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廃棄木製パレットの意外な生まれ変わり

こんにちは。JPR広報部の外里(ほかり)です。
JPR本社が置かれているのは東京都大手町。東京の中心でオフィスビルが立ち並ぶ街ですが、実は緑が多いです。皇居付近の松の木、秋に色づく銀杏、見逃しがちですが、周辺を歩いていると木の存在の大切さに気付きます。
さて今回は、JPRの木製パレットが意外なものに生まれ変わった事例をご紹介します。

JPRの木製パレット

1971年の創業当時からJPRを支えてきた木製の11型パレット。時代が移り変わり、今はプラスチック製が主力になりましたが、現在も用途により木製をご利用いただいています。


両面二方差しの木製11型パレット

パレットが傷んだ際は通常メンテナンスを行いますが、修復不能な状態になってしまったパレットは廃棄となってしまいます。ですが、一生懸命働いてくれたパレットを別のものに生まれ変わらせなんとか使い続けたい、その想いで、最近では廃棄予定だった木製パレットをほかの製品として活用する取り組みを行っています。ここから、木製パレットが少し意外な姿に生まれ変わった事例をご紹介します。

家具に生まれ変わり、おしゃれな空間の一員に

当社で廃棄予定だった木製パレットを、木製の廃パレットや建築廃材などを再生・アップサイクルしヴィンテージ家具等に生まれ変わらせる企業に提供しました。写真は、東京の「EBISU FOOD HALL(エビスフードホール)」。おしゃれな店内に設置されているテーブルの一部は、実は木製パレットが生まれ変わったものです。訪れた際はぜひ、ご注目ください。その他の場所でも同様に家具として使用されたり、小物に生まれ変わったり、といった活用例があります。

「EBISU FOOD HALL(エビスフードホール)」に並ぶテーブル

スポーツに貢献⚽

(一社)日本パレット協会を通じて、木製廃パレットを(一社)日本ストリートサッカー協会に提供しました。ストリートサッカーとは、スペースに合わせ、人数・場所・ルール、ゴールも変えてサッカーを楽しむ「遊び」です。

「1人対1人のストリートサッカー(PANNA)」に使うケージとして、加工された木製廃パレットを使用。子どもから大人までスポーツを楽しむ場をつくる手助けをさせていただきました。

2022年4月に「GLP ALFALINK流山」で開催された地域交流型イベントで使用

以上、物流と関わりのない領域でもパレットが活用されている例をご紹介しました。今後もさまざまな可能性を視野に、限りある資源を有効活用してまいります。最後までお読みいただきありがとうございました。

JPRの木製パレット:https://www.jpr.co.jp/service/pallet/wood/index.html
人にも環境にも優しいJPRのサービス:https://www.jpr.co.jp/company/img/v2/csr.jpg


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