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宗教や信仰についての雑記 #145

◯情報弱者

先日、情報弱者という言葉を聞きました。
情報弱者とは、情報にアクセスできない、または情報を十分に活用できない人のことを指すそうです。

インターネットやパソコンなどの情報機器を使いこなせない人、情報収集能力が低い人、社会的に弱い立場にある人が情報弱者になりやすいと言われています。
具体的には、高齢者や障がい者、ITに詳しくない人、経済的に困窮している人や、マイノリティの人などが該当するとのことです。

しかし現代ではネットバブルやフェイクニュースの問題があり、さらにはAIを用いたディープフェイクというものもあります。
そう考えると、誰もが気づかない内に情報弱者になってしまう危険性もあるように思えます。

宗教や信仰もそれと似たような面があると思います。
何かを信じることで自分自身を狭い世界に閉じ込めてしまい、真実を見失い、気づかない内に自分の他者を傷つけてしまう、そのような危険性もあるような気がします。

宗教に限らず、人は何かを信じなければ生きて行けない存在だと思います。でもそのことが自他を傷つけてしまうならば、苦しいことですが、己のアイデンティティを見直す勇気を持つ必要があるのでしょう。
できることなら、常にその覚悟を持っていたいと思います。

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