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「0から東大まで」数学勉強法(典型問題編)

皆さんこんにちは!東大3年のねりすです!

さて、今回も前回に続いて数学の勉強法についてお話していこうと思います!

前回は基礎に関してでしたが今回はフェーズ2の典型問題についてお伝えします

基礎、つまり教科書レベルの理解が一通り済んだ人が次に進むべきステップが

典型問題演習です

なぜ典型問題演習が大事なのかというと、

①基礎と実戦の橋渡しとして機能する

②典型問題の解法が実戦において絡んでくることが多い

からです。教科書レベルからいきなり難関大の過去問に飛べる人は稀だと思います。

徐々にステップアップするためにも典型問題を解くことが重要ですし、また難関大の過去問を見ても、奇抜な発想を要するものは主流ではなく、実は典型解法の集積で解けるものが多かったりします

逆に言えば、典型解法を組み合わせるためにも典型問題単体を完璧にしておくことは必要だということです

じゃあ、典型問題を解いていくにあたって何を重視すればいいの?

ということですが、僕が思うに重要な点は2つで

①スピード(反応)

②再現性

です。順に説明していきます。

①のスピードは簡単です。純粋に典型問題へのアプローチを的確に把握して、瞬時に解ける状態を作ります

例えば、僕は典型問題に赤チャート(数研出版)を使っていたのですが、全ての例題を5分以内に解けるようにしていました

ただ、この①だけだと「要はただの暗記じゃない?」と思われそうなので、ここで重要になってくるのが

②の再現性です。受験勉強におけるすべての手段は「大学の入試でいかに点数を稼ぐか」という目的の延長線上にないといけません

そこでただ①のスピードだけに満足することは正直いってあまり意味がありません

そこで、典型問題を解くことをどう入試に活かすか、ただ解いて満足するのではなく、その効用を考えることが重要です。

具体的には

自分で解く手順を理解しながら(説明しながら)解くということです

例えば、「確率漸化式」の典型問題を扱うなら、

①事象同士の式を立てる②計算する③数字を当てはめて確かめる

のような「こうなるから、次はこうだよね、」のように自分が解いていく手順を機械的に行うのではなくて、理解しながら、一歩一歩踏みしめながら解くことです。

僕がこの重要性に気が付いたのは浪人期の12月のセンター直前でした。前まではセンター数学がめちゃくちゃ苦手で7~8割でくすぶっていたんですけど、この重要性に気づいて、それを意識しながら解く習慣をつけ、本番ではⅠAⅡBどちらも9割を超えることができました

スピードと理解の両輪のバランスを保ちながら解くことが凄く重要なんだなと改めて感じた瞬間でした

典型問題を解くことの重要性、注意点しっかりと伝わりましたでしょうか?


さて、ここで典型問題を解く上でオススメな参考書を紹介したいと思います

①Focus Gold(啓林館)

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知っている人は多いのではないでしょうか?僕自身はチャートを使っていましたが、チャートレベルの問題を扱っていながら解説がより丁寧なため、正直チャートの上位互換です(笑)問題数が多いですが、全部解くよりもまず例題をしっかり解けるようにして必要に応じて標準、発展問題に挑戦するように活用すると良いと思います。

②松田の数学ⅠA/ⅡB 典型問題type100(東進ブックス)

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典型問題が過不足なく網羅されており無駄のない参考書です。特に教科書の橋渡し役には最適です。著者はこの一冊だけでチャート系はいらないと言っていますが、個人的にはいい問題は多いと感じる一方で、足りないなと感じる部分もあったので、チャート系と組み合わせるとより効果が高いかなと思います。

あと、数Ⅲに関しては履修していないので、良い参考書は伝聞でしか知りません。自分で真価を確かめずに適当なことは言いたくないので、要望がない限り数Ⅲに関しては言及はしません。ご了承ください。

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ではまた次回お会いしましょう!

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