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【エッセイ】コーヒーとタバコと僕。そこにある小さな幸せを想う。

2021/1/31

 昨日も書いた通り、最近踏んだり蹴ったりな毎日の中で気分が下がり気味です。

 そんな時は自分から気分を上げていかないといけない。待っていたって気分は上がってこないからね。待っててもちゃんとやってくるのは日本のバスと鉄道だけです。

 そういうわけで、今日は僕の気分を上げる方法について書いていきたいと思います。

 みなさんも何かしら自分なりの気分を上げる方法を持っているんじゃないでしょうか?

 好きな音楽を聴く、スイーツを食べる、バイクや車を弄る、料理をする。いろいろと方法はあると思います。

 僕の気分を上げる方法、それはタバコとコーヒーなんです。

 コーヒーを豆から丁寧に挽いて、ドリップする。香りを楽しみながら一つ一つの工程を丁寧にゆっくりとやります。
 そして出来上がったコーヒーをタバコを燻らせながら時間をかけて飲む。
 僕にとっての最高の贅沢です。まるで5歳の女の子がアンパンマンチョコをもらったくらい気分が上がります。あるいは、飼い猫がチャオチュールをもらったくらい。

 他の人から見たらほんの些細なことかもしれないけれど、僕にとってはとても重要な時間です。
 それはある種の儀式的な意味合いを持っています。そこには厳かな神聖さを必要となります。

 このような小多幸感をたくさん集めて暮らしていきたい。最近はそう思います。

 僕の大好きなブルーハーツもこう歌っています。
「なるべく小さな幸せと なるべく小さな不幸せ なるべくいっぱい集めよう そんな気持ちわかるでしょう」
 そんな気持ちわかるでしょう?

 それが僕にとってのコーヒーとタバコです。時間がない時は缶コーヒーでもいいんです。
 寒空の下、体を寒風に震わせながらタバコを吸って缶コーヒーを啜る。それでもいいんです。なんだかちょっとだけセンチメンタルな気分になって、そんな自分に酔ったりして。これも小多幸感。

 なるべくいっぱい集めよう。みなさんもそんな小さな幸せを毎日の中で少しずつ見つけてみてください。

 それではみなさん、良い夢を。

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