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「指名されるデザイナー」になるために身につけたい6つのスキル

若手に限らずデザイナーが、「この人に任せたい」と思われる存在になるためには、技術と思考できる領域を拡張していくことが必要だと思っています。

この記事では、主に若手デザイナーが、「頑張る」以外に何を意識すると良いか?「指名されるデザイナー」になるために、どういったスキル(思考、技術、姿勢)が求められているのかを書いてみました。


1. ビジネス視点を意識する

事業目標への興味を持つ

自分のデザインが「どうやって会社やサービスの目標達成につながるのか?」といった視点を少しずつ持ってみましょう。
売上やユーザー満足度など、具体的な目標にどう貢献できるかを考えることは、自分のデザインが「なぜ必要か」を考えるきっかけにもなります。
RAKSULでは、事業OKR、プロジェクトOKRを『個人OKR』に紐づけて目標設定を行い意識できるよう促しています。

会社全体の方向性を意識する

経営メンバーや事業責任者が考えていることに少しでも関心を持つと、デザインの提案も的確になります。
会社全体の方向性を加味したプロダクトの改善提案、マーケティング施策の提案が出来るようになります。
会社の長期ビジョンやブランドについて少しずつ理解を深めることで、結果として「任せたい」と思ってもらえるようになります。

2. ユーザー視点(顧客視点)のデザインを意識する

ユーザーテスト、リサーチやフィードバックを活用

ユーザーのことをしっかり理解するために、ユーザーテストやカスタマージャーニーマップなど、リサーチは大切です。
デザイナーは、顧客への提供価値やプロダクトの改善点への説明が求められます。
自分のデザインが「何を解決しているのか」を確認しながら、デザインに反映する姿勢を持つと、説得力のある提案ができるようになります。

データを活用する

データを使って「デザインの意図」を説明できると、事業責任者やエンジニアにも納得してもらいやすくなります。
アクセスログやユーザー行動の傾向などの事実情報を分析して、改善案に活かすことも効果的です。

3. 開発視点を意識して、エンジニアと気持ちよく仕事をする

技術的な視点を理解する

エンジニアと協力していくためには、開発プロセスや技術的な制約をデザイナーが理解することが必要です。
UIコンポーネントや開発フレームワークに関する知識を持つことで、効率的に開発できるデザインを提案できます。
「これを実現するのにどれくらいの労力がかかるか?」など、エンジニアに相談しやすくなると、お互いにとって負担の少ないプロダクト開発、デザイン設計につながります。

相手の意見を大切に

自分のデザインを通すことだけでなく、エンジニアの提案や意見に耳を傾けてみましょう。
開発側の視点でアプローチすることで、システムの拡張性やメンテナンス性などが考慮された、より良いアイディアが生まれます。

4. 主体的に、柔軟に対応する姿勢

主体的に行動する

自分からプロジェクトの状況を把握し、課題がありそうな部分に先回りして動けると、「この人なら安心」と思ってもらいやすくなります。
頼まれいなくても、先輩や上長、仲間の困りごとへの意識が重要だったりします。

柔軟な対応

特にIT系事業会社のプロジェクトは変化が多いです。
思い通りにいかないこともありますが、柔軟に対応する力をつけるとプロジェクトが進みやすくなります。
小さな失敗、改善を重ねながら進めることで、最終的に良い成果につながります。

5. 自分を磨き続ける、勉強し続ける姿勢

フィードバックに素直に対応する

自分のデザインについてのフィードバックは成長のチャンスです。
他の人の意見を柔軟に受け入れ、改善点に活かすことで「次もお願いしたい」と思われるデザイナーになれます。

新しい知識やスキルに触れる

IT業界において、デザインのトレンドやツールが常に変わります。
新しい知識をキャッチアップし、デザインや作業の改善に役立てることで、チームや事業責任者からも一目置かれる存在になれます。

6. クオリティと生産性を両立させる

成果物のクオリティを担保する

デザインのクオリティを常に意識しながら、安定したアウトプットを出すと信頼が得やすくなります。目的を達成する、成果を伴ったデザインができれば、周囲からの評価も自然と上がります。

リソース管理と効率化を意識する

プロジェクトの納期を守ることが大切です。
限られた時間とリソースをうまく活用することで実現しましょう。
作業を自動化するなど、重要な工程に集中し、プロセス全体の効率化を図ることで、次回以降、同じ案件を担当する際のクオリティアップと生産性向上が望めます。


最後に


1から6まで書いてみて、なんとなく思ったこととして、6、5、4、3、、といった逆順で意識されている人が多い印象があります。
そう考えると、「1. ビジネス視点を意識する」が、最後になってしまいます。難易度として、最も高いからかもしれません。しかし、世の中で活躍されている多くの優秀なデザイナーの皆さんは、総じてこのビジネス視点に強みを持ってらっしゃる方が多いです。
僕自身、これらを実践し少しずつトライ&エラーしている最中です。引き続き、信頼されるデザイナーへと成長していきたいと思います!


RAKSULは、主体性を持って事業へチャレンジしたいデザイナーにとって最適な環境だと思います!ご興味ある方、お気軽にメッセージください!^^

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