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損する生き方

先日のマドモアゼル愛先生の「損する生き方」という動画はとても染み渡るものがあった。「損する生き方」という言葉の意味合いは受け止め方が分かれる内容かもしれない。

「損する生き方」を別の言い方で表現すると、陰徳を積む、謙虚に生きる、
困難を受け入れていく、素直になる、自己中心的にならない、弱い立場の人に寄り添うこととも相通じるものがあるように思う。

https://youtu.be/z6a5i0stXt4?t=30



先日の加藤諦三先生のメッセージである「幸福を捨てる」という内容とも重なる。
幸福を捨てる|junchan (note.com)


また、「損する生き方」というには、意識して行う場合と、結果として受け入れていく場合とがあるように思う。

制限と軋轢の連続である私は、どちらかと言えば後者の場合が多い。
支配力の強い父との軋轢は、魂のレベルで言えば、そんな父を私が選んで生まれてきたという見方もできなくないわけだが、そんな父と縁を切るとは思わず60年以上向き合ってきた。

10代に自律神経の病気となり部活動もできなくなり、受験、卒業式にも参加できなかった。その後、手術をしても完全治癒せず、まさにその頃は八方塞がりの状態で何故、自分ばかりうまくいかないのだろうと悶々としていた時期があったが、その状況を受け入れていくしかないという感じであった。

40代から苦情処置の業務を行うようになり、毎日、苦情品が返送され、顧客にお詫びの報告書を作成するという受け身の業務を続けていく中で、やや鬱的になり、何度か会社を退職しようと思っていた時期があった。

60を過ぎてから次男が引き籠るようになり、精神状態に変調をきたした。
次男の変調は言うまでもなく次男の問題というより、家族関係に由来すると受け止め、家内ともかなり話し合った。ネイタルチャートのパートナーシップに関連する領域が7室(乙女座)であり、そこに月星座と冥王星があるため、胸の疼きを伴うような展開となった。

前者の意識的な場合としては、定年過ぎて賃金は驚くばかり下がったが、現実的に働き続ける必要もあり、自分のもっているものを少しでも後輩に伝えていこうという気持ちで、苦情処理業務や品質保証の業務を前向きに行うよう意識してきたことがある。
また、日常的なこととしては、毎朝の神棚と仏様へのお祈りとトイレ掃除等

マドモアゼル愛先生は「損する生き方」を何でも良いから何年が続ければ、執着がなくなり、生き方が月並みではなくなり、自分がなくなり、生きるのが楽になっていくと語られていた。

生き方が月並みではなくなるということは、月星座の働きがなくなっていくということであり、結果として太陽意識で生きることに繋がっていくのだと思う。



なだらかな坂を駅まで春夕焼








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