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レポート:『ザ・ビートルズが学んだ超越瞑想について語る』 @ 池袋シネマ・ロサ

9月に公開された映画『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』のヒット記念として、10/12(水)池袋シネマ・ロサにてトーク付き上映が行われました。トークのテーマは『ザ・ビートルズが学んだ超越瞑想(TM)について』。ミュージシャンの伊藤銀次さんと、マハリシ総合教育研究所代表・鈴木志津夫が登壇しました。

「90年代初頭から、ときどきはさぼりながらも今でもTMを続けている」という銀次さん。イベントの中で、ご自身が感じているTMの効果として、「気づきが増える」「気持ちを初期化できる」「緊張とリラックスの両方を同時に感じられる」ということについてお話しくださいました。

「僕はもともと、他の人が気づかないようなことにふと気づくといった傾向があったのですが、TMを始めてからは、より気づきが多くなったと感じます。」

「日常生活の中で、時にはイライラしたり、怒りっぽくなったりしてしまうこともあるのですが、TMをして『超越した』と感じたときは、自分本来の落ち着いた場所に戻ってくるような感じがあります。初期化される感じです。」

「僕はけっこう熱くなるタイプのミュージシャンなんです。だからコンサートの時には力み過ぎたり、『やってやるぞ』といった気持ちが強く出る傾向があります。それがTMを始めてからは、ステージで演奏しているときに、気持ちよく歌っている自分がありつつ、それをあたたかく見ているような自分がいるようになった。緊張とリラックスの両方を体感する時があります。」

10/12(水)池袋シネマ・ロサにて

30分のトークはあっという間。最後に代表・鈴木はビートルズのメンバーの関係性と、伊藤銀次さん、大瀧詠一さん、山下達郎さん、佐野元春さんの関係を重ね合わせ、「ビートルズと同じ存在」とお話ししました。メンバー同士でお互いにアイデアを出し合い、アレンジを含めた曲づくりをおこなったビートルズと、プロデュースや共作をおこなうことで、より大きな創造性を発揮していった伊藤銀次さん、大瀧詠一さん、山下達郎さん、佐野元春さんを重ね合わせたのです。そして日本の音楽文化を半世紀に渡って創造してくださった銀次さんの功績を讃えると、客席から大きな拍手がわき起こりました。