥料は、manucoffeeの各店舗から出る、コーヒーカスの課題から生まれました。

そのきっかけとなったのが、「金澤バイオ研究所」です。

「金澤バイオ研究所」は土の微生物の研究をされており、地球環境に良い製品を製造・販売をしています。

そのひとつに「土の薬膳」という商品を製造・販売しています。

土の薬膳は、土を健康にするとの思いで研究され、開発された、九州産の原料使用のオーガニック肥料です

研究所長の金澤晋二郎さんは、東京大学で学び、土壌微生物の専門家として九州大学研究院で特任教授を務めていました。

manucoffeeさんと金澤バイオ研究所さんは、月に2度、manucoffeeの店舗からコーヒーカスを回収し、金澤バイオ研究所の工場内で処理を行います。

コーヒーカスは超高速殺菌や発酵などの過程を経て、2ヶ月間かけて堆肥化されます。

「金澤バイオ研究所」のインスタグラムでは、manuaを使用した作物の栽培や製造の様子が見られます。


manucoffeeさん、僕も何度か店舗を訪れたことがあります。

店内の雰囲気は、カフェのナチュラルテイストのような店内ではなく、海外の都市のカフェのような、僕好みなアーティスト感が溢れているカフェです。

福岡市の繁華街である天神周辺に数店舗お店を構えており、このような九州の中で一番と言っていいほど人が集まるとこで、このような素敵な取り組みをされていることがとても嬉しいです。

これからも福岡市に帰った際は利用させていただきます。


今日も読んでいただきありがとうございます。 このブログは、Z世代のじゅんじが提案「ムダな時間とスロー(自然のリズム)を大切にしていこう」を発信するnoteです。

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