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誰だろう。ネット通販は頼んでいないし、記念日でもないし。 ごく普通の金曜日、ポストに入っ…
サザンオールスターズのCDを6枚借りて車に乗った。懐かしいメロディが私を遠い昔に連れて行く…
「すずちゃん、もうやめてよぉ」 耳まで真っ赤だ。 私から冊子を取り上げようと 一生懸命にな…
はじめに いつもさつま瑠璃のnoteを読んでいただきありがとうございます。 あるいは、今回の…
生まれた瞬間から、生命の火が消える瞬間まで、時間は早くなったり遅くなったりすることなく、…
私という人生を半分生きた。 今、自分を包んでいるものすべてを 私は「ゆたかさ」と呼びたい…
午後1時、スマホが鳴った。 緊急事態宣言は解除されたものの、小学校はまだ短縮日課。下校までの貴重な時間を食料品の買い出しに使ってしまった私は、腹ペコで帰ってきた息子のお昼を大急ぎで用意していた。ラーメン、素麺、焼きそば、ざるそば、うどんにパスタ。麺、麺、麺のルーチンに時々チャーハンが登場する近頃の昼ごはん。その日は焼きそばのタイミングで、私は残り数センチのキャベツを切り終えてからスマホを手に取った。炒め始める前でよかったと思いながら。 知らない番号だ。誰だろう。 「もし
「おねがいっ!甘めにしてー。」 息子が必死に訴えるのがおかしくて吹き出しそうになってしま…
火の女神の名前はひかりちゃんだった。 文化祭の後、自校の生徒だけで行う後夜祭。事前の投票…
短大に通っている頃、地下鉄の乗換駅で1枚のポスターを見た。 私は考えごとをしながら電車を…
小さい時からよく泣く子だった。 早生まれの長女。みんながそうではないと思うけれど、私は小…