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ひとりさんぽ-鎌倉五山 雨の季節に行きたい寺-

6月、雨上がりの日曜日。
関東も梅雨入りし傘が必要な季節の到来です。
雨のこの季節だからこそ行きたい場所があります。
それは北鎌倉、鎌倉五山のお寺たち。
ひとりさんぽ梅雨の北鎌倉へGo。

鎌倉五山第二位 円覚寺。
円覚寺は木が多くてとても好きです。
さぁ、大きな山門をくぐります。
木々の向こうに仏殿。
仏殿。
天井の龍がにらみを利かせてます。
方丈の廊下。
子供たちが廊下で遊んでます。
如意庵で休憩。
縁側できれいなお庭を眺めながら
ぼけーっとしてます。
鎌倉五山第四位 浄智寺。
円覚寺から歩いて約5~10分くらい。
この入口、大好きです。
ごつごつした階段が雨に濡れると本当にきれいです。
お庭に小さな花たちが咲いてかわいらしい。
鎌倉五山第三位 寿福寺。
浄智寺から歩くと15~20分。
雨で濡れた石畳がきれいです。
個人的に雨の寺はここだと思います。
鶴岡八幡宮です。
寿福寺から歩いて5分くらい。
花手水。
この時期になると紫陽花を浮かべています。
歩いているとあちこちに紫陽花が咲いてます。
きらきら紫陽花。

雨が似合う鎌倉五山のお寺、3つ巡りました。
いかがでしたか?
雨だからこそ行きたいお寺です。
紫陽花もたくさんあちこちで咲いていて、
雨が降ってもきれいな散歩道です。

ところで、
鎌倉五山って日本史で習ったの覚えてますか?
鎌倉五山は全て臨済宗のお寺です。
なぜ臨済宗だけかというと、
鎌倉幕府時代、関東の武士達は臨済宗推しでした。
室町幕府になり幕府が京都に移っても、
幕府は臨済宗を推しました。
でも臨済宗が勢力を拡大することに抵抗したのが、
比叡山や興福寺の勢力でした。
案の定、臨済宗と京都の仏教勢力は対立します。
そこで寺院を格付けして幕府公認としたのが、
鎌倉五山。
ちなみに京都五山もあります。
簡単に言うと、
幕府が推してる臨済宗に手を出すなという
背景があったんですね。

ちょっと日本史で習ったことを思い出しながら、
 ふらりと鎌倉五山を巡りました。

せっかくの雨なのだから、
鎌倉五山の素敵なお寺を巡ってみませんか?
ひとりさんぽでした。


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