10ヶ月目の近況報告~モニタリング評価の意義を考える~
こんにちは、プリンセスです🙌
8月の暗闇の底にいた状態からは少し地上に這い上がりつつありますw
なんなんでしょうね、このメンのタルさんの揺れ具合。
ガーナでの住環境に加え、ピルの種類を変えたのとかも響いているんかな?とか思ったり。
あれ、結構きついんですよね~
Monitoring and Evaluation(M&E)って?
この業界にかぎらず、たぶんすべてのものごとにとって共通して大事なこと。
それがM&E!
って、いやまとめすぎやろ🤔w
私はもともと看護師・助産師だったので、助産ケアのことを例に挙げると、以下のような考え方があると思うのです↓↓
目の前にいる産婦さん、今どういう状態? <状況分析>
どういうケアが必要そう? <課題分析>
自分が実施するケアは何をもって有効と評価する? <評価のためのインディケーター設定>
そのインディケーターを使って継続的にモニタリング <モニタリング>
ケアが有効だった?(=産婦さんの安全安楽が保たれたうえで分娩が進んでいる) <評価(Evaluation)>
あー、こういうことね、日々やってるわ、当たり前やんって思いますよね。
でも、それを意識して実施してる?
ロジックに落とし込んで考えてる?
私の場合は、プロジェクト担当者として、プロジェクト(というかプロジェクトの中身=プロジェクト目標、成果、活動etc)の評価をするためにこれらの考え方を実践的に落とし込む必要があります☝
なんでM&Eが大切なのか
なんででしょう。
なんでだと思いますか?
先ほどの助産ケアの例は結構わかりやすいかなと思うのですが、
自分がやってることって本当に意味あるの!?
っていう振り返りと、
じゃあどうやって振り返るか、
がM&Eだと思うんですよね。
例えば、
英語ができるようになりたい!
と叫んでいるA君があなたの隣にいたとして。
でも、あなたは実は知っている…A君は帰国子女で、この前初めて受けたIELTSでOverall6.5って言ってたよな、ってこと。
こいつ(A君)は何を求めてるねん⁉
そんなスコア取れる人、英語できるんちゃうんか⁉
とか思うかもしれませんよね。
この「英語ができるようになりたい」って
人によって方向性もレベルも違ったりしますよね?
A君は実はOverallは6.5だけど、このOverallって4技能の平均であって、A君のSpeakingのスコアは高いけれど、実はWritingのスコアが泣けるくらいに低くて、Writingの強化を指して「英語ができるようになりたい」って言ってるのかもしれない。
そしたらどうやってその力を伸ばす?
伸びているという判断を
いつの時点で
どのように評価する?
そして、伸びていなかった場合、「何が原因か」を考えないといけないですよね。
成果が出ていないのに、同じ勉強方法を続けていたらさまざまなリソースの無駄遣いでしかない。
もし、伸びていたら、喜ぶだけでなく、
「なにが成功の要因だったのか」という評価ができれば、
人に自分はこうしたら良かったよとアドバイスできるかもしれないし、
次に違う言語を学ぼうと思ったときにも同じストラテジーでやってみるか、成果あったしな、と思うかもしれない。
プロジェクトの場合は、これが自分だけ理解していても意味がない。
全ての言葉や成果、ゴールが達成されたって何をもって達成したというのか。
共通認識がないとディスカッションできないし。
てか、この地域ではそんなデータ取ってないから、それをインディケーターにするのは無理だよって言われるかもしれない。
その目標は理想的すぎる、とかも笑
毎日、個人的なことに関してもM&Eの練習ができるかも
前述したように、例えば語学学習とか、自分の生活の一部でこういうM&Eをまわしてみる、実践してみる機会ってたくさんあると思います。
プロジェクトマネジメントに関しても、どうやってその力を身につけられるか、と聞かれることがあるけれど、こちらも、だれかの誕生日パーティーのプロマネをやる!とかでも十分実践できますよね。
参加者どうやって決めよ~、自分だけでは全部できないから買い出しは○○さんにやってもらおう~、予算はこれくらい?ってことは参加費はxx円かな?
だいたいのタイムラインは参加者の人に伝えておかないとなあ、メールかな?LINEかな?どのプラットフォームが一番コミュニケーション取りやすいかな?
みたいな。
どちらの例も職務経歴書に書けるような業務経験にはならないかもしれないけど、こういう思考を持っている人ってすごく大事だと思うんですよね。
意識してやってみるというのも鍵なので、少しずつ実践してみるのもおもしろいかもしれません。
下記は私も学習のために使用したウェブサイトです↓↓
Bonne soirée☆