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「アマチュア無線ってどんなもの?」QRコード

X (Twitter) でそれなりに反響のあったツイートを記事に起こしました。

「何してんスか?」

公園でPOTA運用していると、いろいろな人から声を掛けられます。特に土日、この季節は昆虫採集や親子向けイベントなどで公園に来ている親子連れから「何してんスか?」と話し掛けられることがあります。

当然ですが、そういう場合は「アマチュア無線っス」と答えます。相手が中高年の方であれば「私も昔やってました」「2mに出てました」「何ていいましたっけ、あのカード」と盛り上がることが結構あります。

しかし私と同世代以下だと「アマチュア?無線?」となることが多いです。POTAではだいたいFT8を運用しているので、WSJT-Xの画面を見せて「このトランシーバーにノートPCを接続して、国内外の局と交信してるんス」「山の上だと電波がよく飛ぶんスよ」的な説明をしています。しかしアマチュア無線の説明としては不十分なことは明白です。

公園でむっつり黙ってノートPCの画面を眺めている姿が、世間一般的に「無線」でイメージされるハンドマイクを使って交信する姿と乖離しているのもその一因かも知れません。

「アマチュア無線ってどんなもの?」

そこでJARLの出番です。JARLのウェブサイトに『始めよう!! アマチュア無線』というコンテンツがあります。ここに、アマチュア無線の概要や始め方など、初心者向けの資料などが上がっています。

ここで公開されているコンテンツのうち、JARL新執行部の新たな取り組みの一つとして昨年10月に公開された、アニメ調のイラストを交えた若年層向けのPDF資料「アマチュア無線ってどんなもの?」が親子連れにはよさそうです。

しかしこのPDFを印刷して配布するのは、多くの公園で禁止されていることの多い「チラシの配布」に該当する可能性があります。かと言ってFT8運用中のPCで表示するのもちょっと違いますし、URLを口頭で伝えるのは現実的ではないでしょう。

そこでQRコードです。このPDFのURLをQRコードにしてスマホで読み込めるようにしました。こちらがそのQRコードになります。

「アマチュア無線ってどんなもの?」QRコード

ある程度口頭で説明して、「もし興味があれば、このPDFを読んでみて下さい」と、紙に出力するなりスマホで表示するなりしたこのQRコードを差し出してカメラで読み込んでもらえばOKです。

場合によっては出所を怪しまれるかも知れないので、「(一社) 日本アマチュア無線連盟が配布している入門者向けチラシです」のような一言を沿えておくと安心されるかも知れません。

あるいは配布用ではなく閲覧用に1部だけ出力しておくのもアリだと思いますが、荷物が増える上にしわくちゃにならないよう気を配る必要がありますし、それなりに見栄えのするよう印刷するコストも無視できなさそうですので、ちょっと現実的ではなさそうです。JARL側で印刷済みのものを頒布してくれれば助かるのですが、予算の問題で難しいのでしょうね。

余談

このJARLの『始めよう!! アマチュア無線』のページにある資料ですが、対象が大人なのか子供なのか分からない資料があったり、FT8のようなデジタルモードについて一切触れられていなかったりと、今日の情報発信ページとしては若干問題がある感じがします。新たにIT・技術担当の常務理事が就任されたようですので、今後の改善に期待しましょう。


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