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就労移行支援事業所を2つ見学してみて


どーもR太郎です。
ここ1ヶ月、就労移行支援の事業所を2つ見学して、それぞれ3日間の体験をさせていただきました。

就労移行支援の1日の基本の流れとしては、午前と午後にそれぞれプログラムやグループワークなどをします。

自己理解を高めて、自分に適した就職をするのが就労移行支援の目的です。

どの事業所も目的は同じですが、雰囲気は結構違います。おそらく長く(1年間の予定)通う所になるため、いくつか見学して自分に合った事業所を模索しています。

今回は自分が実際に行った2つの事業所の所感を語っていきます。

1.リタリコ

1つ目体験したところはリタリコです。就労移行支援の中では大手なところで、支店もたくさんあります。

※実は2つの支店に行ったんですが、ひとつは定員がいっぱいで通所できるのが数ヶ月後になるみたいでそちらは断念。

自分行った支店の雰囲気としては、スタッフの方々が非常に丁寧で、通所してる方も穏やかです。全体的に静かな感じなため、通いやすそうでした。

また、プログラムとして、スタッフによる「オープン就労とクローズ就労」と「福祉の支援がどのようなものがあるか?」の講義を体験しました。

リタリコではある話題についての講義が多く、個人ワークやグループワークをする場合もあります。

マナー研修とか電話対応の講義など‥ 
テキストも用意されており、結構豊富でした。

グループワークも強制ではなく、出来る人のみという配慮があるため、苦手な人にはありがたい。(もう1つの体験した事業所もそういった配慮はありました)  

非常に通いやすい雰囲気ではあるんですが、少し物足りなさを感じました。

自分としてはグループワークで色んな方と会話したいと思っています。ただ、グループワークの参加率があまり高くなく(10人中3人くらいの参加)、ほぼ個人作業となってしまうことが気になりました。

また、自己学習も体験させていただきましたが、MOSのExcelの問題をひたすらひとりで解く感じだったのもちょっと退屈でした。(こちらに関してはどこも同じかも)

3日間体験して思ったのは、コミュニケーションをあまりしたくなく生活リズムを整えてゆっくり通う目的なら非常に良いと感じました。就職におけるサポートも大手なだけあって、企業の説明会の情報なども頻繁に流れてくるのはありがたいです。(チラシが大量に貼ってあった)

自分の場合はもう少しコミュニケーションの機会があった方が良い感じなのと、プログラムの内容ももう少し実践的な方が自分の為になると思っているので、そこが懸念点ですね‥

2.atGP(うつ病コース)

もう1つはatGP。
こちらは障害別にコースが分かれていて、他の事業者にはない特徴があります。自分はうつ病コースの事業を体験させていただきました。

こちらの雰囲気は先程のリタリコとは真逆でした。
スタッフも通所してる方もフレンドリーで、とにかく会話が絶えない。イメージとしては学校の昼休み(もちろんプログラム中は静かで、グループワーク時の熱量がすごい)

プログラムの内容もグループワークに重きを置いており、参加率もほぼ100%。ExcelなどのPCスキル向上のカリキュラムでもグループワークがあります。スタッフから出された課題をみんなで各自で解いて、それをPC越しで解説し合う、といったものもありました。

とにかく利用者さんとのコミュが濃密です。実際、緊張してた自分に対しても親切に接してくださり、楽しみながら3日間を過ごすことができました。(リタリコではほとんど利用者の方と話す機会はなかった)

所感としては、求められる技量(PCスキルやコミュ力)も高く、通うとなるとかなりエネルギーが消費されそうですが、実践的な力は身につくと思います


今後も見学を続ける(4月中には決めたい)

実は今日も新しい事業所の見学会に行ってきました。
体験は来週ですが、雰囲気としては先程紹介した2つのちょうど中間くらいな印象。

色々見て回りましたが、事業所によって本当に違ってきます。同じ系列のものでも、支店によっても変わると思います。

もし、就労移行支援をこれから利用しようと思っている方は、時間があるなら必ず複数の事業所を見学・体験することを強くお勧めします

事業所の体験で知り合った利用者の中でも、5か所見て回って決めた人がいました。

就労移行支援の事業所はこれから自分が通う所になるので、色々と検討して、自分と合った所を見つけたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、R太郎でした。

※2024年4月18日追記
更に2つの事業所を見学しました。
こちらの記事もご参考になれば幸いです


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