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土木学会誌2023年4月号 特集-コンサルティングの醍醐味

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。
2023年4月号特集は 「コンサルティングの醍醐味」。以下、特集目次をご案内します。

本特集で、土木の世界でコンサルティングに携わる技術者の醍醐味を感じてもらえましたら。

土木学会誌2023年4月号表紙(表紙写真:山崎エリナ)

コンサルティングエンジニアは、社会インフラの構想、計画、設計、維持管理など、さまざまなコンサルティングサービスを提供することで、社会インフラの整備に携わります。つまり、社会インフラは彼らの支援があってこそ構築されるものなのです。しかし、その内容は多岐にわたるため、一言で説明するのは容易ではありません。また、サービスの受け手も、行政、社会インフラ、インフラを利用する人など様々です。コンサルティングエンジニアは、日々の課題や苦労を経て、その成果が利用者に届けられたとき、コンサルティングの醍醐味を味わうことができるかもしれません。国の規制を整え、空港や港湾を建設するような大きなプロジェクトから、地域の橋や道路といった小さなプロジェクトまで共有されるのです。そこで編集部では、新しいことにチャレンジするコンサルティングエンジニアの方々に、コンサルティングを行う上での喜びを語っていただきました。本特集が、コンサルティングサービスの楽しさをご理解いただく一助となれば幸いです。

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Consulting engineers involves in the conceptualization, planning, design, and maintenance of social infrastructure by providing various consulting services. In other words, social infrastructure can only be built with their assistance. However, it is not easy to describe this service in one word because the contents of the services are diverse. The service recipients also vary from government officials, social infrastructure, and those who use the infrastructure. Consulting engineers may experience the real pleasure of consulting when the achievements are delivered to the users after their daily challenges and struggles. It is shared from large projects, such as preparing national regulations and constructing airports or ports, to small projects, such as a bridge or road in a community. For this reason, the editorial team asked consulting engineers who take on new challenges to discuss their pleasure in providing consulting services. We hope this special feature will help you understand the pleasure of consulting services.

ABSTRACT- JSCE Magazine Vol.108 No.4 April 2023

特集-コンサルティングの醍醐味 目次

座談会|若手技術者のやりがいとは?
 
河野 健(パシフィックコンサルタンツ(株))
 笹木 拓真((株)建設技術研究所)
 タン イェン シン(日本工営(株))
 司会 植野 弘子、七里 蒼(土木学会誌編集委員)

シビル・エンジニアの原点としてのコンサルタント
 北河 大次郎(文化庁)

インタビュー|地方自治体が期待する熱量あるコンサルティング
 語り手|丸山 至(山形県酒田市長)
 聞き手|田代 裕一、佐伯 直人(土木学会誌編集委員)

海外におけるコンサルタントの役割
 堀田 昌英(東京大学大学院)

新阿蘇大橋の計画・設計から思うコンサルティングの醍醐味
 西村 一朗((株)長大)

インド・デリーへのメトロ事業輸出とその醍醐味
 阿部 玲子((株)オリエンタルコンサルタンツグローバル)

コロナ禍における下水疫学
 -下水道流入水質情報活用の現状と今後の展望-
 吉井 啓貴((株)日水コン)

ベンチャーから古巣を見る
 高取 佑((株)Malme)

新しい行政支援のかたち
 楠田 悦子(モビリティジャーナリスト)

英知を統合して社会を創造する
 ーコンサルティングエンジニアのマネジメント力-
 天野 光歩((株)建設技術研究所)

コンサルティングに関わる人々のさまざまな声を聞いて


論説・オピニオン

土木学会誌では毎号、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として掲載しています。
『論説・オピニオン』では、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我が国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げています。
2023年4月号掲載の論説・オピニオンは土木学会noteでも公開しています。
こちらもぜひ、ご一読ください。


土木学会誌 投稿のご案内

土木学会誌編集委員会では、土木学会誌に掲載する記事の原稿を募集しています。投稿要綱はこちらです。

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土木学会誌は会員向けの機関誌ではありますが、一般の方でも入手頂くことは可能です。丸善出版さまで取扱っていただいております。全国の書店へ流通が可能となっておりますので、最寄りの書店様までご注文・お問い合わせください。なお部数には限りがありますので、品切れの際はご容赦ください。

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「学会」というと大学の先生や専門の研究者の集まりのように思われがちですが、土木学会は専門家に限らず、土木工学や土木事業に関心がある方であればどなたでも入会可能ですので、この機会にぜひ入会をご検討ください。

土木学会は、技術・学術・文化・人の融合の場です

公益社団法人として、社会に寄与する技術、学術、文化、人の四輪が融合する場、それが「土木学会」です。現在、学生会員を含めた土木学会個人会員数は約39,000人。土木学会を通じ、さまざまな分野で活躍している会員と交流することができます。
土木学会では、土木の実務や研究に携わる方だけでなく、老若男女・洋の東西を問わず、土木に関心をお持ちのすべての方々の参加をお待ちしております。

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国内有数の工学系団体である土木学会は、「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し、さまざまな活動を展開しています。 http://www.jsce.or.jp/