シンクロ流、タイムテーブルの作り方
はじめに
本日終了のアンケートにご協力ください。(アプリはリアルタイムにデータに反映できてるかも!なので、アプリから引き続きどうぞ!)
僕たちが今タイムテーブルをつくる時に最も大切にしていることのひとつは、皆さんからのアンケートです。特に公式アプリでは、タイムテーブル作成とともに、入場規制対策など会場整備に活かすための大切なアンケートを行っています。観たいアーティストに ❤️ を付けるだけで参加が完了!SNSとの重複回答もOKなので、SNSだけの方、ご来場予定(検討中)の方は、ぜひご参加お願いします。これめちゃくちゃ大切です。
なぜSNSでもアンケートを取るのか?
SNSではギュッと濃縮して3組まで。これって実は意味がある数字で、フェスでお客さんが「これだけは好きなアーティストを観たい」って数なんです。これも皆さんからのアンケート回答からで、公式アプリとともに、タイムテーブルをつくる参考になっています。
また、SNSは他の人の意見が見れて面白いって意見も聞くし(実際見てて面白いですよね笑)、実際に出演アーティストもよく見ていて、自分たちってどういうアーティストと一緒に観たいんだろうって楽しみにしている方も多いんです。そのためにアンケートに参加してみるのも楽しいですよね。データとワクワク、両方あるなんて最高だなって思います。
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考えてきたこと
誰もが観たいアーティストを観たい
「誰もが観たいアーティストを観たい」。それは当たり前のことだし、実際皆んな大切にしているけれど、主催という立場で様々なオーガナイザーと話していると、想像以上にお客さんとの間にギャップがあるなって感じてきました。特にシンクロ二シティでは、ジャンルレスに幅広いアーティストが出演するというのもあって、僕らはもちろん、アーティストでさえ「えっ?」って思うお客さんの考える「観たいアーティスト被り」があったりします。それを解決するのってなかなか難しくて、ずいぶん頭を悩ませてきました。
「だったら、お客さんに聞いちゃおう。」
自分たちも、アーティストも分からないことなら、お客さんに聞いて、その意見を反映させながらタイムテーブルを組んでいこう。タイムテーブルの作り方なんてひとつじゃないし、いろんな形があっていいなって。特にシンクロ二シティは常連のお客さんも多いし、ファンベースでつくっていきたいって思ってきました。そんなお客さんとともに、一歩踏み込んで、一緒にフェスを作れたらなって思いです。フライヤーもないし、なんのブランディングもできてないのに、こうしていつもご来場いただいて本当に感謝してます。
入場規制をなくしたい
以前からお越しいただいてる方は、チケットが完売しているにも関わらず、シンクロ二シティの入場規制が少なくなったって感じてる人も多いのではないでしょうか?実際その通りで、僕らは入場規制に対して、様々な対策と取り組みを行ってきました。その中で特に今大切にしていることは、公式アプリを使った会場の適正化です。
シンクロ二シティはジャンルを越えた幅広いアーティストが出演するフェスで、感度の高い音楽ファンもたくさん集まるので、開催時にどのアーティストがどの会場に適正(ちょうどいい)か判断することが非常に難しいです。それぞれ会場のキャパシティは違うから、その振り分けはとても大切になってきます。
例えば、普段は数百人程の会場でライブを行っているアーティストが、シンクロ二シティでは倍以上の会場で入場規制になったり、新人アーティストが想像以上にお客さんを集めたりということがよくあります。その逆も然りで、ワンマンで大きな会場をソールドアウトできるアーティストが、シンクロ二シティだとなかなかお客さんが埋まらないということもあります。それは会場によって人数の偏りができているということで、入場規制の大きな原因になります。
それに随分頭を悩ませてきましたが、今では公式アプリがそれを助けてくれます。皆さんが ❤️ マークをつけてお気に入り登録したアーティストが、観たいアーティストの数、組み合わせなど、すべて一覧で可視化されます。それによって会場の適正化ができ、快適なフェスをつくることができます。タイムテーブルは「誰がどの時間帯に出演するか」だけではなくて、「だれがどこに出演するか」もとっても大切になってきます。だから、みんさんからいただいた回答は、タイムテーブルをつくる大きな手がかりになっています。
その裏側では
何よりも優先しなければいけないこと
いよいよここから、実際のタイムテーブル作成の本番って言ってもいいかも知れません笑。ということで、何にも増して優先させなければ行けないことについてお話しておきます。
フェスやイベントで言うステージ制作という部分になるんだけど、何よりもまず優先させなければ行けないのは、アーティストのスケジュールやメンバーやサポート、スタッフの被りです。シンクロニシティでは、この被りが非常に多くて、タイムテーブルの作成でもっとも苦労する部分です。
アンケートなどを踏まえて、ここは本当は被らせたくないのになぁがめっちゃ起こるところで、やむを得ずというのがよくあります(皆さんからの指摘がすごく分かる部分)。
発表までのスケジュール
タイムテーブル発表まではこんな過程がある
シンクロニシティのタイムテーブルがどんな風に作られているか、ざっとお伝えしておきます。タイムテーブル着想から発表までざっと一ヶ月(30営業日)。実は結構時間かかるんです。。。
最終ラインナップ確定
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仮タイムテーブル組(2〜3日)
タイムテーブルのイメージづくり。ここはまだ夢があるので、タイムテーブルづくりで一番楽しいとこ笑。
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アーティストの制作確認(3〜4日)
アーティストスケジュール、メンバー&スタッフの被り等の確認。ここを踏まえてタイムテーブルを作っていきます。
(ここで一気に現実的になってきます笑。)
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仮タイムテーブル組(2〜3日)
アーティストスケジュールを踏まえたベースタイムテーブル。ベース固め。
(最初に描いたタイムテーブルのイメージが崩れ去ります笑。)
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アンケート(2〜3日)
アーティスト被りや入場規制対策を考えた来場予定者へのアンケート。
(ご参加ありがとうございました!)
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アンケート集計(2日)
ここがめちゃくちゃ大変で、1日徹夜してるくらいなので、残業踏まえると実質3日はかかってるらしい笑。
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仮確定タイムテーブル組(3日)
アーティストのヒアリング、お客さんからのアンケート集計を踏まえた仮確定タイムテーブル組。ほぼ確定のタイムテーブルとなるので、慎重に決めます。一度調整が必要になると、単に入れ替えるだけでは調整できず全てが崩れるので、パズルのように組み替えなければいけないんです。。。
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各種確認(3日)
アーティスト、会場、制作チーム内での確認。ここで問題なければ、スケジュール通りに進行します。タイムテーブル発表が遅れているときは、ここで何か問題が発生していると思ってください笑。
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調整(1日)
修正があった場合は、タイムテーブル調整。これがないように本当いつも祈ってます。待ってる間はハラハラです。
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最終確認(2日)
修正を踏まえたタイムテーブル確認。
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デザイン(2日)
発表用タイムテーブルのデザイン。
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最終確認(1日)
発表タイムテーブルに誤植等がないか入念にチェックします。
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各所へタイムテーブル発表の連絡(発表2〜3営業日前)
発表タイムテーブルを各所に連絡、公式サイトや公式アプリの発表準備、プレスリリース等を行います。
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タイムテーブル発表
いまこのへん
ということで、、、今は上記の「アンケート集計」終盤なので、ここから発表までは、休日踏まえるとざっと20日弱程でしょうか。概ね一ヶ月前の発表を目標に急ピッチ頑張っている感じです。もちろん今日(この3連休)は休日返上です笑。
タイムテーブル発表っていつ?
今日、概ね皆さんからいただいたアンケートの集計を終える予定です。そして、アーティストからの各種条件、お客さんからのアンケート結果を踏まえ、ブッキングチームで2〜3日かけて、皆さんにとってより良い形を目指して仮確定のタイムテーブル組を組んでいきます。ここでほぼ決まるので、各種条件やアンケート等との調整をしながら慎重に組んでいきます。実際いちばん大変なとこです。
そして、来週早々にアーティストや会場、各制作スタッフまで確認を行い、スムーズに進めばスケジュール通りに、調整が必要だったら発表が後ろ倒しになります。ここは発表までのスケジュールが大きく変わってくるところなので、調整が必要にならないよう慎重に進めつつ、なおかつ、調整が必要にならないよう祈りつつ進めていきます。
アーティスト数が多いので大変ですが、開催一ヶ月前(3/13前後)の発表を目標にタイムテーブル作成を進めています。皆さんの期待に少しでも応えられるよう全力を尽くして頑張っていきますので、どうぞハラハラドキドキ楽しみにしていてください!
『SYNCHRONICITY'24』概要
最後に概要をまとめておきます!
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