東南アジアバックパックの想い出を語る⑧~インド~
バックパックの旅、インド編!
インドはどうしても行きたいところがあったので、とても楽しみでした!
『はだしの大学、Bear Foot Collage』
TEDトークってご存じですか?
著名な方や、功績を残された方が、限定されたオーディエンスの前で講演を行う企画です。
You Tube にもアップされていて、よく大学の頃に英語の勉強もかねて見ていました。
そこで見つけた動画で、とても印象に残っていたのが、バンカーロイさんという方のお話でした。
ロイさんはお医者さんでしたが、本当に人々にとって必要なことは何か?という観点から、ベアフットカレッジを創設されます。
その経緯や、大学での取り組みを見てとても感動して、いつか行ってみたいなと思っていたため、バックパックの旅に織り込んでみました。
途中の駅の写真!
意気込んでいくぞ!と思っていたのはよかったのですが、行き方が中々難しく、かなり田舎にありました。
首都のデリーから電車でジャイプルまで移動して、そこからさらに高速バスで2時間半。
その駅から最寄りの駅まで電車が出ていましたが、ついた時にはすでに電車は出発していて、朝と夜の2本のみ!
どうしようかと思いましたが、せっかくここまで来たのだから!!と、駅付近にたくさんいたトゥクトゥクのおっちゃんに相談してみました。
私:「ここまで行きたいんだけど、行ける?」
おっちゃんA:「うわー、ここは遠いよ。ちょっと難しいかな」
私:「・・・(まじかぁ)」
私「ここまで行きたいんだけど、行ける?」
おっちゃんB:「遠いけど行ってあげる!!」
私:「わー!!ありがとう!!いくら?」
おっちゃんB:「◎◎ルピー!」
私:「高っ!!!そんなするのー??◎◎ルピーにまけて!」
おっちゃんB:「そんな安くちゃ無理だよ!」
とインドあるあるのやり取りしました。
せっかく行ってくれるおっちゃんの存在は貴重だけど、高い!!
ここまで来たら絶対行くと決めていたので交渉作戦しました。
私:「◎◎ルピーじゃなかったら、じゃあいいや!」
おっちゃんB:「・・・・・・・・・。わかったよ!!」
私:「ありがとう~~~~!!!!!!」
少し時間はかかりましたが、おっちゃんがのせてくれることになり、向かいました。
駅から離れていくと、360°見渡す限り、畑か田んぼ道!
人もぽつぽつといなくなってきて、かなり辺境まで来ている感じでした。
しかも、おっちゃんのトゥクトゥクのフロントガラスはなぜか弾丸の跡があり、このままどこかにもしかしたら連れていかれるのかな?と不安になりました。
インド訛りで、やっと通じる英語で大丈夫か?と聞きながら、手汗を書きながら、お母さん今までありがとうと若干思いながら乗ること約1時間。
最終的に、目的地だったベアフットカレッジに到着しました。
中から人が出てきて、お世話になる予定だった女性と会った瞬間、ふっと力が抜けて頭が真っ白になりました。
(無事につけて本当に良かったぁ~~)
あの時の人の温かみは今でも忘れられません。
トゥクトゥクのおっちゃんにも、感謝です。
次は、ベアフットカレッジでの思い出を書きます。
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