見出し画像

保健室から  vol.34 「寝る子は育つ」

10月15日全校に向けて配信。
私の住む県では新規感染者3人。
ほぼ0人が続いていた頃です。

だからこそ感染対策の基本を見直しておこうと配信しました。




保健室から  vol.34
「寝る子は育つ」

ウイルスとの戦い方はいろいろとあります。
こまめな手洗いや消毒、密回避、換気。もちろんマスクの着用。
ウイルスを取り込まないようにしたい。
うがい、水分補給。
口腔内に侵入したウイルスを洗い流す。
飲んじゃっても大丈夫。あなたの胃液はウイルスより強い。

さて、体にウイルスが侵入してしまったら。
ワクチンは効果的な戦闘(対ウイルス)手段ですが、ワクチンさえ打てばいいってもんでもない。
我々の体が本来持っている、悪者と戦う力、すなわち免疫力がしっかりしていなきゃ。

免疫力を高め、維持するには生活そのものを整えることが重要だそうです。
まずは、適度な体温を保つ。
免疫細胞は36.5以上で活性化します。
風邪をひいたりすると熱が出る。あれは体が免疫細胞に働いてもらうために体温を上げているらしい。
運動や入浴がオススメです。

質のよい睡眠をとる。
どういう睡眠が良いのか?
途中で目覚めない、ぐっすり安眠。
朝がさわやか、目覚めの良い睡眠。
そのためには、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる。
例えば休日前は夜更かしして、休日は朝寝坊。これはイカン。(私も・・・反省)
寝る直前には飲食しない。(私も・・・反省)
寝る前にパソコンやスマホは見ない。

ドイツの哲学者、カントという方は毎日決まった時間に決まったことをしていたとか。
散歩の時間とルートが決まっていたので、近所の人はカントの姿を見て時計の遅れを直したと言われています。
なるほど、カントの免疫力はかなり高かったのではあるまいか。




やはり規則正しい生活に勝るものはありません。
カントの免疫力がどうであったかは存じませんが・・・

さて、前回3回目の接種の夜、副反応が出たことをお伝えしましたが、
実はその翌日も(つまり、接種翌日の夜)も副反応が出ました。
症状は2日間ともまったく同じ。

まず、草木も眠る丑三つ時(午前2時頃)に寒気がする。
体温は37.5℃くらい。
だんだん悪寒が強くなる。
明け方の体温が38℃くらい。
熱冷ましを飲むと少し楽になって眠る。
午前中は37℃前後を行ったり来たり。
午後はまったく症状なし。

さすがに3日目は症状が出ませんでしたが、
2日続くとは思わなかった。
人類が初めて体験する病気。何があるかわかりませんな。

接種日も含めて3日間仕事を休んじゃいました。
職場には何の支障もなかったそうです。

うーん、いいことなのか? 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?