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「怒っていますか?叱っていますか?」

代表理事の世古智恵です。

不登校・ひきこもりのお子さんを持つ親御さんからの相談で多いのが
「(子どもが小さい時は)厳しくしすぎました」。

子どもが6歳までは、親は子どもへ無償の愛
(自分は愛されていると思えること)を与えること、
思春期になると、それプラスしつけの意味で、
父性の厳しさ(社会のルールやマナー)を教えることが大事です。

6歳までに親子の信頼関係が出来ていれば、
思春期のしつけの時に子どもは素直に親の言葉を信じることが出来ます。

6歳までに厳しくしすぎて子どもが愛情不足になってしまうと、
思春期に親への不信感となってしまい、
上手くコミュニケーションがとれなくなってしまいます。

愛情不足の子どもが、思春期にわがままが強くなってしまうと
不登校、ひきこもり、非行などの問題行動を起こしてしまいます。

そこから、どう子どもと向き合って良いか分からない、
子どもと向き合うのが怖いという親御さんも非常に多いです。
また、「叱れない」という親御さんも多いです。

出来れば叱りたくないと思いますが、
悪いことをした時に「叱る」ことは、親として必要だと思います。
ただ、大事なのは「叱り方」。
子どもに、何が問題だったか、理解させることが大事です。

ヒステリックに感情的に怒っても、子どもは反省出来ません。
そのようになってしまう場合にはアンガーコントロールをしましょう。

「なんで、あなたはこうなの?」「どうして、いつもするの?」
「前もそうだったじゃない?」「なんで、なんで」と
責め立てて怒っても、ただ子どもに嫌われるだけ。

親は心配しているからこそ、子どもが悪さをした時には叱ると思います。

なので、子どもの成長のため、子どもが悪いことをした時には
諭すように叱るようにしましょう。


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