認定NPO法人日本都市計画家協会(Jsurp)

「まちづくりの力で社会課題を解決する」ことをミッションに掲げ、「より多くの人が自分たち…

認定NPO法人日本都市計画家協会(Jsurp)

「まちづくりの力で社会課題を解決する」ことをミッションに掲げ、「より多くの人が自分たちのまちに関心を持ち、地域課題を解決できるようになっている」社会を目指して、まちづくり支援、フォーラム企画・運営、各地域支部による地域活動、プランナー育成、企業連携に取り組んでいます。

マガジン

  • 【全8回連載】街をどう見るべきか?

    2023年10月7日、明治大学で開催された「全まち会議2023in東京ちよだ」のオープニングセッションとして行われた『まちづくりの哲学』というタイトルの対談。登壇者は社会学者の宮台真司氏、都市プランナーの蓑原敬氏、そしてコーディネーターとして長年2人の対談を企画してきた野口浩平氏。非常に難しいと感じた人も多かった本セッションを私(Jsurp副会長・高鍋)なりに全8回の連載で解釈してみたいと思います。各連載の構成(副題省略)は次の通りです。 1.我々は街をどう見ているか? 2.人々は街で幸せになったか? 3.「リアルな街」とは何か? 4.人間の尊厳と街との関係 5.僕たちは街と対話している 6.俯瞰的に街を見るとは? 7.街が立ち上がり、人が輝く瞬間 8.我々は街をどのように見ていくべきなのか?

  • 休眠預金活用事業「外国人と共に支え合う地域社会形成」支援

    Jsurpでは2020年度から休眠預金等の活用を通じ、まちづくりの知見を生かして社会のダイバーシティ化を進めるべく、各地の団体への資金支援、伴走支援を通じて、困窮、孤立の解消、そしてコロナ禍で取組に苦慮している外国人支援団体の活動を支援する事業に取り組んでいます。本マガジンでは、事業内容や各実行団体の紹介記事をまとめています。

最近の記事

8.我々は街をどのように見ていくべきなのか?

【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題− 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街− 4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由− 5. 僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ− 6. 俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人− 7. 街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街− 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか?(←今回) あなたが好きな

    • 7.街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街と人−

      【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題− 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街− 4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由− 5. 僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ− 6. 俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人− 7. 街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街−(←今回) 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか? 韓国ドラマはな

      • 6.俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人−

        【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題− 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街− 4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由− 5. 僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ− 6. 俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人−(←今回) 7. 街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街− 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか? ハビタット—「

        • 5.僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ−

          【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題− 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街− 4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由− 5. 僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ−(←今回) 6.俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人− 7.街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街− 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか? 街に呼びかけられる

        8.我々は街をどのように見ていくべきなのか?

        マガジン

        • 【全8回連載】街をどう見るべきか?
          7本
        • 休眠預金活用事業「外国人と共に支え合う地域社会形成」支援
          3本

        記事

          4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由−

          【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題− 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街− 4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由−(←今回) 5.僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ− 6.俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人− 7.街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街− 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか? 日本にはそもそも尊厳

          4. 人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由−

          3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街−

          【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題− 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街−(←今回) 4.人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由− 5.僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ− 6.俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人− 7.街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街− 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか? 3人への問いかけ「リア

          3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街−

          2.人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題−

          【全8回連載目次】 1. 我々は街をどう見ているか? 2. 人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題−(←今回) 3.「リアルな街」とは何か? −フュージョン体験と街− 4.人間の尊厳と街との関係 −廃墟が魅力的な理由− 5.僕たちは街と対話している −アフォーダンスとノイズ− 6.俯瞰的に街を見るとは? −生態系の一部としての人− 7.街が立ち上がり、人が輝く瞬間 −文学やドラマが捉える街− 8. 我々は街をどのように見ていくべきなのか? まちづくりは人を幸せに

          2.人々は街で幸せになったか? −「感情の劣化」の問題−

          1. 我々は街をどう見ているか?

           2023年10月7日、明治大学で開催された「全まち会議2023in東京ちよだ」のオープニングセッションとして行われた『まちづくりの哲学』というタイトルの対談。登壇者は社会学者の宮台真司氏、都市プランナーの蓑原敬氏、そしてコーディネーターとして長年2人の対談を企画してきた野口浩平氏。  非常に難しいと感じた人も多かった本セッションを私(Jsurp副会長・高鍋)なりに全8回の連載『街をどう見るべきか?〜社会学者と都市プランナーからの問いかけ〜全国まちづくり会議2023セッション

          1. 我々は街をどう見ているか?

          【後編】10社集結!まちづくり・都市計画コンサルタント就職相談会2024を開催しました

          2024年2月10日(土)に、「まちづくり・都市計画コンサルタント就職相談会2024」(日本都市計画家協会主催)を開催しました。前編では、冒頭の「都市計画・まちづくり関係のコンサルタント業界超概説」と、10社のうち5社を紹介しましたが、後編では、残り5社と会の最後に開催された「個別相談会」の様子をお伝えします。 各社概要説明前編では、①株式会社アルテップ、②株式会社アルメック、③株式会社KRC、④株式会社シグマ開発計画研究所、⑤株式会社地域計画連合の紹介をしていますので、ぜ

          【後編】10社集結!まちづくり・都市計画コンサルタント就職相談会2024を開催しました

          【前編】10社集結!まちづくり・都市計画コンサルタント就職相談会2024を開催しました

          2024年2月10日(土)に、「まちづくり・都市計画コンサルタント就職相談会2024」(日本都市計画家協会主催)を開催しました。就職相談会は、学生や転職を検討している方々には、まちづくりや都市計画の仕事について直接聞くことができ、同時に企業側にとっては、自社の取り組みを効果的に伝える機会となります。まちづくりや都市計画の仕事に就きたいと考えている方を対象に、JSURP所属のプランナーが各々の実績や事例をお話しするだけでなく、プランナーの皆さんと直接話をする時間も設けました。多

          【前編】10社集結!まちづくり・都市計画コンサルタント就職相談会2024を開催しました

          「外国人と共に暮らし支え合う地域社会形成」事業について

          Jsurp公式note編集部からお知らせです。 今回は一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)の推進する休眠預金活用事業の取り組みについてご紹介します。 1.「休眠預金活用事業」ってなに 「休眠預金活用事業」は、「民間公益活動を促進するための休眠預金等に係る資金の活用に関する法律」(休眠預金等活用法)に基づき、2009年1月1日以降の取引から10年以上、その後の取引のない預金等(休眠預金等)を社会課題の解決や民間公益活動の促進のために活用する制度が2019年

          「外国人と共に暮らし支え合う地域社会形成」事業について

          ウマい!暮らしながら感じる「食のまち小浜」の魅力

          筆者は2018年に出身地の東京から福井県小浜市に移住して、地域でまちの魅力を存分に味わいながら暮らしています。古くから都との交流があったり、早くから「食のまちづくり」に取り組んでいたり、歴史・文化を活かしたまちづくりと観光まちづくりを連携した取り組みを進めていたり。たくさんありすぎる小浜市の魅力の、ほんの一部を紹介しながら、筆者の関わる、小浜のまちづくりの一端を紹介させていただきたいと思います。 読めます?「御食国」 「みけつくに」と呼ばれる(みつけくに、ではないですよ。)

          ウマい!暮らしながら感じる「食のまち小浜」の魅力

          【実行団体紹介】認定NPO法人茨城NPOセンターコモンズ(茨城県常総市)

          本記事では、2020年度の休眠預金活用事業「外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成」事業の実行団体について、ご紹介しています。 茨城県常総市を拠点に活動する、認定NPO法人茨城NPOセンターコモンズは、2015年の常総水害で大規模半壊となり空き家になっている店舗兼住宅をカフェスペース付きのシェアハウスに改修しました。シェアハウスの運営を通じて、障がいや高齢など一人暮らしに課題がある人、在留資格がきれアパート契約が難しい難民申請中の外国籍住民を受け入れ、共同生活を通じて助け

          【実行団体紹介】認定NPO法人茨城NPOセンターコモンズ(茨城県常総市)

          休眠預金活用事業「外国人と共に支え合う地域社会形成」支援の取組を紹介します。

          Jsurpでは、各地の団体への資金支援、伴走支援を通じて、困窮、孤立の解消、そして、Jsurpが有するまちづくりの知見を生かして社会のダイバーシティ化を進めるべく、2020年度から休眠預金等を活用して、コロナ禍で取組に苦慮している外国人支援団体の活動を支援する事業に取り組んでいます。 2020年度は「新型コロナウイルス対応緊急支援助成」を受け、「外国人と共に暮らし支え合う地域社会の形成」事業が採択されました。2022年度からは、「新型コロナ及び原油価格・物価高騰対応支援枠」

          休眠預金活用事業「外国人と共に支え合う地域社会形成」支援の取組を紹介します。

          Jsurp、公式noteをはじめます!

          はじめまして! Jsurp公式note編集部です。 この度、Jsurp(ジェイサープ、正式名称:認定特定非営利活動法人日本都市計画家協会)の公式noteをスタートします! 記念すべき初投稿は、私たちJsurpの自己紹介と、noteを始める理由と想いをお伝えできればと思います。 Jsurpをご存じですか? 日本都市計画家協会(以下、Jsurp)は、「より多くの人が自分たちのまちに関心を持ち、地域課題を解決できるようになっている」ことをビジョンに掲げて、まちづくりを通して社会