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4/16リリース「City Boy Story」曲紹介7曲目「 虹」です

 4/16リリース「City Boy Story」リリース前の曲紹介。7曲目は「虹」です。

 この曲は10年前に亡くなってしまった友人を思い出しながら作った曲です。あれから10年が経って、自分は成長したのか。ただなんとなく大人になってないか。そんなことを考えながら制作しました。

 僕くらいの歳の人であればいなくなってしまった友達がいたりすることも多いと思います。だけどふとその人のことを思い出した時に「頑張ろう」と心の中で誓ったことを忙しい生活の中で忘れてちまうこともあるなと。そんな一瞬の心情を表現した曲になります。よろしくお願いします!


「虹」

疲れた身体引きずり家路
急ぐ人混みの中で不意に
君の事を思い出した
あれから10年が経っていた

なんとなくで過ごす日々
大人なんて言葉に染まり切り
歩ける距離なのにタクシー
拾うようになった事に気づき

「なあ、お前ならできるさ」
あの時の君の言葉は
今でも胸を刺すばかり
それなのに見て見ぬふり

見上げた空には黄昏
慣れた日々に別れ告げ
これからと1人呟き
駆け抜けた雑踏の街

君の悲しみが風に舞い
広がり始めるその視界
遮るものは何もない
きっと叶う その願い

雨が降り澄んだ空
忘れないあの笑顔に
淀みなく届くように
虹をかける まぶしく光る

やがて僕らは嫌でも背中に
大事な人の幸せを背負い
その重さで立ち止まり
見え始めた未来に戸惑い

だけどその重さがあれば
道を踏み外しはしないさ
軽い体じゃバランス崩す
そうやって人は強くなる

君が掴みかけているものは
誰も作れない宝物さ
声が聞こえる道の向こうに
新しい世界が立たずみ

いつかわすれたあのメロデイ 
爽やかにその心に流れ
不安が消えたならほらREADY
たった1人でほくそ笑み


君の悲しみが風に舞い
広がり始めるその視界
遮るものは何もない
きっと叶う その願い

雨が降り澄んだ空
忘れないあの笑顔に
淀みなく届くように
虹をかける まぶしく光る

君の悲しみが風に舞い
広がり始めるその視界
遮るものは何もない
きっと叶う その願い

雨が降り澄んだ空
忘れないあの笑顔に
淀みなく届くように
虹をかける まぶしく光る

心かきむしる苦しみ
人の螺旋に生まれる歪み 
知らぬ間に浴びる妬み
優しさに伴う 痛み

だけどいつか届くはずさ
絶え間なく進む限り
雲の合間に見える未来
その隙間にかける願い

<サードアルバムはこちら>

<PVはこちらから>


僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。