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気持ちを言葉にする難しさ~自閉スペクトラム症に関するお悩み~

こんにちは、ゆうメンタルクリニック医師の森しほです。

学校の課題としてよくだされる”作文”。

実は発達障害の方にとって苦手と感じる方も多いようです。
それは感じたことは多くとも、
それを言葉にして表現することに時間がかかってしまうためです。

日常生活では、
ある程度パターン化されたことが多いため本人も問題なくすごせます。

しかしあまり経験のない出来事などに遭遇すると
パターン化されていないため
情報処理に時間がかかってしまいフリーズしてしまうのです。


そういった意味では、作文はかなり複雑な課題となります。

本人にとってパターン化されていない初めての経験に対して、
事実関係を整理して
その中から書くべきことを選別していかなければならないからです。

加えて、
作文として求められるような事実と感想を選び出すこと
発達障害のある方にとっては一苦労といえます。


詳しくはリタリコ発達ナビさんの記事でお話しさせていただきました!


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