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[US-50] アメリカ横断 【準備編】 さーて準備は出来たぞ


ユナイテッド航空のマイルを使って二人分の往復切符をタダで確保。行きはサンフランシスコへ、帰りはニューアークからの直行便。

レンタカーはハーツでプリウスを予約。前回おバカさんで役に立たなかったハーツのカーナビNever Lostをやめて、アメリカのAmazonで$100で買ったGarminを持って行く。

先ずは情報の整理から。全行程の平均気温を調べる。意外に涼しい。日本の5月ぐらいの気温かな。暖かいものも必要だろう。今回、iPadだけにするか、Macも持って行くか、考え中。

[US-50] アメリカ横断 

準備1 身体編

3週間の長期旅行に備えて身体のメンテナンス
歯と目は旅行中どうにもならんからここを重点的に。

ナッツを噛んだらぽろっと欠けた歯はブリッジが間に合わず、
取り敢えず仮り歯を入れることになった。ブリッジは帰ってから。

目がかゆい。水洟とクシャミが止まらない。どうやら桧の花粉症らしい。
目は点眼薬を、鼻水は眠くならない漢方鼻炎薬を調達。
ドライなアメリカに行ったら治るんだろうけど。

単調な一本道のドライブ用に、眠気覚ましドロップとガム。
今回は二人だから気が楽。前回は一人だったので眠気には参った。
途中で車を停めて仮眠したけど、アメリカのパーキングは物騒で、寝たくはないからなあ。

準備2 クレジットカード

アメリカで頭が痛いのがクレジットカード。日本のクレカはガソリンスタンドで使えないのだ。

アメリカでは盗まれたカードが一番使われるのがガソリンスタンドだという。そこで、セルフのスタンドではマシンに直接カードを挿入すると、必ずZipcode(郵便番号)を要求される。これがアメリカ内の郵便番号でなくてはならないので、日本で発行されたカードは使えない、ということになるのだ。

店内のキャッシャーにカードを提示してからガソリンを入れる(その場合、
かなりの確率で あんたスタンドにカードを挿入すりゃいいじゃないの と言われるんだよ)

しようが無いので毎回レジに行って$20か$30のデポジットを払ってから給油、その後またレジで清算という煩わしさ。うーん、面倒くさいなあ。

【追記】最近、ICチップ付きのクレジットカードならガソリンスタンドで使えるようになったらしい。でも、田舎のGSじゃだめだろうなあ。

準備3 ガイドブック

The Loneliest Road

今回、アナログの(要するに本の形をした)ガイドブックは持って行かないことにした。Kindleにダウンロードしたのは次の二冊のみ。しかし、これも道中ほとんど使わなかったな。ま、そんなもんです。

今回、読み込んだ本

1000 Places To See Before You Die (USA & Canada)
Road Food (全米の食堂案内)

前回の旅行の際には、AAA(アメリカ自動車協会)(日本のJAF)発行の分厚いガイド本や地図、参考図書を山のように持参した。それだけで段ボール一箱分はあった。それが全てiPadに入ってしまった。

私のiPadMiniiPhoneはSIMフリーでESIM。どこでも使えるので、GPSを使ってカーナビや、自分がいるところのレストランやホテル、ガスステーションを素早く簡単に探せる。ホテルの予約も走りながら出来るのがありがたいよ。

本は持たないとはいえ、この旅行の元となった「Road Trip USA Cross-Country Adventures on America's Two-Lane Highway」と、ぎっちり書き込んだでかい「USA Road Atlas」はそのまま持って行くことにした。車の中で見るにはやっぱり本の方が見やすいしね。

Road Trip USA

この旅の元となった本。アメリカ大陸を、高速道路を使わないで普通の二車線の国道で走破する、というところがいいんだ。二車線国道と行っても普通100kmで走れるから、日本よりよほどいい。

Road Trip USA  マーカーで色づけ

車の中でも見やすいようにマーカーで色付けした。
 黄色 町の名、見所
 赤色 レストラン
 青色 ホテル
 緑色 国立公園、公園
州別にタグを付けてある。

Road Atlas
少々古いのだが、走るルート、持って行くガイドブックや参考本の中身をインデックス代りに地図上にプロットしてあるのでもはや手放せない。最新の道路事情はカーナビに任せる。

昔懐かし重くて大きい二次元「地図」
ルート、町などをマーカーで Nevada州


準備4 予算

今回の予算
 航空券 UAのマイレージで二人分往復切符 13万マイル(無料)
 レンタカー Prius 3週間+乗り捨て料金+保険 $2100
 ガソリン 64ガロン $4@ガロン $250
 ホテル $50×2部屋×21泊 $2100
 食事 朝$5 昼$10 夜$15 $30/日 $1200
 その他 入場料、水、アイスなど $20×21日 $800

 合計 $6450 (一人当たり $3225、 45万円)(3週間)


準備5 ノート

US-50 Note
旅行計画ノート
。飛行機、レンタカーの予約番号から必要な電話、連絡先までなんでも書いてある。最も重要なのが旅程表。ルート上の町と町の間の距離を表にしてある。これでその日の計画を立てる。町間距離はGoogle Mapで簡単に算出した。ついでにGoogle Viewでその町や周辺道路の状況まで見ることができる。便利になったもんです。

旅行計画ノート 表紙に地図のコピーを貼った
旅程 町間距離と累計マイル これで毎日の走行予定を決める


準備6 持って行く物

荷造りがすんだ。今回持って行くバッグはLimowaの中型と、ボストンバッグ中型。その他、大型のトートバッグ。トートバッグが車内整理に便利だった。これはそのまま機内持ち込み用のバッグとしても使用。

Limowaには1週間分の衣類(毎週土曜日は洗濯の日として着替えは1週間分持参)(途中3000m級の峠が三つもあるし、国立公園もたくさんあるので、防寒具、山用パーカも入れた)、(スリッポンを履いていき、その他スニーカーと草履代わりのクロックス)。今回はガイドブック類はなし。持って行くのはiPadminiだけ。軽くていいわ。(大型地図帳とRoadTrip USAは持参)

ボストンバッグにはボストンの娘のところに持って行く食料品。普段重くて送れないもの、瓶ものなど、お米、醤油、味噌、日本酒などをぎっちりと。この荷物は3週間車の中に入れっぱなし。万一砂漠の中で立ち往生しても米と味噌があればなんとかなるだろ(笑)

新兵器 GarminとFriction Mount

今回の強力な助っ人はカーナビ Garmin Nuvi265(旧型)前回レンタカーについていたカーナビ NeverLost が使えなくて、しかも値段が週$60、3週間で$180。なら買った方が安い。アメリカのAmazonに発注、$100。1週間で届いた。(まあ、今ならiPhoneでGoogleMapsのナビを使う方が簡単で正確だな)

同時にamazonの評価がめちゃくちゃ高い Friction Mount も併せて購入。これは車のダッシュボードのどこへでもぽんと置くだけの優れもの。安定してるし取り外しが簡単。車を降りる時はぱっと外してシート下に隠しておける。これはめっけもんだったなあ。

車内では、カーナビ、iPadを同時に使うので、シガーソケットからの電源供給を考えて、3ソケットシガー電源やiPad用USB電源などを準備した。

アメリカドライブに必需品の車内で使うアイスボックスは現地で安い物を購入することにした。これはもう、これなしでは生活出来ないほど大事な物だった。






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