トランジットと大アルカナと夢分析と
天体のトランジットの動きは、星読みをされる方のSNSを時々、見たり、大きな節目に重ねて読んだりしているぐらいで、自分のネイタルチャートと天体のトランジットを日常的に重ねて読むことは、なかなかできていない。
天体のトランジットのエネルギーは、同じように一人一人に働くが、そのトランジットの天体がとネイタルチャートのどのサインに居るのか、どの惑星とどのようなアスペクトを形成しているかで一人一人への影響は異なってくる。
さらに言えば、その人が惑星を意識して生きているかによっても大きく左右されると言われている。
トランジットの天体で意識するのは、速度の遅い火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星と言われる。
最近のトランジットの惑星とネイタルチャートを眺めた時に気がついたことを自分自身で意識するために以下にまとめてみた。
以下、トランジットは最初にT、ネイタルはNと記載。
① T魚座土星とN乙女座冥王星(7室)が180度
⇒7室乙女座冥王星の再生のエネルギーが土星という家長性の強い我が家
の風土を家内を巻き込み継続して緊張感、軋轢を生んでいる
② T木星とN牡牛座水星(3室)が合、N蠍座海王星と180度(9室)
⇒物語を読んでその主人公と一体となる感覚が強くなってきている。
潜在意識の扉と言われる夢分析、タロットカードへの関心が強まり、そ
こから自分自身への象徴性のメッセージを受けとめようとしている
③ T天王星がN牡牛座太陽とゆるく合
⇒T天王星とN獅子座天王星(6室)で形成されていた90度からは離れてき
たことで健康面では安定しつつあるが、来年はT天王星はN太陽と合とな
るので劇的な変化が現れるかもしれない
トランジットでは0度、90度、180度を意識すると言われているが、チャートを見たその時々で惑星のどのアスペクトを意識して受けとめていくのかというところが重要である気がしている。
最近、始めたタロットカードも大アルカナというカードは22枚から構成されるが、それぞれのカードが10の惑星と12のサインと関係しており、とても興味深い。
カードと向き合う姿勢は、ホロスコープと向き合う姿勢と同じで、そこに何か計らいや不信感、必要以上の囚われはなくすということが肝要であるように思う。
22枚のカードの要素もホロスコープの惑星と同じように、誰の中にも働く要素で、その時の自分自身の意識が引くカードが、夢を通して意識する象徴としてのメッセージとも重なるように思う。
1年前から始めた夢日記。先月からは、10年以上、置いたままになっていた厚い自由日記を活用しはじめたが、空白が多く、夢のイメージが流れやすいように思う。
また、以前から気になっていた絶版になっているマドモアゼル愛先生の「夢占い大全」を入手できた。
夢占い大全 / マドモアゼル・愛【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア (kinokuniya.co.jp)
夢であらわれた象徴されるものをキーワードとして引いていくことになるが、そこでも1つのキーワードでもその状態や解釈でも象徴される内容が異なってくるのが興味深い。例えば「高い所」で象徴されるのは上昇気流に乗ってまっしぐらという吉のようであるが、そこから派生する屋上、観覧車となると少し意味合いが変わっていく。
また、両親を道案内をしている状態で、象徴するキーワードを両親とするか道とするか案内とするかでも変わってくる。
よく仕事の上司や同僚と、新幹線に乗る夢をみる。
新幹線のキーワードからも駅、スピード、線路、乗るというキーワードに派生していく。実際に新幹線に乗るということは物事が進むことが象徴されているようだが、新幹線に乗っている目的や自分自身の精神状態等の要素も複合的に関連してくるように思う。
そういう意味でも夢分析で、夢の何を自分へのメッセージの象徴として受け止めるのかということがポイントになりそうである。
何となく1年続けて、起きたら夢の内容は何等か、書けるようにはなってきたが、そこから象徴するメッセージを引き出すということは、まさにタロットカードの感じとも重なりそうな感じがする。
3年前から学んできたホロスコープ、1年前からはじめた夢分析、そして最近出会ったタロットカードが、自分の中で複合的に深層的に入りこんできたという感覚がある。これもネイタル3室牡牛座水星とトランジットの木星が合であることが後押ししているのだろう。
冬の旅終はるレンズの蓋閉めて
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