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食べ歩きイラスト日記〜台湾の朝粥〜


こんばんは。セミの声を聞くたびに、思い出す故郷はないですが、セミがミンミンと鳴くたびに怖くて怖くてたまらない今日この頃、イラストレーターのyuki kodaira です。

私は階段しかないマンションに住んでいますが、毎晩お家に入るまでの階段にいるかもしれないと思い、ゾンビ映画の世界にもし生きれいたらこんな感じなのかしらといつ動き出すかわからないゾンビ(セミ)にビクビクしながら生活をしています。

当分海外旅行は難しいご時世ですが私は台湾が好きです。初めて行ったのは、大学の頃に友人と旅行会社のツアーパック、その次は大学の研修で、そして昨年2019年の12月に台湾のイラストレーションフェアに参加するために訪れたことで3回目の台湾への訪問でした。

台湾の魅力は、食いしん坊の私にとってはなんと言っても一番は食。安いのにおいしいものがたくさん街に中に溢れています。そしてお茶。台湾のお茶文化は歴史の深さを感じるとともに、それだけでなく、タピオカミルクティだけではなく現代人の生活にうまく融合しているところが面白いなあと思い、、素人目線ながらにいつか文章でまとめたいと思っています。

今回は、昨年滞在したのは、台北にあるゲストハウスで食べた朝ごはんのお話を少し。。

会場の松山文創園区近くということで選んだドミトリータイプの朝食付き3000円の宿。深い落ち着いた紺色の壁で統一されたビルディングはとてもお洒落で素敵。そして受付のお姉さんもニコニコとされているのでとても気持ちが良いものでした。朝食は、朝の10時までキッチン前にずらっと並ぶフリースタイルで、パン、卵料理に少しの野菜とフルーツ、そして台湾らしい点心。けして豪勢ではないけれど、お出かけ前の腹ごしらえには何の不足もないラインナップが並びます。

あくる日の朝いつものように朝ごはんをとり食べていると、宿のお姉さんが今日は台湾のトラディショナルなおかゆを食べる日だといい、朝粥を出してくれました。(なぜおかゆを食べるのか理由は英語がわからずわかりませんでした、、ご存知の方がもしいらっしゃったらお教えいただきたいです、、、)

ベースはシンプルな白がゆに卵と漬物を何種類か。優しいベースにちょっとした漬物の塩っけと卵のとろみが胃に優しい。見た目も味もとてもシンプル。旅の疲れと緊張が残っている寝ぼけた体と心に無理しなくていいんだよ、自然体で行こうよと染み込むように問いかけをしてくれているようでした。何となく、この自然体で大丈夫だよという感じの優しさは、台湾の料理に共通して感じる気がして、台湾で朝食を食べくなってしまう理由の一つだな思いました。一度味わうとまた、台湾であの優しさを感じたくなってしまう。また行ける日が遠くない未来だと信じて。



台湾朝粥


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