和泉 純一|RAKSUL VP of Design

RAKSULでデザインマネージャーをしています。これからのプロダクト(産業)とデザイン組織を一緒に作ってくれる仲間を探してます。ご興味あれば、是非お気軽にご連絡ください!副業(株式会社KX)にて茨城県カシマの地域創生をお手伝いしてます。ex. DeNA

和泉 純一|RAKSUL VP of Design

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最近の記事

デザイナーに求められる柔軟な思考とは?

デザイナーとして成長するには、技術的なスキルだけでなく、思考の質を高めることが必要だと思います。この記事では、思考を柔軟かつ効果的にするために、普段、自分が意識していることを書いてみました。 1. 短絡的な結論を避けるデザインの課題やユーザーの意見に対して表面的な理解で判断するのではなく、「なぜそうなのか」を掘り下げることが大切です。リサーチやペルソナ分析を通じて、背景や文脈を深く理解する姿勢が重要です。 例えば  「このデザインは使いづらい」と言われた場合、感情的に反発

    • 「指名されるデザイナー」になるために身につけたい6つのスキル

      若手に限らずデザイナーが、「この人に任せたい」と思われる存在になるためには、技術と思考できる領域を拡張していくことが必要だと思っています。 この記事では、主に若手デザイナーが、「頑張る」以外に何を意識すると良いか?「指名されるデザイナー」になるために、どういったスキル(思考、技術、姿勢)が求められているのかを書いてみました。 1. ビジネス視点を意識する事業目標への興味を持つ 自分のデザインが「どうやって会社やサービスの目標達成につながるのか?」といった視点を少しずつ持

      • CVR(購入率)を向上させるUXライティング「実践から得た7つのポイント」

        1. はじめに良い文章(コピー)は、UIとしてユーザーにとって心地よい体験を提供します。 そして、ECサイトのボタンひとつの文章(コピー)が、CVR(購入率)に大きな影響を与えることがあります。 この記事では、RAKSULのプロダクトデザインでの実践からBefore Afterをご紹介しつつ、UXライティングについて解説したいと思います。 2. UXライティングの基礎原則「シンプルさと明快さ」「一貫性」「共感と人間らしさ」が、基礎原則として挙げられます。複雑な言葉や曖昧な

        • RAKSUL DESIGNの現在地 2024年秋

          RAKSULでデザインマネージャーをしている和泉です。 デザイン組織の取り組みや、目指している姿について書きました。 弊社に少しでも興味を持っていただいている方に、読んでいただければ嬉しいです。 Q1. RAKSULのデザイン組織は何をしているチームですか?ひとことで言うなら『デザインとテクノロジーで、事業と組織の目的達成・課題解決をするチーム』です。 RAKSULという会社の成長と、主に印刷、集客支援などを行なっているラクスル事業の成長と、国内外における新規事業など、領

          費用対効果(ROI)について、ノベルティグッズ制作を事例に考えてみた

          費用対効果の説明が難しいと感じている方の参考になれば幸いです。(この記事はRAKSUL DESIGNのメンバーに向けて話した内容をリライトものです。) こんな人にオススメ クライアントや上司に対して費用対効果を説明する必要がある人 イベントでのノベルティ効果を検討している人 採用イベントにて来場者400人に配るノベルティグッズ(1本120円のボールペン)を配布することによる費用対効果って?採用イベントで来場者400人に1本120円のボールペンを配布することによる費用対

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          言葉でより良い体験をデザインする

          デザイナーとしての業務を通して、言葉を適切に使用することで、より良いユーザー体験を提供できるプロダクトやサービスのデザインにつながると感じています。(この記事はデザイン組織のメンバーに向けて話した内容をnote用にまとめたものです。) こんな人にオススメ UIUXデザインに興味ある人 メッセージや説明に苦手意識を持っている人 頑張っても相手からの反応が薄いと感じる人 例えばこんな場面で… ▼企業名やサービス名などの表記 「RAKSUL?ラクスル?」 「ipho

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          2023年のRAKSULにおけるデザイン経営への取り組みについて振り返り

          2023年最後の日に、個人的な振り返りとしてこの記事を書いています。 今年1年、自分がやってきたことを振り返り考えてみると、RAKSULにおけるデザイン経営をテーマに、全社横断プロジェクト、ブランディング、プロダクトデザイン、デザイナー育成とマネジメント、中途デザイナー採用とオンボーディング、RAKSUL初の新卒デザイナー採用と、幅広い領域で大きな裁量を持ってお仕事(デザイン)してきました。 期初に掲げた上記の項目、すべてにおいてチャレンジは出来たかなと。 経営にデザイ

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          RAKSUL DESIGNの現在地(2023年秋)

          こんにちは、RAKSULでデザインマネージャーをしている和泉(ジェイ)です。 先日、社内インタビューを受けて回答した内容を元に、最近のRAKSULにおけるデザイン組織での取り組みや、目指している姿などについて書いた記事になります。 Q1. RAKSULのデザイン組織は何をしているチームですか?デザイン組織として目指しているビジョンに当てはめて回答をすると、RAKSULという会社の成長と、今だと主に印刷、集客支援などを行なっているラクスル事業の成長と国内外における新規事業の

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          ビールを飲みながらノンデザイナー向けにヒューリスティック評価をテーマとしたデザイン勉強会を実施した話

          こんにちは、RAKSULでデザインマネージャーをしている和泉(ジェイ)です。 今回は、社内勉強会として実施した『ノンデザイナー向けデザイン寺子屋』その備忘録というか2回目以降のレポート記事を推奨するために、まずは自分で書いてみようという記事になります。 勉強会の目的と背景デザイナー職以外のノンデザイナーでもヒューリスティック評価とかユーザビリティテストなどが使えるようにユーザビリティの基本原則、評価する際の参考となるUIについて理解してもらえればなと。 そして、あえてオ

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          副業デザイナーによって急拡大させたハイブリッドなデザイン組織について

          こんにちは、ラクスルでデザインマネージャーをしている和泉(ジェイ)です。 2022年2月時点で10名程度だったデザイン組織を、正社員採用から副業デザイナーの採用に振り切ることで、半年で30人以上の組織へ急拡大させた経験から、 プロダクト開発と組織開発の両軸において、上手くいったこと 逆に苦戦したこと、今後の課題とチャレンジ について書きました。 はじめにRAKSULにおけるデザイン組織の現在地 元々は事業ごとにデザイナーを採用していて、多くて2名ほどで、スタートア

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          副業をキッカケにRAKSULへ転職して3ヵ月間の試用期間が終了したのでご報告

          10年間お世話になったDeNAを退職し、2022年2月よりRAKSULへデザイナー職で入社して無事に試用期間を終えた和泉(ジェイ)です。 転職に際して、採用関係、同僚の一部から人事職じゃないの?といったお声をいただいていたこともあり、改めてRAKSULへの転職の経緯と入社してからやってきたこと、これからの展望をご報告したいと思います。 自己紹介デザイン事務所で10年、ITベンチャーで3年、大学講師をしながら、さまざまな分野でのデザインを経験し2011年からDeNAにてMo

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