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コーチングとコンサルティング、カウンセリングの違い

こんにちは、五十嵐です。
フリーになってからもうすぐ1か月経つわけですが、ある企業さんのお手伝いをしておりまして。お客様向けのセミナーの企画を中心に、手を付けられるところはなんでもガンガンやらせていただいております。

その中で、顧客、といっても優良顧客の方々へのアプローチって、もう営業的なアプローチではなくなってきます。いかにその方に寄り添って、一緒になってゴールに向かって走っていけるか、の方が大切になるわけです。

そこで、思ったより早くコーチングの出番がやってきました。

やるのであればもうこれ以上ないものを作りたいので(クリフトンストレングス:最上志向)あれやこれやと考えているところですが、
「コーチングって、何なの?」
という疑問にまずは答える必要がありそうです。

コーチングとティーチング

まずはこちらから。
コーチングとティーチング(コンサルティングはこれに含めるものとします)の違いです。

「関係性」「即効性」「持続性」
の観点で比較します。

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関係性
コーチングではコーチ・クライアントは絶対に対等です。
一方ティーチングでは、実質的には提供者の方が知見を持ち合わせている場合がほとんどなので、そういった意味では彼らの方が上になることが多いです。

即効性
コーチングは時間を要します。クライアントが本当に成し遂げたいことを見つけ出すことから始めるためです。
一方、ティーチング、またはトップダウンで落とす指示命令系のものはすぐに動くので短期的に効果が発揮されます。もう時間ない!やばい!というときにはそちらの方がよさそうですね。

持続性
一方、持続性はどうでしょうか?
コーチングはクライアントの本質的な変化を呼び起こすことをゴールの一つとしているため、持続性はあります。
ティーチングは、顧客がそれを自分のものにできない限りは下図のように一時的な効果はあるものの以降はまた元通りになってしまう可能性が高いと言えます。

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コーチングとカウンセリング

あとはカウンセリングというのもありますよね。
どちらかと言うとメンタル的なケアを行うもので、
とてもざっくりと分けてしまうとカウンセリングはマイナスからゼロにもっていくアプローチ、コーチングはゼロ以上をいかに上げていくアプローチ、と言えると思います。
(もちろん、カウンセリングを通してゼロ以上にしていくこともあります)

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また、カウンセリングは何か問題を解決するという傾向が強いのに対して、コーチングは問題解決が主ではなく、あくまでもゴールはクライアントの目標(人生において絶対に譲れないようなもの、本当に果たしたいこと)を達成するところに置いています。

このように、まずはコーチングの位置づけを理解することは大切です。
このあたりの見解はそれぞれの手法の中でも微妙に異なることもあるので、あくまでもコーチングを聞いたことのない方向けへの説明を前提としています。

この違いを理解できていると、実際にどのようにアプローチすればいいのかを考える際にもイメージが湧きそうですね。

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