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切ない感じの曲を作ってみました

 サンプル音源のピアノリフにインスパイアされて中目黒を舞台とした「すれ違い」をテーマに新曲を作りました。

 結局別れてしまうなら、なんで僕らは出会ってしまうのだろう・・・そんな誰もが一度は感じたことのあるやるせなさを、いや、僕が好きな人と別れてしまった時に感じた想いを詩に込めてみました。

 あまり重くならないようにビートはラテンのパーカッション風で組んでいるので聞きやすさもあるかなと思っております。

 なんとなくおセンチな気持ちの時にこの曲を聴きながら街を歩いていただいたりすると浸れると思います。皆様よろしければお試しください。

「僕達のすれ違い」

止まない雨 感情がごちゃ混ぜ
言い争いの果て 君に投げた言葉は最低で
思ってもなかったなんて
LINE送ったって遅くって
ずっと既読にもならなくて
声すらも聞けなくなって

あれから月日が経って
忘れようとしてみたって
私達は違ったって
言った時の表情は消えなくて

明日にはもしかしたら
雨の日には似た傘を探して
友達の励ましは
なんの役にも立たなくて

僕達のすれ違い
忘れることができないくらい
愛した人はもういない
飲むはずだった記念のワイン

僕達のすれ違い
痛みすらも愛しいくらい
腕を組んで歩いた山手通り
君が笑ってる写真は消せない

僕達のすれ違い
その先にある新しい日々
だとしたらあの出会いは何?
いつの間にか思い出に

僕達のすれ違い
変わらないものを探しに
終わらないこの旅路
教えてよ別れる本当の意味

この街にはこんな物語
切ない思いばかりが散り散り
ステンドガラスつぎはぎ 
交わらない思い広がり

時は進みゆく勝手に 次第に
薄れる気持ち 争い 戸惑い 空回り 
その先に 咲く未来 信じ

曇りがちな中目黒の駅
人混みの信号待ち
探し続けた人影に気づき
駆け出そうとした時

君の笑顔の先に気づいて
立ち止まり 時が止まり
動き出す景色の中でふいに
桜の花びらが散り落ちた

僕達のすれ違い
忘れることができないくらい
愛した人はもういない
飲むはずだった記念のワイン

僕達のすれ違い
痛みすらも愛しいくらい
腕を組んで歩いた山手通り
君が笑ってる写真は消せない

僕達のすれ違い
その先にある新しい日々
だとしたらあの出会いは何?
いつの間にか思い出に

僕達のすれ違い
変わらないものを探しに
終わらないこの旅路
教えてよ別れる本当の意味

僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。