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水星の2つの要素


マドモアゼル愛先生のメンバー向けの動画で、水星の2つの要素に関して語られていたが、私においては衝撃的な内容であった。

水星は学習、コミュニケーション等を司るが、ホロスコープでは双子座と乙女座という2つのサインの支配星。双子座は風のエレメントであり、乙女座は地のエレメントと異なる要素。
水星のエネルギーの中には、この2つの要素が含まれている。
双子座的な要素の水星においては変化、乙女座的な要素の水星は継続性の働きがある。

水星は、他の惑星との連携や神経の伝達機能にも大きな影響をしているとのことで、水星の機能が妨げられると、話し方や身体の動きが滑らかにいかない。
事実として父とのやり取りはいつもエネルギーが奪われる状態で緊張の連続であり、水星の双子座要素が阻害されたことで自律神経系の障害になったことがとても腑に落ちた。
そして野球やテニス、ボーリングなど私の身体の使い方はいつもぎこちなく、滑らかに体を使う人をうらやましく思っていたことも納得させられた。


私のネイタルチャートでは4室双子座に惑星はなく、7室乙女座には月と冥王星がある。
7室というパートナーシップや親しい関係性の領域での水星の働きは、地のエレメントらしく計画的に物事を進めていく、そつのないコミュニケーション能力というイメージであるが、それが月星座の存在により他者とのコミュニケーションには神経的に緊張が走り、自然な感じで向き合えることは少ない。
仕事は大半が他者とのコミュニケーションが大きく占めているため、結果的に仕事がうまくできず、自己嫌悪を繰り返してきた。
月星座以外の惑星を使って、何とか40年仕事をしてきたが、やはり本質的には仕事は苦手で無理をしてきたというのが実感としてある。
今回の動画を聞き、牡牛座、乙女座、山羊座の地のグランドトラインという
視点で改めて自分を見つめてみると、11室という友人関係の部屋に山羊座
土星があり、7室のパートナーシップの部屋に乙女座月があり、やはり人間関係での学びが私においては大きなテーマであることに気がつかされた。

水星の双子座要素である「変化」が大切だという点は、俳句や写真、ブログを続けてくる中、とても実感として変化の大切さを感じている。
それも他人の評価や他人との比較というところに行ってしまうと、その変化が月並みなものとなり、もの真似の変化で本質的に変化しているとは異なるのではと思う。

俳句は言いたいことが言えない詩であり、短い五七五という形式の中に切れを含めることで、読み手を裏切るようなイメージの飛躍、変化を生じさせる。
写真もそうで、その写真を見る側に、物語性、情緒を感じさせるような余白はとても大切だと思う。それが計らい過ぎてしまうと、それが目についてしまうという点もあるが。

いよいよ来週、私の3室牡牛座の太陽と5度離れた場所で木星と天王星が合になる日に引越をする。
引越を決めるまで、実に様々な葛藤と軋轢で二転三転とジェットコースターのような日々を経過した。

まさに私の目に見える現実においても大きな変化を迎えつつある。



葉櫻に住み慣れた街離れけり

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