見出し画像

多摩川・ボート転覆のラフティングツアー(#13)

ある年の夏。毎月アソビュー社で開催されるイベント「アソビューデイ」で、「ラフティング」を体験することになりました。

ラフティングとは?

ラフティングとは「ラフト」というゴムボートに乗って川下りを楽しむスポーツ。グループになってボートを漕ぐので、集団で盛り上がるなら鉄板の遊びともいえる。

イメージ動画(多摩川ラフティング windsより)

参加者はわたしを含めて4人。全員アラサー男性です。

向かったのは奥多摩にある「多摩川ラフティング winds」というガイドショップ。

受付を済ませたわたしたちはウェットスーツ、ライフジャケット、ヘルメットの完全装備に着替えると、ボートが係留されているポイントにバスで向かいます。

「今日、東京から来た人はいますか?」
(ガイドさんの質問に手をあげるわたしたち一行)
「あぁ、結構いますね。これから行く多摩川は荒川までつながっているので、もしボートから落とされたら、そのまま流されてください。多分東京に帰れるので

ワイルドなジョークに思わず笑ってしまいました。
ちなみに別のお店でラフティングをしたも同じジョークを聞いたので、どうやら鉄板ネタのようです。

川べりのボート繋留所につくと、パドルの漕ぎ方や注意点などの説明を聞きます。
その日は晴天で、着ているウェットスーツも蒸し暑かったので、
「いいから早くボートに乗らせて、水しぶきを感じさせてくれ!」という気分でした。

とはいえ、わたしはサマースポーツのこういう時間が過ぎです。面白い遊びが目の前にある状態で、暑いのを我慢しながらうずうずする。意外とこういう時間のほうが印象に残っていたりします。

ボートに乗って出航!

いよいよボートに乗って出航です。わたしたちのボートには小学生の男の子を連れた親子が同乗しました。

画像1

多摩川の流れは結構激しく、ボートは何度も上下に揺さぶられます。波のうねりを全身で感じたり、冷たい水しぶきを浴びたり、川で遊んでいる感じが楽しい!

特に、ボートが急流に差し掛かり、全身でふんばって衝撃を耐える瞬間。川に放り出されたりしないか、結構ドキドキしました。

また、みんなで力を合わせてパドルを漕いだり、声をかけあって急流を乗り越えたり、チームで盛り上がれるのも印象的です。

ガイドさん大暴れ

これでも十分スリルのある体験ですが、わたしたちアソビュー社員は「盛り上がれる時はとことん盛り上がる」という性質があるため、あろうことかガイドさんに
「もっと激しいツアーでも大丈夫っすよ!」
「限界までスリルを感じたいっす!」
と、更に激しさを要求するのでした。(悪い言い方をすれば煽った

それを聞いたガイドさんは
「では、みなさん全員ボートの右側に座ってください
と、不吉なことを言い出しました。
「それだとバランスが悪いんじゃ……」
不安がりつつも言うとおりにするわたしたち。ガイドさんはボートの左側に座り「左1人・右7人」という最悪の配置になりました。

そしてボートが岩場の近くを通りがかった瞬間、ガイドさんは岩場に飛び移って避難。バランスを失ったボートはひっくり返り、わたしたちは川へ放り出されました。

画像9

もしあの瞬間を撮影していたらかなりの衝撃映像となったでしょう。わたしはボートがひっくり返った瞬間、世界がスローモーションになったような気がして、一瞬死を覚悟したほどです。

川に投げ出されたわたしたちはあまりの驚きと感動で、バカみたいに笑ってしまいました。(同乗していた小学生の男の子は大泣き)

その後もガイドさんに「ライフジャケットを引っ張られて川に落とされる」などのハチャメチャぶりを発揮され、わたしたちは全力で川遊びを満喫するのでした。(※希望しなければこんなことはされません)

ツアーの終盤で川に落とされた時、わたしはボートに上がらず、そのまま流れに乗ってみました。
川の水はしゃっきり冷たくて、それでいて流れはゆるやかで、ものすごく気持ちいい! このまま荒川まで流れてしまいたいな……

画像2

ゴール地点には切り立った岩場がありました。高さは7mぐらいあるでしょうか。
希望者はここから飛び込みができるというので、怖いけれどチャレンジ。
岩場の上から川面を覗くとその高さに腰が引けたけれど、おりゃーっと一気に飛び込みます。

画像4

こうして無事にツアー終了。
近くのスーパーでアイスを買って食べると、いつもの何倍もおいしい!

画像3

そのあとはしばらく奥多摩をぶらぶら。
うだるような暑さ、緑いっぱいの景色、そして溶けかけのアイス。なんか子供の頃の夏休みを思い出すな……。

画像6

画像5

画像7

画像8

それにしても、ラフティングの「夏っぽさ」はハンパじゃない。
水しぶきを浴びながらワイワイはしゃいでいると、夏休みに遊んだプールを思い出します。

ちなみに一番ラフティングが盛り上がる時期は、6月の梅雨時なのだそう。山の雪解け水によって増水した川は、もっと流れが激しいのだそうです。(後に梅雨どけラフティング体験します)

ラフティング体験で学んだこと

・大人になっても水遊びは楽しい

・夏っぽいことをしたいなら定番

・ガイドさんを煽ると、ツアーがベリーハードになる

おすすめの夏の遊びはまだまだあります!

近々noteでもまとめる予定ですが、アソビューでは豊富なウォータースポーツを体験できます。

夏を満喫したい!と考えている人は要チェックです!

店舗情報

店名:多摩川ラフティングwinds
HP:https://winds-rafting.jp/tour/ducky/reservation_okutama.php
住所:〒198-0064 東京都青梅市柚木町2-411-1
体験料金:大人6,300円~7,800円 子供:4,300円~5,800円(ハイシーズンになるほど値段が上がります)

こちらのマガジンでは、アソビューを100回体験したレポートをまとめています。あなたの「やってみたい!」が、きっと見つかるはず!



この記事が参加している募集

やってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?