【図解】地下アイドルは今すぐYouTubeのライブ映像を消せ【地下アイドルの新しい分類】
「今〇〇ってアイドルがめちゃくちゃ良くて」
「楽曲がめちゃくちゃいい」
「歌もダンスもビジュアルにも手を抜かない本格派アイドルユニット」
こんな話をみて聞いて、
期待に胸膨らませて今日はこのアイドルをつまみに飲むぞーつって、
コンビニでビールとコンソメパンチのダブルを買って意気揚々と
YouTubeで検索した時によくわからん手振れでガタガタのハンディカムで
撮った、ヘロヘロ生歌の映像が出てきて
絶望するみたいなことが多いので
今怒りで肩を震わせながらキーボードを打っています。
言いたいことはひとつで、タイトルにもある通り
地下アイドルの皆さんは今この記事を見た瞬間にYouTubeのライブ映像を消したほうがいいですよ
ってことです。
これは俺が個人的な怒りで言ってる話ではなくて目指す場所に行くための
マイナスプロモーションになってるよー。っていう話です。
言い換えると
『有名になりたいアイドルの
皆さんはYouTubeのライブ映像を消しましょう』です。
それでは、このテーマを語るにあたり重要な要素を紐解きながら分析していきましょう。
地下アイドルは有名になりたいかどうかをはっきりさせるべき
上の図はアイドルたちの『意識』と『現在地』のマトリックス図です。
地下アイドルはそのアイドルグループの『意識』と『現在地』によって4つの分類に分けることができます。
※CよりもA,B,Dが偉いわけではありません。
横軸の意識をもう少し詳しく解説すると
アマチュア : 少人数とのファンとの触れ合いに重きを置く。ファンとの交流を大事にしているから有名になって、その距離感や居心地の良さが消えるのであれば有名にならなくても良い。
プロ : 活動の目的が有名になること、ライブに来てくれるファンを増やすこと。
となります。
そして地下アイドルの皆さんの半分くらいはCドルだと思います。
もしかしたら『地底』という言葉と同じようなイメージかもしれません。
残りの40%くらいがDドルで10%がBドルですね。
ソースはありません。
そしてCに関してはこの記事で詳しく書いているので暇だったらみてみてください。
こちらの記事を流用すると
Cドルは
活動目標を『有名になること』より、『小規模のファンとライブを通じて交流すること』に重きをおくグループ
となりDドルは
有名になりたいけどまだなれていないアイドル
となります。こちらの記事では
収益の使用目的の違いについても言及していますね。引用します
収益の使用目的も違います。(生活するためのギャラっていう所は共通です)
地下アイドルは次回のライブの資金を得るためにライブをします。
halfway up idolは知名度を上げるための施作を打つための資金を調達します。
halfway up idolというダサいネーミングはここでいうDドルに対しつけた名称です。
CドルとDドルの違いはわかっていただけたでしょうか
改めて図に反映しましょう。
となります。
Aはいるのかわかりません。天才だと思います。
『地下アイドルはYouTubeのライブ映像を消せ』の真意
ではここからが本題です。
ここではCドル,Dドルのファンへのアプローチ方法の違いについて考えていきます。
冒頭でも書きましたが、結論から言うと
Bドル,Cドルはライブ映像を載せてOK
Dドルはライブ映像を載せてはいけない。
です。
Aドルはあなたのやりたいことをやってください。それが正解です。
Cドルは既存のファンへのアプローチを行っていきます。
既存のファンを逃さないための施作をうちます。
新規ファンの獲得ではなく既存ファンに向けてコンテンツを打つ必要があるので、とにかく新しいコンテンツを作って提供し続ける必要があります。
そしてそこにはクオリティの高い映像や目を引くような企画は必要ありません。必要なのはとにかく数です。
ですのでコンテンツの一つとしてライブ映像はどんどん出していくべきです。
Dドルはそれをやってはいけません。
新規のファンを獲得するための施作を打たないといけません。
言い換えると、新規のファンがライブに来たくなるコンテンツを発信しないといけません。
Dドルはスキル面でもまだ発展途上です。
純粋に歌やダンスなどのステージパフォーマンスではBドルに劣ります。
じゃあDドルは何で勝負するか。
ライブを直接みてもらって、一生懸命さで勝負するしかありません。
「歌とかダンスはまだまだだけど頑張ってるから応援しよう」です。
そして残念ながら皆さんのYouTubeチャンネルに上がっているようなずっと引きのアングルでただただ生歌を垂れ流している動画では
それは伝わりません。
歌の未熟さ、ダンスの未熟さだけが際立ちます。
※ちなみにBドルがライブ映像を載せてOKなのは少なくとも
最低限のスキル、映像技術が担保されているからです。
逆にいうと一般の人が見て、下手くそだな、なんだこれ、って
思われないレベルのスキルもBドルになるためには必須です。
まずDドルの皆さんがSNSやYouTubeでやるべきは、
どんな手を使ってでもライブに足を運ばせることです。
新規ファンにとってマイナスプロモーションになるヘロヘロライブ映像は今すぐ消しましょう。生歌もやめましょう。
その代わりに音源を使ってMVを作りましょう。
DドルをDドルとして見せるのではなく、
ネット上ではBドルに見せるプロモーションを打ちましょう。
中身はなくてもいいので外見は立派な家を建てましょう。
そこからライブに来た新規ファンの人たちには技術ではなく
「一生懸命さ」をぶつけましょう。
『MVはないけどライブに来てもらえれば。』
じゃないんですよ。逆です。
『ライブに来てもらうためにMVをしっかり作るんです。』
もしかしたら
実際にMVにつられてライブを見にきた人はこう思うかもしれません。
「詐欺やん」
と。
「うるせえ!」
と返しましょう。
ライブでスキルを超えた魅力をぶつけることができれば
そいつはあなたのファンになります。
スキルがないという欠点も、あなたの魅力になります。
そして、コツコツレッスン、トレーニングを積んで胸を張ってライブ映像を見せられる時になったら満を辞してライブ映像は公開しましょう。
こんな話すると
MVのクオリティってどこまで求められるんですかね。とかぶっちゃけ音楽も作って映像も作ったら金額かかりますよね、だから現場ののせてるんすけどとか言ってくる人たちがいると思うんですけど。
かかりますよ。そりゃ。とはいえね、
MVだって安くあげようと思ったらそれなりのクオリティのもので
5万とかでできちゃいます。(場合によりですけど)
そのお金も出せないのであれば、それはそもそもDドルからBドルに上がっていくのはめちゃくちゃ厳しいと思いますよ。
その場合はやっぱり頭を切り替えてCドルとして生きていくっていう覚悟を決めるべきだと思います。
前の記事でも何回も言ってますけどCドルはCドルで楽しいですからね。
文化祭みたいに限られたコミュニティの中でワイワイやるノリってめちゃくちゃ楽しいし、この楽しさを下に見る奴らは僕が一人ずつぶん殴って歩きます。
それでもやっぱり何がなんでも有名になりたい、
って思うんであればそのくらいの金出しましょうよ。
そして、
よし、MVを撮ろうと決めたDドル皆さんの中でも
「偉そうにしてるけど、じゃあ実際にクオリティの高いMVを撮るにはどうしたらいいんだよ馬鹿が」って人も多いと思うんです、
それは次の記事で考えてみようと思います!
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