スパイスカレー

先月は次男がマドモアゼル愛先生の動画を観て、夕飯の担当の際にスパイスカレーを作ってくれた。
梅雨がまだ抜けない鬱陶しい日々なので、今夜は私がスパイスカレーを作ってみた。

梅雨の不快さを吹き飛ばすおいしいスパイスカレーの作り方 (youtube.com)

プリコラージュ的に、できるだけ家にあるものを活用していきたいので、どうしても必要となるトマトとコリアンダーとクミンは買ってきた。

私も愛先生と同様に調味料等はいつも目分量で行うので、愛先生の小匙何杯ではなく大体このくらいという表現が実に心地よい。また、私もカレーにはいつも隠し味で味噌を活用していたので嬉しいものを感じた。

私がはじめて愛先生のスパイスカレーを作って感じたポイントは以下の3点かなと思う。
・トマトの汁をなくすまで焦げないよう炒める
・野菜にスパイスを加えてからも焦げないよう炒める
・煮込んだカレーを寝かせて見守る

私も今迄、カレーにトマトを入れることがあったが、トマトの汁がなくなるまで炒めたことはなかった。
感覚的にはトマトの水分が蒸発して濃厚な味になるように思うが、それだけではないものがあるように思う。

隠し味の味噌以外に米麹、バター、ココナッツオイル、バナナ等も加えてみた。家にはカルダモンの粒しかなかったので、それを砕いて入れたので、それが気になる家族もいるかもしれない。

私は外でカレーを食べると、大抵は油の影響で下唇が腫れるので、カレーは好きだが、外食でのカレー屋には躊躇してしまう。

愛先生の動画の最後に、物事を見守るということの大切さを語られていた。
カレーの仕上げのみならず、子育てにおいても何もせずに意識を向けるということは、理屈ではなくそこに変化を促すように思う。

梅雨空やチキンカレーに米麹