JQ3JUK アマチュア無線局

2024年5月に神戸市西区で開局した2アマのJQ3JUKです。アマチュア無線に関連する…

JQ3JUK アマチュア無線局

2024年5月に神戸市西区で開局した2アマのJQ3JUKです。アマチュア無線に関連する記事を掲載していく予定です。15m-20mでFT8をメインにPOTA運用中です。 https://www.qrz.com/db/jq3juk

マガジン

  • POTA運用の記録

    国立・国定・国営・国設・都道府県立の公園/自然公園で移動運用するPOTA (Parks on the Air) の記録を掲載しています

  • FT8移動運用時にGPS信号で精度よくMacを時刻合わせする

    FT8運用時のデコード率に直結するPCの時刻ですが、Macで移動運用しかもスマホ圏外でもGPS信号を使って精度よく時刻合わせするために試行錯誤した成果を掲載しています。 記事は上の方が新しいです。下から順に目を通されることをおすすめします。

最近の記事

POTAアクティベータ運用 4回目

前日のJP-2091 国見の森公園に引き続き、今日は近所のJP-1542 明石公園とJP-1991 舞子公園でPOTAアクティベータ運用してきました。 準備これで4回目の移動運用となります。少しずつノウハウが溜まってきたのではないかと思っているところです。 AlexLoopアンテナ 小改造 荷物をパッキングする際に、AlexLoopアンテナが文字通りお荷物になっていました。分解してコンパクトになる点は素晴らしいのですが、凹凸が大きくて納まりが悪いのです。ループを支えるポ

    • POTAアクティベータ運用 3回目

      3回目となるPOTAアクティベータ運用は、JP-2091 兵庫県立国見の森公園で行いました。 準備今回は特にこれといった特別な準備はなく、必要最小限となるものを用意しました。 リグ Elecraft KX2 アンテナ AlexLoopのみ ノートPC, DigiRig Mobile USB冷却ファン、ポータブルバッテリー アンテナをAlexLoopのみと割り切ったため、同軸ケーブルもラジアル類も不要になり、前回より荷物が減りました。 24/06/16JP-209

      • POTAアクティベータ運用 2回目

        先週はJP-1996 石の寝屋緑地をアクティベートしました。今回は初回運用時にアクティベートできなかったJP-1999 灘山緑地とJP-2000 あわじ花さじきをアクティベートすべく、移動運用してきました。 準備前回の初めての移動運用は準備が足りていない部分が多く、その反省から今回はもう少し念入りに準備を行いました。 服装 前回の初日はバイクウェアの機能性アンダーの上からパーカー、二日目はワイシャツにジーンズという普段着で、特に二日目は移動のためにハイキングコースを移動

        • Begali 70th Anniversary key #030

          10年に一度のことですから、と自分で自分に言い訳をし、物欲に負けて購入しちゃいました。シリアル #030 / 424が届きました。

        POTAアクティベータ運用 4回目

        マガジン

        • POTA運用の記録
          5本
        • FT8移動運用時にGPS信号で精度よくMacを時刻合わせする
          7本

        記事

          WindowsでもPiZero2Wで高精度に時刻合わせ

          ここまで、PiZero2W上にGPSのPPS信号で高精度なNTPサーバを立て、MacからOTG接続して時刻合わせする記事を公開してきましたが、Windowsでも同様に時刻合わせできないものでしょうか? 答えは「できます」。 PiZero2Wの設定についてはMac向けの記事をご参照下さい。 WindowsでOTG接続MacOSと同様のサービスを利用するには、下記の設定を行えばOKです。 WindowsにBonjourサービスをインストール OTGドライバをインストール

          WindowsでもPiZero2Wで高精度に時刻合わせ

          OTG接続用にPiZero2Wをセットアップする その2 (Overlay FS)

          元の記事が長くなってしまったので、Overlay File Systemの設定については別記事に切り出しました。 ここまでの設定では、PiZero2Wの電源を切る際に毎回shutdownコマンドを実行してきました。しかし、実際の運用時にSSHでshutdownコマンドを毎回実行するのは手間です。可能であればいきなりUSBケーブルを引っこ抜いてしまいたいですよね? RasPiならできます。Overlay File Systemという仕組みが提供されています。 Overla

          OTG接続用にPiZero2Wをセットアップする その2 (Overlay FS)

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その5

          その4の記事までで基本的な設定は完了しています。このまま運用しても問題ありませんが、無理なく楽して実運用するためにもう一工夫しましょう。 実際の運用を想定する日常ユースではGPSでの時刻合わせが必要になるケースはほとんどないと思いますので、普段はPiZero2Wを外し、FT8運用時のみPiZero2Wを接続することになると思います。 chronyを再起動する この抜き差しでchronydが自動的に時刻ソースを再選択してくれればいいのですが、動作を眺めている限りではあまり

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その5

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その4

          その3の続き、いよいよクライマックスです。最後にMac側に時刻合わせの環境を整え、PiZero2Wを接続して時刻合わせを行います。 MacにchronyをインストールするPiZero2Wにもchronyをインストールしましたが、あちらはNTPサーバ、こちらはNTPクライアントとして動作させます。 HomeBrew Mac用のパッケージ管理ツールであるHomeBrewを使ってchronyをインストールします。まずはHomeBrewをインストールします。 % /bin/b

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その4

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その3

          その2の続きです。ここまでで、PiZero2WとMacをOTG接続できるようになり、GPSレシーバの準備もできました。ここでは、PiZero2WにGPSレシーバを接続し、高精度なNTPサーバとして仕立てます。 PiZero2WをセットアップするまずはPiZero2Wの電源が落ちていることを確認してから、microSDを取り出し、MacあるいはWindowsにマウントしてbootfsドライブを開きます。 以下、Macのターミナルでの作業時のプロンプトは % 、PiZero2

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その3

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その2

          その1の続きです。ここまでで、PiZero2WとMacをOTG接続できるようになりました。ここでは、今回利用するGPSレシーバの準備を行います。 GPSレシーバを準備する今回は秋月電子でPPS出力に対応したGPSレシーバを購入しました。 リード線が剥き出しになっていますので、RasPiのピンヘッダに接続できるよう、コンタクトとハウジングも購入します。 リード線を加工 まずはGPSレシーバのケーブルの先端から出ている各リード線が短いので、黒い被覆を5cmほどカットします

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その2

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その1

          先に作成した記事では、MacOSにGPSレシーバをUSB接続し、GPS信号から時刻を取り出して時刻合わせを行いました。しかしFT8で送信を行うとGPSレシーバが停止するという問題が見つかり、検証を進められないために現時点ではこの方法はおすすめしていません。 そこで、代替案を検討しました。Macが自前でGPS信号を処理する代わりに、Raspberry Pi (以下、RasPi) にGSP信号を処理するNTPサーバを立て、MacからこのRasPiを参照すればよさそうです。 こ

          PiZero2W+PPSでMacOSを高精度に時刻合わせする その1

          OTG接続用にPiZero2Wをセットアップする その1 (インストール)

          以下の元記事が長くなってしまったので、PiZero2Wのセットアップについては別の記事に記事を切り出しました。 重要なポイント Raspberry Pi OS (以下、RasPiOS) がBullseyeベースからBookwormベースに更新され、最新版では従来の設定ではOTG接続できないようです。この調査に時間を掛けるのは本末転倒なので、主題であるOTG接続の実現を優先し、ここではBullseyeベースのRasPiOSを導入します。 後述しますが、ImagerのOS選

          OTG接続用にPiZero2Wをセットアップする その1 (インストール)

          FT8運用のためにElecraft KX2を設定する

          Elecraft KX2はFT8やPSK31等のデータ通信に対応していますが、当然のことながら効率よく運用するためには正しく設定することが必須です。とは言え、無手勝流では無理がありますので、先人の知恵を借りましょう。 こちらのサイトではKX2設定動画なども公開されているようです。 はじめにこの記事では設定項目と設定値が列挙されていますが、具体的にどこをどう操作すればよいのか分かりません。そういう時こそマニュアルの出番です。 クイックリファレンス オーナーズマニュアル

          FT8運用のためにElecraft KX2を設定する

          FT8移動運用のために用意したもの・欲しいもの

          ※ この記事は随時更新しています。 無事に開局し、POTAアクティベータ運用も開始しました。ここでは移動運用するために準備したもの、実際に運用後に欲しくなったものをピックアップしていきます。表題の通り、運用モードはFT8を想定しています。 無線機器リグ メインのKX3は米Elecraft社で50W制限ファームウェアへの更新中のため、この記事の執筆時点で手元にあるのはKX2 (とTH-D75) です。 アンテナ・カウンターポイズ ElecraftのAX1と第一電波のR

          FT8移動運用のために用意したもの・欲しいもの

          POTA初アクティベーション&DX初交信

          24/06/01(土)と02(日)にPOTA運用を行い、2日目にようやくアクティベーションに成功しました。また、初めて海外局とも交信できました。失敗だらけでしたが、記録として残しておきます。 24/06/01 (土)この日は晴れるとの予報を見て、アクティベータとして初運用することを決意しました。行き先はウチからアクセスしやすく、かつQSO数の少ない以下の3つの公園に決めました。 JP-1999 灘山緑地 JP-2000 あわじ花さじき JP-1996 あわじ石の寝屋緑

          POTA初アクティベーション&DX初交信

          [注意書きあり] MacOSでGPSレシーバを使って時刻合わせ

          注意書きこの記事の公開後、改めて検証するために屋外の圏外になる場所で動作させたところ、FT8の送信のタイミングでGPSレシーバが停止するという現象が発生しました。現場で、手元にあったパッチンコアをケーブルにはめてみたりしましたが、応急処置では対処できず、現時点でもこの問題は解決していません。 一応、この記事は継続して公開しますが、上記の問題を抱えていることをご了承の上、お読み下さい。 なお、別の方法で時刻合わせする記事も公開していますので、そちら合わせてご参照頂ければと思

          [注意書きあり] MacOSでGPSレシーバを使って時刻合わせ