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土木偏愛note『from DOBOKU』

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土木広報センター情報集約・発信グループ fromDOBOKUグループのメンバーが、偏った(マニアック)な話題をお送りする、土木偏愛note『from DOBOKU』のマガジンです…
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より偏った編集へ-令和5年新偏集体制-

土木偏愛者のみなさま、こんにちは。 偏集長のマツです。先週からケニアに渡り、仕事に忙殺されています。 マジなんです。 それを肝心な報告が遅れた言い訳にさせてください(´・ω・`)  2021年にスタートしたこのfromDOBOKUですが、さらに偏った編集を目指し、令和5年1月1日から新体制に移行しました。(3ヶ月前w) 令和5年メンバー(2023年1月1日~) 委員長 兼偏集長   松永 昭吾(土木の妖怪マツ/インフラ・ラボ) 副委員長兼副偏集長  小川慎太郎(おがしん/

土木学会誌 第109巻 第7号特集『Allyがつくるインクルーシブインフラ』

今日は特集主査の羽野暁さん、担当委員の山田 菊子さん、前幹事長でDD監督に就任した杉木直さん、新体制では副幹事長になっちゃった川口 暢子さん、from DOBOKU 編集長のマツ松永 昭吾さん、技術者レイ子Reiko Yamamotoさん、と七名で土木学会誌動画の収録。軽く三時間は話せる感じでしたが、本当に素晴らしい内容に、感無量。 表紙は真田 純子先生ら石積み学校、巻頭を飾るのは、我らが新会長の佐々木葉Yoh Sasaki先生の「土木学会の新しい風景をともに描こう!」と編

【渋沢栄一】お札になった土木偉人〜土木スーパースター列伝 #24

本日2024年7月3日は、新紙幣の発行日ですね。 一万円札の新しい顔は「福沢諭吉」から「渋沢栄一」に!実物を見るのが楽しみです。 こんにちは。土木広報センター土木リテラシー促進グループ長の鈴木三馨です。土木リテラシー促進グループ活動で作成した「土木偉人かるた」が完売しまして、ただいま第2弾を鋭意製作中です。 第2弾に、今回の土木スーパースターである渋沢栄一も入れたいと思っています。約500もの企業に関わったとされる渋沢栄一ですが、鉄道、ガス、電力、セメント、建設業など数多の

ドボクのラジオ 第265回 【土木偏愛シリーズ】分岐器を愛でる

2024年6月26日(水)放送 ゲスト:深瀬尚子さん ナビゲーター:JUMI  案内役:おがえもん 今回は、土木学会WEB情報誌「fromDOBOKU」編集委員の深瀬尚子さんに「分岐器を愛でる」をテーマにお話を伺いました。 「fromDOBOKU」ってなんだ?と思いましたよね。「fromDOBOKU」は、メディアプラットフォーム「note」にて、土木のことをカジュアルに噛み砕いたユニークな形で届けることを目的に、土木工学の専門家やインフラ管理支援ボランティア、土木工学を志

土木学会誌 第109巻 第6号特集『土木と広報-片思いから相思相愛へ-』

この六月で岩城 一郎先生が編集長の体制は無事終了しました。皆さん、二年間きっと駆け抜けた感覚だと思います。まずは、本当にお疲れ様でした!また次の旅が始まりますね。bon voyage! さて、昨日はたいへん遅くなってしまいましたが、二ヶ月ぶりの土木学会誌動画(略してDD)の収録でした。小川 慎太郎おがしんさん、六月からはもう二年土木学会誌編集委員会副幹事長に就任された川口 暢子先生とともに、主査の石丸さん(鉄道運輸機構)、副主査の長谷川さん(大成建設)をお招きして、6月号特

土木学会誌 第109巻 第4号特集『インフラに関わる地域の人々ーみんなで創る懐かしい未来ー』

土木学会誌 第109巻 第4号 待ってました!岩城 一郎編集長二回目の土木学会誌4月号。 特集テーマは『インフラに関わる地域の人々ーみんなで創る懐かしい未来ー』主査は、(株)アイ・エス・エスにお勤めで日大工学部研究員でもある浅野和香奈さん。 岩城組土木学会誌編集の編集の視座の二つ目「地域と土木」の特集となってます。冒頭、土木学会誌編集委員会幹事長の杉木直先生から「よく、この広いテーマを、インフラに関わる地域の人々、に絞って頂けて、良かった!」との一言で、浅野さんや編集チ

ドボクのラジオ 第264回 こどもの目線でインフラメンテナンス体験

2024年6月19日(水)放送 ゲスト:米田咲さん ナビゲーター:JUMI 案内役:人形町のゆみ 土木技術者女性の会東日本支部にて、2023年8月に開催された「夏休み!ドボジョと橋をみてみよう inいしおか」の概要を伺いました。 小・中学生とその保護者を招いて、橋の講習会、橋の点検チャレンジ、工事現場見学を行ったそうです。 橋の点検では、橋梁損傷の具体的な写真付きの細かなチェックシートに基づいて、高欄、地覆、排水枡、舗装、伸縮装置といったパーツごとに、親子で会話しな

ドボクのラジオ 第263回 舟遊びの愉しみ

2024年6月12日(水)放送 ゲスト:佐藤 美穂さん ナビゲーター:JUMI 案内役:人形町のゆみ サラリーマン生活を卒業して、それまで経験のないクルーズ事業に参入された佐藤さん。 こだわりの和船・みづはは、12人乗りの小舟で前方がオープンデッキ、後ろに船室がある屋形船スタイルです。 2018年から現在まで土木技術者を講師役にお招きした乗合船を企画されています。橋梁技術者や大手ゼネコンの鉄道マニア、大学の先生などに講師をお願いして、橋の技術史の変遷、川の下を通る鉄

ドボクのラジオ 第262回 【土木偉人シリーズ】砂浜に木を植えた男 大梶七兵衛

2024年6月5日(水)放送 ゲスト:緒方英樹さん ナビゲーター:JUMI 案内役:赤井のぶ 砂浜に木を植えるって、みなさん想像できますか? なんと、大梶七兵衛は、私財をなげうって砂浜に木を植えたのです! このお話は、三代将軍徳川家光の時代で、幕府も松江藩も農作物の増産が急務だった頃。出雲平野は、江戸時代の初めまでは、斐伊川と神戸川という二つの川が運んだ土砂で形成された扇状地でした。農民たちは宍道湖の増水によって斐伊川や神戸川が溢れると山へ向かって逃げまわったそうです

ドボクのラジオ 第261回 決定!土木広報大賞2023

2024年5月29日(水)放送 ゲスト:田中里沙さん ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 公益社団法人土木学会 土木広報センターが主催する「土木広報大賞2023」の選考委員長・田中里沙さんが今回のゲスト。おかげさまで「ドボクのラジオ」は特別賞を受賞しました(拍手)。実は表彰式の司会は私が務めておりました。式の中でどうしても田中委員長に受賞理由を伺いたかったのですが、委員長から「受賞の理由は・・・言えません。」という衝撃的な(笑)コメントがあったのです。そこで今回の

ドボクのラジオ 第260回 日本橋浜町を住みよいまちに

2024年5月22日(水)放送 ゲスト:浅野進さん、山頭彩さん ナビゲーター:JUMI 案内役:蛎殻町の松 日本橋浜町エリアマネジメントは、日本橋浜町界隈をより魅力的なまちにしようと2020年4月に設立された団体です。地域の会社、地元自治組織、商店会組織、個人などが会員になっていて、地域を活性化させるイベント、まちづくりに関する検討や提案、情報発信などさまざまな活動を精力的に進めています。活動内容はこちらのページをご覧ください。 町名に「日本橋」の名前がついていますが、1

【浜野弥四郎】一途に走り続けた土木技術者の生き様〜土木スーパースター列伝 #23

本日6月1日から6月7日まで水道週間です。 今回は「水道」にちなんだ偉人をご紹介します。 プロローグ その胸像がある山上水源地の植物園エリアには、白玉蘭や琉球松など熱帯地域独特の植物たちが訪問者を迎えてくれる。台湾南部の台南市にある台南山上花園水道博物館だ。水源地には、手つかずの自然が残り、様々な動物、昆虫にとっての絶好の棲息地となっている。  そこに一人の日本人技術者の胸像がある。 この地の水道事業に貢献した日本人、浜野弥四郎(はまの やしろう)だ。その台座に刻まれてい

ドボクのラジオ 第259回 持続可能な建設産業に向けて

2024年5月15日(水)放送 ゲスト:岩田 正吾さん ナビゲーター:JUMI 案内役:人形町のゆみ 岩田さんは、長年、鉄筋工事業に従事されてきました。入社当時は仕事がしんどくて仕方がなかったそうです。どうやって仕事から逃げだそうとばかり考えていた岩田さんでしたが、完成した道路を見た時には、鳥肌が立つぐらいの達成感と、大きな仕事をしたという誇りに近い感情がでてきて、やりがいに代わっていきました。 そのうちお父さまが創業された鉄筋工事の専門会社を引き継ぎ社長になったとき

土木学会魅力ある土木の世界発信小委員会中間報告 番外編~事務局~

 おはようございます。30年ほど朝5時から2時間ほどの読書を続けているfromDOBOKU偏(編)集長のマツです。どんなに忙しくて酒を控えることはあっても読書をひかえることはほとんどありません。一日2時間は本の世界に逃げ込む徹底ぶりは自分でも感心します。  さて、6月14日の土木学会定時総会まであと1ヶ月。ということは活動期間もあと1ヶ月というところで「いまごろ中間報告か~い!」とツッコミが入りそうですが、実はこの映像を撮影したのは3ヶ月前の2月12日です。委員会メンバーやメ