公益社団法人土木学会【公式note】

土木学会は「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もっ…

公益社団法人土木学会【公式note】

土木学会は「土木工学の進歩および土木事業の発達ならびに土木技術者の資質向上を図り、もって学術文化の進展と社会の発展に寄与する」ことを目指し活動しています。学会公式として特定の嗜好に偏らず、学会の活動・事業を中心に土木を発信します https://www.jsce.or.jp/

ウィジェット

マガジン

  • 土木学会『論説・オピニオン』

    土木学会では、会員だけでなく広く一般社会に、土木に関わる多様な考え・判断を紹介し、議論を重ねる契機とすることを目的に、社会に対する土木技術者の責務として、社会基盤整備のあり方・重要性、国際社会における我国の貢献、地球環境・地域環境保全に対する土木技術者の役割、公共事業をめぐる社会問題など土木を取り巻く広範な問題をタイムリーに取り上げ、土木技術者はもとより多彩な方々の見解・見識を『論説・オピニオン』として広く社会に発信しています。https://committees.jsce.or.jp/editorial/

  • JSCE委員会note

    • 219本

    土木学会の各種委員会が運営している記事をまとめるマガジンです。

  • 土木学会の風景を描くプロジェクト

    土木界に限らず世界には課題が山積しています。 それらを解きほぐしていくためにも、インフラの未来を牽引する土木学会の会員一人ひとりが、互いを信頼し、自由に交流することが今、求められていると考えます。 そして「土木学会という共同体はそのためのインフラである」と全ての会員と職員が思ったなら、学会活動のかたちも変化し、その風景も新しくなる。 そんな新しい学会の風景をいっしょに描いていきましょう。 https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/

  • 土木偏愛note『from DOBOKU』

    • 182本

    土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです。 本誌はこちら → https://note.com/from_doboku

  • 土木学会選奨土木遺産

    土木学会選奨土木遺産の認定制度は、土木遺産の顕彰を通じて、歴史的土木構造物の保存に資することを目的として平成12年度に創設されました。 このマガジンでは「土木遺産」に触れた記事(「#土木遺産」がついた記事、選奨土木遺産やその周辺の地域について書かれた記事、など)を集めています。 公式ページ → http://www.jsce.or.jp/contents/isan/  レスポンシブページ(テスト)→ https://bit.ly/3paOG4Z

記事一覧

危機的状況下にある博士課程人材の育成

楠見晴重 論説委員 関西大学 日本は2000年以降19人がノーベル賞を受賞しており、それは世界第3位であり、世界の科学技術分野の発展、かつ人類の進歩に貢献してきた。しか…

突然の「来賓祝辞をお願いします」

木村嘉富 論説委員 一般財団法人橋梁調査会/土木学会新技術適用推進小委員会委員長 「続きまして、沼津河川国道事務所所長の木村様、ご祝辞をお願いします。」私が国土交…

【9/27(金)まで】土木技術者のモチベーションアンケート調査ご協力のお願い

本年6 月で終了した2023年度土木学会会長特別プロジェクトでは、とりくみの柱の一つに、土木技術者のステイタスアップを掲げ、活動を行ってきました。その成果は「土木のス…

クマジロウの教えてドボコン!エピソード3:土木学会の会員ってどんな人たち

エピソード3:土木学会の会員ってどんな人たち 今回は土木学会の会員について紹介します。会員の規模や種別、女性会員比率の推移などに加え、 土木学会は自分でも“企画…

自然とくらしの奥深き風景をつくる土木へ 土木学会誌2024年9月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2024年9月号特集タイトルは、令和6年度土木学会全国大会のテーマでもある 「自然とくらしの奥深き風景をつくる土…

D&Iカフェトーク 第62回火山・測量・育休と私のキャリア

火山をこよなく愛する測量技術者の岡本さん。 経済学部に学び、地域の測量会社で測量技術者になり、 その後全国規模の測量会社に転職するという、 珍しいキャリアを築いて…

土木学会誌表紙写真パネル展

土木学会事務局です。 来週開催の土木学会全国大会にあわせ、土木学会誌(2023~2024年)で使用された表紙写真のパネル展示を仙台駅2階コンコースで行います。 表紙写真…

クマジロウの教えてドボコン!エピソード2:土木学会全国大会

エピソード2:土木学会全国大会 今回は9月2~6日に仙台にて開催される土木学会全国大会について紹介します。 近年の年次学術講演会の傾向や、全国大会の開催地の決め方な…

総合的、複合的な地方インフラの探求

斉藤 親 依頼論説 東日本旅客鉄道株式会社顧問 年明けから半年程、この間のわが国の人口動向に関する記事が印象に残る。1月総務省は、東京圏一極集中の更なる進展を、6…

日本最長トンネルの現状と未来

今井 政人 論説委員 北海道旅客鉄道(株) 日本最長、世界でも第2位の長さを持つ青函トンネルは、国鉄分割民営化翌年の1988年に在来線として開業以来、36年間北海道と本州を…

D&Iカフェトーク 第61回一人ひとり違う社員の幸せを願う社長の武器は?

常に挑戦の人生、何事もいつも一年生と語り、 今は社長として社員の挑戦も支える佐々木さん。 現在から未来へ、地方から海外へ、 その発想力、行動力のルーツと、 挑戦の先…

クマジロウの教えてドボコン!エピソード1:葉さん、土木学会会長になる

エピソード1:葉さん、土木学会会長になる 第112代土木学会会長に早稲田大学の佐々木葉さんが就任しました。動画配信第1弾では、土木学会の目的とこれまでの会長データを紹…

第112代土木学会会長 佐々木葉のこうなったらいいな

第112代土木学会会長特別プロジェクトを紹介したパンフレットです。

今からはじめるネイチャーポジティブ 土木学会誌2024年8月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2024年8月号特集は 「今からはじめるネイチャーポジティブ」。以下、特集目次をご案内します。 本特集が、今か…

仙台市内の選奨土木遺産、土木学会各賞受賞作品など

土木学会事務局です。 今年の土木学会全国大会は、9/2~6の日程で開催します。 このうち、9/4~6が仙台での現地開催となり、9/4は仙台国際センターでの全体行事ほかを、9/…

提言:流域全体における水収支の把握と領域の垣根を越えた協働で進める流域治水~流域内の水量バランスを全住民が知り、考え、行…

土木学会提言: 流域全体における水収支の把握と領域の垣根を越えた協働で進める流域治水 ~流域内の水量バランスを全住民が知り、考え、行動するために~ 2024年7月26日 …

危機的状況下にある博士課程人材の育成

楠見晴重 論説委員 関西大学 日本は2000年以降19人がノーベル賞を受賞しており、それは世界第3位であり、世界の科学技術分野の発展、かつ人類の進歩に貢献してきた。しかし、日本は今後とも世界に対して科学技術分野で貢献できるのか大いに疑問である。 近年大学院博士課程に進学する日本人の若者は激減している。2023年度の日本の博士課程の入学者は1万4382人、ピークの2003年度の1万8232人から21%減少した。社会人からの入学は同じ期間に52%増えているのに対し、修士課程か

突然の「来賓祝辞をお願いします」

木村嘉富 論説委員 一般財団法人橋梁調査会/土木学会新技術適用推進小委員会委員長 「続きまして、沼津河川国道事務所所長の木村様、ご祝辞をお願いします。」私が国土交通省の事務所長時代、ある事業推進のための大会に参加していたときの一場面である。地方の事務所長は、来賓祝辞を頼まれることもよくある。事前に依頼され、当日には事務所の担当者に準備してもらった祝辞を読むことが多い。この大会では来賓紹介のみと思っていたが、突然の来賓祝辞の指名であった。事前に原稿を準備しておらず、直前まで議

【9/27(金)まで】土木技術者のモチベーションアンケート調査ご協力のお願い

本年6 月で終了した2023年度土木学会会長特別プロジェクトでは、とりくみの柱の一つに、土木技術者のステイタスアップを掲げ、活動を行ってきました。その成果は「土木のステイタスアップ小委員会の記録 矜持00」としてとりまとめ、以下のHPで公開しています。 2023 年度会長特別プロジェクトの1 年間の活動を通じ、ステイタスアップを実現するためには、土木技術者同士が多様な価値観・モチベーションを認め合い、個々の土木技術者が土木に携わることを肯定的に捉えるための業界全体を通じた仕

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クマジロウの教えてドボコン!エピソード3:土木学会の会員ってどんな人たち

エピソード3:土木学会の会員ってどんな人たち 今回は土木学会の会員について紹介します。会員の規模や種別、女性会員比率の推移などに加え、 土木学会は自分でも“企画できる”“活動できる”“友達を作れる”場であることについても触れています。 -------------------------------------------------------------------------------------------第112第土木学会会長のプロジェクトの1つ「クマジロウの教えてドボコン動画配信」では佐々木葉会長の家族のくまのぬいぐるみ“クマジロウ”が、土木学会のコンシェルジュの“ドボコン”に素朴な質問をします。短い動画で土木学会のしくみや活動をお伝えします。あれ?そうなの?なぜ?と今までのあたりまえを考えるきっかけになるかも。気楽にお楽しみください。 2024年度会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/

自然とくらしの奥深き風景をつくる土木へ 土木学会誌2024年9月号特集

毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2024年9月号特集タイトルは、令和6年度土木学会全国大会のテーマでもある 「自然とくらしの奥深き風景をつくる土木へ」。 以下、特集目次をご案内します。 本特集が、「自然とくらしの奥深き風景」がある地域づくりに向けたヒントとなり、その実践を通して将来の魅力ある国土を形成する一助となりましたら。 自然とくらしの奥深き風景をつくる土木へ 目次鼎談|自然とくらしの奥深き風景をつくる土木へ 鼎談者|奥村 誠(東北大学 災

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D&Iカフェトーク 第62回火山・測量・育休と私のキャリア

火山をこよなく愛する測量技術者の岡本さん。 経済学部に学び、地域の測量会社で測量技術者になり、 その後全国規模の測量会社に転職するという、 珍しいキャリアを築いています。 火山への愛、仕事への意気込み、そして育休からの 復帰直後のリアルな状況を伺います。 D&Iカフェトーク 第62回 火山・測量・育休と私のキャリア 収録日時: 2024年7月26日(金)17:00-17:30 収録場所: オンライン (Zoom) ゲスト: 岡本 茉莉((株)パスコ) アンカー: 山田 菊子((株)ソーシャル・デザイナーズ・ベース、土木学会 D&I委員会) 映像編集: 中島 敬介(土木学会 事務局) デザイン:Pass CO., LTD. <カバー / Zoom 背景 / ロゴ> 主催: 公益社団法人 土木学会  ダイバーシティ・アンド・インクルージョン推進委員会(土木学会 D&I委員会)  https://committees.jsce.or.jp/diversity/  160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内

土木学会誌表紙写真パネル展

土木学会事務局です。 来週開催の土木学会全国大会にあわせ、土木学会誌(2023~2024年)で使用された表紙写真のパネル展示を仙台駅2階コンコースで行います。 表紙写真の撮影は、写真家の山崎エリナ氏です。 仙台にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。 開催概要 場所:JR仙台駅2階コンコース 期間:9/4(水)~9/6(金) 展示時間:10:00~18:00(3日間とも) これまでの表紙写真はこちらから

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クマジロウの教えてドボコン!エピソード2:土木学会全国大会

エピソード2:土木学会全国大会 今回は9月2~6日に仙台にて開催される土木学会全国大会について紹介します。 近年の年次学術講演会の傾向や、全国大会の開催地の決め方など、新たな気づきがあるかもしれませんので、是非ご覧ください。 令和6年度土木学会全国大会公式サイト https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsce2024 ------------------------------------------------------------------------------------------ 第112第土木学会会長のプロジェクトの1つ「クマジロウの教えてドボコン動画配信」では佐々木葉会長の家族のくまのぬいぐるみ“クマジロウ”が、土木学会のコンシェルジュの“ドボコン”に素朴な質問をします。短い動画で土木学会のしくみや活動をお伝えします。あれ?そうなの?なぜ?と今までのあたりまえを考えるきっかけになるかも。気楽にお楽しみください。 2024年度会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/

総合的、複合的な地方インフラの探求

斉藤 親 依頼論説 東日本旅客鉄道株式会社顧問 年明けから半年程、この間のわが国の人口動向に関する記事が印象に残る。1月総務省は、東京圏一極集中の更なる進展を、6月厚労省は、合計特殊出生率の更なる低下と東京都で初の1.0切りを報じた。 想定内とは言え、昨年の社人研の衝撃の発表「半世紀後の人口は現在の7割に減少」が脳裏に浮かび、特に地方で顕在化する人口減少時代の到来を再認識させられた。 一方、経済面では、人口減から逼迫が予想される人手不足の問題が報じられ、AIの早期汎用化

日本最長トンネルの現状と未来

今井 政人 論説委員 北海道旅客鉄道(株) 日本最長、世界でも第2位の長さを持つ青函トンネルは、国鉄分割民営化翌年の1988年に在来線として開業以来、36年間北海道と本州を結ぶ大動脈としての役割を果たしてきた。現在は北海道新幹線と在来線貨物列車が共用で走行し、合計で1日約70本の列車が行き交っている。それにより、年間で貨物約380万トンと旅客約160万人が天候に左右されず安定的に津軽海峡を往来することを可能とし、重要インフラとして機能を発揮している。 青函トンネルは、19

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D&Iカフェトーク 第61回一人ひとり違う社員の幸せを願う社長の武器は?

常に挑戦の人生、何事もいつも一年生と語り、 今は社長として社員の挑戦も支える佐々木さん。 現在から未来へ、地方から海外へ、 その発想力、行動力のルーツと、 挑戦の先に見据える世界に迫ります。 D&Iカフェトーク 第61回 一人ひとり違う社員の幸せを願う社長の武器は? 収録日時: 2024年7月12日(金)17:00-17:30 収録場所: オンライン (Zoom) ゲスト: 佐々木 栄洋(㈱ 栄組) アンカー: 米山 賢( (株)建設技術研究所、土木学会 D&I委員会) 映像編集: 中島 敬介(土木学会 事務局) デザイン:Pass CO., LTD. <カバー / Zoom 背景 / ロゴ> 主催: 公益社団法人 土木学会  ダイバーシティ・アンド・インクルージョン推進委員会(土木学会 D&I委員会)  dandi@ml-jsce.jp https://committees.jsce.or.jp/diversity/  160-0004 東京都新宿区四谷一丁目外濠公園内

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クマジロウの教えてドボコン!エピソード1:葉さん、土木学会会長になる

エピソード1:葉さん、土木学会会長になる 第112代土木学会会長に早稲田大学の佐々木葉さんが就任しました。動画配信第1弾では、土木学会の目的とこれまでの会長データを紹介します。 ------------------------------------------------------------------------------------------第112第土木学会会長のプロジェクトの1つ「クマジロウの教えてドボコン動画配信」では佐々木葉会長の家族のくまのぬいぐるみ“クマジロウ”が、土木学会のコンシェルジュの“ドボコン”に素朴な質問をします。短い動画で土木学会のしくみや活動をお伝えします。あれ?そうなの?なぜ?と今までのあたりまえを考えるきっかけになるかも。気楽にお楽しみください。 2024年度会長プロジェクト 土木学会の風景を描くプロジェクト https://committees.jsce.or.jp/2024_Presidential_Project/

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第112代土木学会会長特別プロジェクトを紹介したパンフレットです。

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毎月1日は弊会の会誌である「土木学会誌」の発行日です。 2024年8月号特集は 「今からはじめるネイチャーポジティブ」。以下、特集目次をご案内します。 本特集が、今からネイチャーポジティブを始める方の助けになりましたら。 今からはじめるネイチャーポジティブ 目次座談会|ネイチャーポジティブは建設産業のビジネスチャンスだ 座談会メンバー|中村 圭吾(土木研究所 流域水環境研究グループ長)/山下 博美(立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授、名古屋大学大学院環境学研究科

仙台市内の選奨土木遺産、土木学会各賞受賞作品など

土木学会事務局です。 今年の土木学会全国大会は、9/2~6の日程で開催します。 このうち、9/4~6が仙台での現地開催となり、9/4は仙台国際センターでの全体行事ほかを、9/5・6は東北大学川内北・川内南キャンパスで年次学術講演会を開催します。 全国大会の開催に合わせ多くの土木技術者の方が仙台の地を訪れることと思いますので、前泊・後泊あるいは期間中の合間で訪れられるよう、仙台市内にある選奨土木遺産や土木学会の各賞を受賞した橋梁や事業などをまとめてみました。 初めて仙台の地

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