卒後15年目の医師の働き方
ただいま、日本に一時帰国中!
昨日、大学の同級生何人かと飲み会をしました。
私たちは今年で卒後15年目になり
同級生の働く環境は様々でした。
1. 卒業した大学に残る者は講師に
昨日会った同級生で、大学に残っている人はみんな講師。
専門医を取り、博士号も取り、その後講師に(女医ママもいますよ〜)。
正直「え!?あんたが講師なの?」という男子もいましたが(笑)
講師になると、持ち患さんを持たなくていいこともあり、
突然開かれた飲み会は、まさかの17時半開始でした(学生か?という早さ…)。
「下積みを経て、講師までいくとQOLは悪くない」と言っていました。
(委員会等の出席がある場合は、夜遅くなるそうです。)
しかし一方で
講師の先のキャリアはどうなるのか?
これは共通の悩みのようでした。
2. 跡を継いだり、開業したりも多い
私が卒業したのは、私立の医学部なので
同級生は医師や歯科医師のご子息が大多数を占めていましたが
たくさんの同級生が、跡を継いだり、地元で開業したり。
お父さんが健在の場合は、副院長として
お父さんがリタイヤ/お亡くなりになっている場合は
院長として
立派に医院/病院の顔としてホームページに載っている。
もうそんな学年になったんだなぁと、しみじみとしました。
また、親に多額の学費を払ってもらっているというのもあると思いますが
結構素直に跡を継いでいる人が多い、という印象を受けました。
3. 留学はタイミング
大学に残っていて、留学したい意思があっても
実現できないことがあります。
しばらく大学に残り、講師になり、
留学したいなぁと考えていたものの
できずに親の跡を継いだ人
コロナのせいでできなかった人
昨今の円安であきらめた人
色々いました。
留学によく出している医局か
先輩に留学に行きたい人は多いか
によっても変わってきますが
家庭の事情も大きく関わってくる、留学のタイミング。
優秀でも行けない人もいるし
留学は運もあるなぁと改めて思いました。
以上、なんのまとまりもありませんが
初期研修医や専攻医の時には
あまり想像もできなかった医師15年目の生活。
誰かの参考になれば、幸いです^ ^
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