見出し画像

【マンガ】スーパーカーブームの火付け役「サーキットの狼」🐺世界で若者の車離れが止まらないワケ

サーキットの狼は、1970年代に池沢さとしによって、週刊少年ジャンプで連載された自動車漫画です。主人公の風吹裕矢は、ロータス・ヨーロッパを駆って公道やサーキットでライバルとのレースに挑みます。ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニなどの有名なスポーツカーが多数登場し、スーパーカーブームの火付け役となりました。

この漫画は、当時の若者たちに大きな影響を与えました。自動車に興味を持つ人が増え、スポーツカーの需要が高まりました。また、レーシングやモータースポーツにも注目が集まり、日本の自動車文化が発展しました。この漫画は、現在でも多くのファンに愛されており、関連グッズや映画化もされています。サーキットの狼は、日本の自動車漫画の金字塔と言えるでしょう。

1970年代に製造された有名なスーパーカーは、以下のようなものがあります。

  • ランボルギーニ・カウンタック:1974年に発表された、リトラクタブル・ヘッドライトとガルウィング・ドアを持つ、ランボルギーニの代表的なスーパーカーです。最高速度は300km/h以上で、スーパーカーブームの火付け役となりました。

  • フェラーリ・365GT4BB/512BB:1973年に発表された、フェラーリ初のミッドシップ・フラット12エンジンを搭載したスーパーカーです。1976年には排気量を5.0Lに拡大した512BBが登場しました。

  • ランチア・ストラトス:1972年に発表された、ラリー用に開発されたスーパーカーです。フェラーリのV6エンジンを搭載し、世界ラリー選手権で3連覇を達成しました。

  • ロータス・ヨーロッパ・スペシャル:1972年に発表された、ロータスのミッドシップ・スポーツカーです。軽量で高性能なFRPボディとルノー製の直4エンジンを組み合わせ、優れたハンドリングを誇りました。漫画『サーキットの狼』の主人公の愛車としても知られています。

¹: サーキットの狼 - Wikipedia
²: [サーキットの狼の影響力とは?]
³: サーキットの狼|無料マンガ|LINE マンガ

🚗1970年代のスーパーカーブームとは?

1970年代のスーパーカーブームは、日本の自動車文化に大きな影響を与えた現象です。その背景には、以下のような要素がありました。

  • 漫画『サーキットの狼』の人気:1975年から週刊少年ジャンプで連載された池沢さとしの作品で、主人公の風吹裕矢がロータス・ヨーロッパやポルシェ・911などのスーパーカーを駆ってレースに挑む物語です。この漫画は当時の子どもたちにスーパーカーへの憧れや情熱を燃やしました。

  • スーパーカー関連グッズの流行:漫画の影響でスーパーカーに関する様々な商品が発売されました。中でもスーパーカー消しゴムは大ヒットし、学校でレースをしたり、コレクションしたりする子どもたちが多くいました。他にもコカ・コーラの王冠、プラモデル、写真集、レコードなどが人気でした。

  • スーパーカー展示会の開催:スーパーカーの実車を見たいという子どもたちの要望に応えて、全国各地でスーパーカーの展示会が開催されました。東京や福岡などの会場には多くの来場者が詰めかけ、スーパーカーの写真を撮りまくりました。スーパーカーのエンブレムを盗むという事件も起きました。

  • スーパーカーを題材としたテレビ番組の放送:テレビでもスーパーカーブームに便乗した番組が製作されました。クイズ番組の『対決!スーパーカークイズ』やアニメの『マシンハヤブサ』『アローエンブレム グランプリの鷹』などが放映され、子どもたちの注目を集めました 。

以上のように、1970年代のスーパーカーブームは、スーパーカーに関する様々なメディアや商品が相乗効果を生み出し、日本中の子どもたちを熱狂させました。しかし、ブームは1978年ごろには一気に沈静化し、スーパーカー関連の業者やメーカーにも打撃を与えました。スーパーカーブームは、日本の自動車史に残る幻のような現象と言えるでしょう。

🚗あれほど人気だった若者のステイタス・自動車。。。現在の若者の車離れはなぜか?


さまざまな理由によって引き起こされている社会的な現象です。主な理由としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 経済的理由:若者の収入や購買力が低下し、車の購入や維持にかかる費用が負担になる。車の価格も新車や中古車ともに高騰している。

  • 都市化と交通インフラの変化:都市部では公共交通機関が発達し、車なしでも生活や移動が可能になる。駐車場やガソリンスタンドも減少し、車を所有するのが不便になる。

  • 環境問題への意識の高まり:車の排ガスや騒音が地球温暖化や大気汚染などの環境問題を悪化させるという認識が広がり、車に対する罪悪感が生じる。エコカーなどの環境対応車も高価であり、普及率が低い。

  • ライフスタイルの変化:若者の価値観や消費行動が多様化し、車に対する憧れや目標が薄れる。車は移動手段としてのみ見られ、所有する必要性が感じられない。インターネットやスマートフォンなどのデジタル機器に興味が向かう。

  • 新しい交通手段の登場:レンタカーやカーシェアリングなどのサービスが普及し、必要なときだけ車を借りることができる。自転車や原付、電動キックボードなどの小型の乗り物も増加し、車に代わる移動手段となる。

以上のように、若者の車離れは複雑な要因によって生じており、一概には解決できない問題と言えます。しかし、若者にとっても車は便利で楽しいものであることを再認識させるためには、車の価格や維持費の低減、環境対応車の普及、車の魅力や楽しさの発信などの取り組みが必要であると考えられます。

若者の車離れは世界的な現象です。日本だけでなく、アメリカ、イギリス、ドイツなどの先進国でも、若年層の自動車免許取得率や車の所有率が減少傾向にあります。

最後まで、お読み下さり、ありがとうございました。よかったらスキ、フォローよろしくお願いします😉

この記事が参加している募集

スキしてみて

マンガ感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?