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言葉の在り方

言葉とは、時に
優しく、やわらかい毛布のようであり、
鋭くて、とがった刃物のようだ。

言葉とは、時に
快く、あったかい陽だまりのようであり、
苦しく、つめたい暗やみのようだ。

言葉とは、時に
癒し、心に透きとおる薬のようであり、
傷つけ、死にさらす劇物のようだ。



言葉とは、
選び方、遣い方、表し方、捉え方が
多種多様に在る。

人それぞれ、“自分”をもっていて、
1人ひとりの蓄積した過去によって、
言葉は形成されていく。

つまり、自らが用いる言葉は
自分自身を映す『鏡』であるということ。

喜怒哀楽の感情の分量で、
発する言葉は定着化していく。

だから、
言葉を増やしたい、変えたい、と
思うのならば、
自分の中で、表したい感情を探してみよう。

そこで見つかった感情は、
四つ葉のクローバーみたいなもの。

心の中で、繰り返し唱えて、
しっくりきたら抱きしめる。

そして、言葉にして、自分の中から外へと
放っていく。

そうすることで、きっと
変わってゆく、変わってゆける。


追記:言葉ってネット上に記すと 
   軽く感じても、
   口から出すと
   重く感じるから不思議です。

   また、書くことは得意でも、
   直接伝えるって難しいなと感じたり。

   “伝える難しさ”についても
   詩を書いていましたが、
   言葉ってほんとに大事です。
   日々、己にも戒めています(*^^*)

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