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保健室から  vol.36 「額物語」

10月28日に配信。
前回に引き続いて免疫力の話ですね。
新型コロナ感染症に限らず、どんな疾病とも闘ってくれる。
免疫力は偉大だ。



保健室から  vol.36
「額物語」

免疫力アップのためには、睡眠が大事、食事も大事、ということをお伝えしました。
今回は免疫力を下げない方法について。

まずは疲労が大敵です。
疲れたときは脳が活動を拒否します。動きたくない!
活動量が低下すると、当然筋肉も内臓も怠ける。動かないと血液の循環が鈍る。
私たちが活発に動いているときには免疫細胞は体中を駆け巡るけれど、
動かないときには免疫細胞がいろんなところで滞る。これでは免疫力は低下する。

「疲れただろうけれど無理して動け!」
というのは、現実的ではありません。無理しちゃいけない。
疲労が溜まる前にしっかり休みましょう。

疲労をとるには休むことが一番大事ですが、他にも方法があります。
それは好きなことをすること。
人間は好きなことをしていると、脳が活性化する。
すると脳内の血液がどんどん流れて脳細胞に栄養が行き渡る。
頭がリフレッシュするし、当然、免疫力もアップ!
まあ、そうはいってもあんまり根を詰めないように。過ぎたるは尚及ばざるがごとし。

私だと、のんびりしようとしても、ついついいらんことを考えちゃうことがある。
いらんことって、考えてるだけでも疲れるもんです。
そういうときは、絵筆を持つことにしています。
絵を描いていると、絵に集中できる。

あいつ(誰?)の顔も、こいつ(誰?)の顔も浮かばない。
あんなこと(何?)も、こんなこと(何?)も忘れていられる。

さて、絵を飾るには額が必要です。
額は高い。油彩画用だとシンプルなものでも5000円ぐらいはする。
お宅に不要な額、ありません?



高校生に向けての配信ですが、
「疲れたら休め」とか「趣味を持て」とか、
どうも内容的には大人向けです。
しかもそこそこ年配者向け。

まあ、書いている本人(つまり私)が定年間際なんだから仕方ない。
それに、この配信の読者は高校生諸君だけでなく、
先生方や保護者のみなさんだったりもする。
ならば大人の保健衛生(そういう?意味ではありません)を扱ってもよろしかろう。

やはり疲れをためず、しっかり休養をとって、趣味に生きることは大切です。
定年まであと一週間!
もう、楽しみで楽しみで。

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