崖っぷち男

山登りと動植物の飼育をこよやく愛し、大学生と高校生の二人の子を持つ50代の崖っぷち男。…

崖っぷち男

山登りと動植物の飼育をこよやく愛し、大学生と高校生の二人の子を持つ50代の崖っぷち男。平平凡凡に暮らしてきたツモリが、軽度認知症の父。お墓のある納骨堂のの破綻。昇給停止等人生詰んでいた事に気っき、大逆転をかけあれこれ模索する奮闘記

最近の記事

北海道の睡蓮

    •  #日々の大切な瞬間(司法試験予備試験令和2年民事訴訟法)

      今は昔。あっ失礼しました。 深瀬先生の小説を読んでいてつい口が滑りました。 今回も、深瀬先生から頼まれて、noteの裏サイト、もしくは闇サイトというか「NOT」というサイトからの転用です。  そのサイトの創作大賞に応募し惜しくも落選した先生の作品が標題の司法試験予備試験の民事訴訟法を扱ったものなので、転載の許可をいただき投稿させていただくことにしました。 その時のNOTの創作大賞のお題は、 「#日々の大切な瞬間」です。 「NOT]の作成時の注意点として、付記されている例示も

      • 北海道は雪⛄!?

        • Xの悲劇、「#いかづちとカナヅチ」(令和3年司法試験選択科目破産法第1問)

          NOTEの大賞の姉妹大賞であるNOT大賞。それに応募していた、深瀬先生。 NOT大賞では惜しくも落選してしまいました。 NOTのドキュメンタリー部門のお題は「#雷(いかづち)と金槌(かなずち)」でした。ちょうど深瀬先生の内容が、司法試験令和3年選択科目倒産法を企画していたのと一致したので、転載させていただきます。 (※この物語はすべてフィクションです。) NOTの応募作品から転載 #NOT大賞 #雷と金槌 #あかんで #あきまへん #司法試験の悪口 Xの悲劇  水泳で

        北海道の睡蓮

          ぐずぐずの北海道

          ぐずぐずの北海道

          にちどら協会の挑戦2(司法試験予備試験令和2年商法)

          大阪の最高級ホテルで催されているにちどら※注1後援のセミナー 昼食は、通常、披露宴で使われる会場を借り切って、ジャズの生演奏が流れる中、協会員の親睦もかねての立食パーティーであった。  ※注1 正式な名称は、東アジア支部日本国どら息子等更生保護協会であ     った。前回、「東アジア支部」が脱落していたことに対し、この一     文をもって紳士淑女に訂正とお詫びを申し入れさせていただく。 隅の一角に、その場に似つかわしくないたこやき屋台とりんご飴屋台が登場し、その屋台にその場

          にちどら協会の挑戦2(司法試験予備試験令和2年商法)

          北海道の1か月前

          北海道の1か月前

          朝の通勤途中

          朝の通勤途中

          日本どら息子協会の挑戦(司法試験予備試験令和2年民法)

          あれ、あれ、あれ、日本どら息子協会というのに、お姉さんもいるよ。 ここは日本どら息子協会関西教室。新たに始まった司法試験予備試験セミナーの講義会場です。 ニートどら息子を何とか社会に出そうとする金満家の親御さん達が、その才能を持て余している子女が多いので、同じく暇を持て余している我が深瀬弁護士に講師を依頼したのでした。 美味しいたこ焼きを食べようと、体重150キロ(また少し太った)の巨漢。小兵(こひょう)弁護士も出張に随行しています。 少し、教室をのぞいてみましょうか。 「

          日本どら息子協会の挑戦(司法試験予備試験令和2年民法)

          桜尽くしと公法研究会(令和3年司法試験予備試験憲法)

          2日間に及ぶ勉強合宿。女子学生の皆様お疲れ様でした。最後を締めくくるのは、法律の最高峰である憲法です。 お昼には、元「のれん」の女将の作るちらし寿司を食べて深瀬先生はお腹いっぱいで眠たそうです。それに引き換え、講師と生徒は適度に緊張が抜けてよい感じです。 あれ、あれ、あれ、教室調の机配置から、各自机を移動させて、丸い円の円周に乗るような形で机を配置しましたよ。 何が始まるのでしょう。先陣を切って、加奈子弁護士が話し始めました。少しのぞいてみましょう。 「合宿最後のコマは、憲

          桜尽くしと公法研究会(令和3年司法試験予備試験憲法)

          洗うが如く2(by赤貧太郎)

          もう時効だからよしとしよう。 僕は35年に渡る役人生活の3分の1を家庭裁判所というところで過ごした(今でも形は職員ではあるが・・・)。 僕が入社した当時には、家庭裁判所の自慢は、調停という非公開の制度で、調停委員が、夫婦の別れ話を聞いて、なんとか円満に解決しようと奮闘努力するシステムで、当時、調停という場でどんな話が行われているのか、調停委員というフィルターを通してしか分からなかった。 歳月が流れ、家庭裁判所に人事訴訟という裁判制度が入り、夫婦の話が当事者尋問という形で聞け

          洗うが如く2(by赤貧太郎)

          桜尽くしと公法研究会(令和3年司法試験予備試験行政法)

          おやおやおや。一夜明けた勉強会は何やらざわめいています。 それもそのはず、あの澤谷加奈子弁護士が講師席についています。 妹の奈美弁護士も並んで座っています。 もちろん、タヌキというかムジナというかその類(たぐい)の深瀬さんもいました。 公法研究会を宿泊付きの勉強会で頑張る生徒さんと一緒にしようという粋な計らいです。 昨夜の持ち寄りビュッフェから、サプライズで澤谷姉妹が登場してから場内は興奮のるつぼと化してしまいました。 午前中の講義もその興奮が冷めやらぬうちに行われるのですか

          桜尽くしと公法研究会(令和3年司法試験予備試験行政法)

          桜尽くしと悪事三昧その3(司法試験予備試験令和3年刑事実務)

          (ゴールデンウィークとその明けは時間がなく、刑事実務は書けそうだったので、とらあえず書いたものです。もし万が一にもこの答案シリーズを読んでいる方がいたら、飛ばして下さい。下調べが不十分ですし、推敲もされていません。深瀬さんの登場も最小限度にしています。次回の公法から頑張ります。) 桜あんの和菓子と抹茶でティータイムを取り、いよいよ本日の最終科目である刑事実務の講義に入ります。作者の都合でカットされるのは、たいがいですよね。少し授業をのぞいてみましょう。 (深瀬先生の授業。ただ

          桜尽くしと悪事三昧その3(司法試験予備試験令和3年刑事実務)

          洗うが如く(by 赤貧太郎)

          さてさて、賢明なる紳士淑女の諸君におかれましては、私の書く法律のナンタラの拙い文章で、これはどういった意味なのかとか、何でこのような結論になるのかと嘆き、呻く声が聞こえてきそうであります。 少し息抜きになるようなエッセイをしたためようと書いたものの、日々、決まりきった仕事をして、決まりきった時間に帰宅し、趣味というものもなく、これまでの人生で、法律を少しかじったことがあるぐらいで、他に取り立てて人よりこれと言って優れているものがない。 デカルト風に言えば、 「我、思う。ゆえ

          洗うが如く(by 赤貧太郎)

          桜尽くしと悪事三昧その2(司法試験予備試験令和3年刑事訴訟法)

          ※今回も解説主体にしたので面白くないでせうよ(明治の文豪調、余り面白くなので、暇を見つけてエッセイと小説を書くことにしました。乞うご期待) お昼ご飯の桜そばとひつまぶしが京家町子さんによって振る舞われた後、少し雑談をして、午後の勉強会が始まりました。「のれん」の室内は十分に暖かく、通常であれば、例えば、たぬきが講師を務める「日本どら息子協会」などでは、睡魔に襲われコクリコクリするどらちゃん(※注 ドラえもんではなく、どら息子達のこと)が続出するところですが、さすが有志女子学

          桜尽くしと悪事三昧その2(司法試験予備試験令和3年刑事訴訟法)