もりのは地域メディア運営から1年。立ち上げた想いや今後について。QAも掲載!「何回見られた?」「お金どこで取ってるの?」
はじめまして!流山おおたかの森 & 柏の葉キャンパスの近隣エリアをまとめている「もりのは」の、いわゆる ”中の人” をしてます。
いつもWEBサイトをご覧いただいている方、直接お会いいただいた方、SNSで絡んでいただいている方、ありがとうございます。
もうびっくりするほどに暖かい方々ばかりで、飽き性な僕がここまで続けられているのも皆さんのおかげです。2021年3月に「もりのは」を立ち上げて、気づけばもう1年以上も経っていました。(書いてる今は2022年7月です)
今日はあらためてご挨拶の意味も込め、
どんな想いで「もりのは」を作ったか?
今後どうしていくのか?
このあたりを書いてみようと思います。
柏の葉キャンパス・流山おおたかの森に住んでみた5年間
この地域に来たのは、起業を決め、引っ越し先を探していた5年ほど前でした。
僕自身、子どもの頃に豊四季や柏に住んでいた時期もあったのですが、その近くにオフィス(KOIL)までできてる!?じゃあ見に行ってみようか〜と降り立ったのが柏の葉キャンパス。
改札を出た瞬間にテンション上がりすぎて、3分もしないうちに郵便局の隣にある不動産屋へ飛び込んでいました。
その後は実際に柏の葉やおおたかの森で生活して、KOILのコワーキングで仕事もして、日々の中で ”街” だけでなく、”人" の魅力も大きく感じました。
田舎といった感じはもちろん全く無い。だからといって、都心のガツガツしたベンチャー感ともまた違う。
個人的な印象ですが、これからの時代の変化に対応していける聡明な、かつ柔軟な考え方をできる人が沢山いる。そんな印象を持っています。
ちなみにこの1年、守谷、柏駅、南流山まで様々な方にお会いさせていただいてますが、すごい方が本当に多い!
そのうち近隣の方々と協業して1つのものを創り上げたり、特産品を日本一にすべくアイデア持ち寄って頑張ってみたり、みんなでテーマを決めてメディアを作り上げてみたり、大いにアリだな〜と妄想することもあります。
夢とかじゃなく実現可能だろうし、こういうの考えてるとワクワクしてくる!
もりのはを作った想いと経緯
柏の葉→おおたかの森へ引っ越して1年ほど経った頃。
快適な生活を送りつつも、もしかしてこれって地域の課題なんじゃないかな?そう感じたこと。
それが ”情報” でした。
「こんなお店できたなら早く知りたかった!あんな子ども向けイベントあったなら行きたかった!」など、調べているつもりでも情報キャッチしきれないことが何度か続いたんですよね。
新しいお店もどんどん増える。
イベントも、ショッピングモール以外で個人主催の魅力的なイベントも数えきれないほどある。
こんなに "街" も "人" もスピード感もって変化しているのに、もしそんな "情報" がうまく広まっていないとしたら…あまりにもったいない!
あとでアンケートを取らせていただいてみると、もっと知りたいと感じている方も多かったようです。
↓
僕自身、本業でも集客や認知度アップなどをやっていることもあり、
こんな何かやれるんじゃないかというワクワク感。そう思い立った日、もりのはを立ち上げました。
運営のスタンス
県や市という線引きはせず、 "人" を中心に考えた、利便性の上がるような情報源を目指したいと思いました。
とはいえ僕自身が求める情報だけ発信していると、それは単なる独りよがり。地域貢献や皆さんのニーズを満たしたことにならない。
会った人には「生活しててどんなことが知りたい?何が足りてない!?」としつこいほど聞いたり。SNS上でもたまにアンケート実施させていただきました。(回答ありがとうございました!)
今もりのはに「エリア別閲覧機能」などあるのも、こういった皆さんのご意見あってこそです。
あと特に力を入れていたのは新店情報。
店舗オーナーの方々は、今のような時期でも出店して街を活気づけてくださっています。オープン初期の周知・集客サポートになればと思い、新店情報は積極的に出すことを心がけています。
マンパワーの関係で全ては網羅できておりませんが、南流山、江戸川台、柏駅、守谷など徐々に広げています。
約1年でどんな人に閲覧された?
"人"と"情報"をつなぐ目的をどれだけ果たせたか、指標として「もりのはホームページ」直近1年間の閲覧数や傾向をご紹介します。
【A】直近1年の閲覧数
『2021年7月1日〜2022年6月30日』
1年間の合計:2,161,723PV
グラフは2021年7月をスタートとし、毎月分を足して積み上げたものです。
ここ半年は、毎月20万〜35万PVほどとなっています。
【B】閲覧ユーザー数
『2021年7月1日〜2022年6月30日』の閲覧ユーザー
合計: 999,126
(流山:127,981 柏:117,365)
他の全国地域に対して、興味喚起を行えた背景
柏の葉やおおたかの森ってどんな街?と気になった人が調べそうな情報を、先回りして掲載。
テレビや雑誌などで、全国の方が気になった情報を調べるときに、お店だけでなく地域そのものの魅力まで閲覧できる導線を作り、地域アピール。
【C】年齢層や男女比のユーザー属性
この計測においては、25歳〜44歳という世代が過半数を占めています。
【D】フォロワー数(SNS)推移
2022年6月30日時点
ツイッター:3,471
インスタグラム:3,175
LINE公式アカウント(メルマガ):2,425
合計:9,071
ポイントをまとめると、下記となります。
直近1年のホームページ閲覧は約216万回(PV)。ツイッターとインスタグラムが誰かの目に入った回数(インプレッション)まで足すと1000万回前後となります。
流山からの閲覧ユーザーは約12万7千。
柏からの閲覧ユーザーは約11万7千。
流山と柏以外では、約78万のユーザーにこの地域情報が閲覧された。
こう振り返っていると、近隣にお住まいの方だけでなく、日本全国にも少しはアピールできたかな…?とちょっと嬉しくなりました。
地域活性化のためにやってみたこと一部を紹介
【1】インスタで情報拡散のサポート
インスタグラムを見ていると、個人で英会話やヨガイベントを主催したり、マルシェを開催したり、素晴らしい取り組みをされている方がたくさんいます。
しかしそれも、その方ご自身のフォロワーさんにしか情報が届いてないとしたら…。「知ってれば行ったのにー!」という昔の僕と同じことを感じてしまう人がいるかも。
そんな機会損失は本当にもったいない!と思い、宣伝サポートとして、もりのはアカウントで情報拡散をしています。
利用いただいている皆さまのエリアは、野田、江戸川台、初石、流山市役所周辺、南流山、柏の葉、柏駅、松戸など様々。
お菓子屋さん、作家さん、飲食店、クリニック、保育園、野球チーム、ネイルサロン、ヨガ教室など繰り返しご活用いただけています。
「拡散してもらって、イベントが初めて即日満席になったよ!」とテンション高めにご報告いただけるなど、こちらもすごく嬉しかったです。
また、地域を盛り上げようと頑張っている方こんなにもいるんだ…と知るきっかけでもありました。住んでいる街を良くするのは1人1人の行動と思っているので、さらにこの地域が好きになりました!
フォロワー数がゼロでも、もりのはフォロワーに向けて情報を届けることができるので、個人事業やイベントなど周知したい方は「#モリノハ」タグ付けを利用してみてください。
完全無料で約1年、今日も続けています。
【2】「流山市テイクアウトデリバリー応援事業」のマップ作成
流山市で、対象店でテイクアウト最大3割引きになる期間が何度かありましたよね。『在宅推奨』『親のお財布にも優しい』『飲食店さんの応援にもなる』嬉しい制度でした。
一方、その時期に感じたことがありました。
あまり認知されていないかも。(少なくとも普段話す知人が誰も知らなかった)
当初、対象店や住所がテキスト掲載のみだったため、僕自身お店を調べて把握するのが大変だった。
利用していない人がこれだけいるなら、情報を広めつつ、利便性も高めてあげれば利用者も増えるはず…
パッと見てわかる地図を作って拡散すれば、流山市在住の方はもちろん、近隣からも利用者が増えるんじゃないか。そう思って対象店舗マップを日々更新&シェアしてました。
結果、こちらのマップは【11万回以上】閲覧される嬉しい反響をいただくことができました。
柏、野田、守谷の方々にも反応いただけていたので、皆さんが自粛しつつも食べる楽しみが増えていたり、飲食店さんの売上アップにつながっていたなら嬉しいです。
『そのマップ使ってたよ!』って方がいれば是非教えてください♪ そういう反応いただけるのは飛び上がるほどに嬉しいです!
【3】集客・売上アップ・ブランディング・独立起業など何でも無料相談
こんな無料相談企画も、この1年ほど実施しています。
これまで30名弱、流山市、柏市、TXは守谷〜南流山までお声かけいただけました。店舗オーナー様、自治体関係の方、個人でイベント主催されている方、自宅で副業されている方などなど。
「どうすれば人を集められる?」「ブランディングやリピーターってどう作るの?」「お客様や売上をとにかく増やしたい」「自分もそのうち独立したいから話を聞いてみたい」など、様々な動機でお声かけいただけました。
以前取らせていただいたこのアンケートでも、集客に困っている方は多かったようです。
話してから数日後、
「1週間でフォロワーが3倍に増えた!」
「お客様や売上が目に見えて増えた!」
そんな嬉しいご報告もいただけました。
集客・売上をアップさせたり認知を広げるのって、コツを抑えるとあっという間に結果につながることもあって楽しいんですよね。
1つでも多くのお店や、イベント主催の方々の集客力が高まれば、 "潜在的にそれを求めている方々" の目に留まる機会も多くなり、 "地域に落ちるお金" も増え、さらに地域活性化につながると思っています。
事業者様だけでなく、個人で何かやってみたい熱い想いを持っている方など、引き続きこちらでお待ちしてます!
▼ 詳しくはこちらを ▼
売上は?利益ってどのぐらい出てるの?
まず前提ですが、一般的な地域メディアの収益化として、一例を挙げると以下のような方法があります。
お店をトップページに掲載で月**万円
求人情報出すなら*万円
ホームページ制作サポート**万円
もりのはに広告のような掲載が一度も無いことを不思議に思う方も多いようで、「どこでお金取ってるの?」とよく聞かれます。
飲食店オーナー様やイベント主催の方から「有料広告あるなら出したい」「ホームページ制作お願いしたい」など、嬉しいことにこれまで数十件お問合せいただきましたが一度も受けていません。
じゃあ自治体関係の仕事もらってるんでしょ?とも聞かれるけど、それもありません。
さっき11万回利用されたと言った『テイクアウト店の地図』も、地域の方々のお役立ちや、飲食店さんの応援になればと思い作ったものです。
仕事柄、Googleの広告分析や実験をよくやるため、その過程で雀の涙ほどはGoogle社から入ってきますが…
結論としてはもろもろ合わせると百以上(赤いほう)です。この話をすると「じゃあなんで続けてるの?」と言われるところまでがセットです。
なぜかお金目的という前提で聞かれることが多いんですが、僕としては単純にワクワク感で始めたのが大きくて、
そんな中、自分がなにか地域のためにやれそうなら、やらない理由は無いよね。と動機は充分すぎるほどありました。
あとは、お金を取ってしまうと、そこのアピールをしてあげるという「仕事感」が出てしまうので。そういうしがらみ無く、自由に、本音で運営していきたいのも大きな理由です。
「もりのは」って今後どうする?
事業者様やイベント主催者の方などから「広告掲載させてほしい」というお問合せも以前より増えており、このニーズにもお応えしたい気持ちもあります。
各事業者様がより目立ったり、地域イベントがさらに広範囲に周知されれば、市外・県外から集まる人も増えて。この土地に落としてもらえるお金が増え、より地域や事業者様への貢献にもなるはず。
あとは世の中どの仕事にも言えるんですが、健全に "価値" を生み出し続けたいなら、最低でも黒字ではいなきゃなんですよね。
資本主義の中で綺麗ごとだけでやっているとそのうち倒れるので、絶対に。(個人的にも経営者という立場から、赤でいつまでもやり続ける判断はしません)
ただ、もし広告費をいただくなら、事業者様側に多くの利益が出るやり方・仕組みを設計したい。やるなら、結果でお返しできてこそ意義があるので。
余談ですが、僕としては別で本業があって。それこそ対価をいただいて集客やブランディングを任せていただいてる、大切なクライアント企業様が数社あります。
クライアント様とともにお客様へ豊かな生活を届けるというミッションを持ちやっている仕事なので、その本業に影響が出るほど「もりのは」に時間を割くことができません。時間効率よく、何をどこまでやれるか引き続き模索していきます。
もし一緒に運営してくださる方が増えれば、カバーするエリアを広げるなど色んな選択肢も増えると思います。このへんは方針を決めたら、あらためて募集告知させてもらうかも!
ということで、もりのはスタートから約1年3ヶ月の振り返りでした。最後まで読んでくださって本当にありがとうございます。
感想やご意見などお待ちしてます!
今回の感想や、「もりのは、もっとこうしたら良いんじゃない?」などご意見あれば前向きに取り入れたいので、是非お願いします!
店舗オーナー様やイベント主催の方からも、「こんな仕組みがあると地域に周知しやすくて助かる」というご意見などいただけると、新たな仕組みづくりの候補になるため嬉しいです。
いただいたご質問で、皆さまに有益になるような内容があればあらためて共有させていただきます。
もし店舗オーナー様や個人事業者様から「こういう悩みがあって集客のやり方聞きたい」など希望が多ければ、オンラインで話しながら質問に答えるイベントなどもアリかも。
また集客ネタや、起業に関する話なども少しずつ出していこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします!
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