いかに価値を生み出し、提供できるかについて

こんばんは。たねつぐです。
今日は学校の先生っていかに価値を生み出し、提供できるのか、というテーマで、普段僕が考えていることをお話しようと思います。

仕事=価値を生み出す・提供する

僕の中で、仕事とは価値を生み出すことや、価値を誰かに提供することだと思っています。

パン屋さんは、小麦粉や食材を使ってパンという価値を生み出し、「パン食べたいなぁ」と思う人にパンを提供します。その代わりにお金をもらいます。
ホテル業は、「非日常的で特別な空間」という価値を生み出して、心地よい宿を提供します。その代わりにお金をもらいます。

学校の先生って、どうなんでしょうか?
「勉強したいなぁ」と思う人に知識を提供する?
「部活楽しみたいなぁ」と思う人に顧問として貢献する?
「悩みを聞いて欲しい」と思う人の言葉に傾聴する?
どれも学校の先生の仕事の一部ですが、きっとどれもアウトソーシングが可能だと思います。塾講師や、スポーツインストラクターや、カウンセラーや…。

価値=知識だったり経験だったり人間としての魅力だったり

学校の先生が提供できる価値とは何なのだろう?
と、学校の先生になったときからずっと考え続けているように思います。

今のところその答えは、
①知識
②経験
③魅力
だと考えています。

①知識
現在はあらゆるものに価値をつけられる時代です。
そして、知識とはとても大きな価値をもつものだと思います。
僕は社会科を教えていますが、もちろん歴史の内容だけが価値のあるものだとは思っていません。
僕が一般企業で働いている間に身につけた知識、本を読んで身につけた知識、ゲームや友達から得た知識、学生時代に身につけた知識…。
日々身につけてきたすべての知識が提供可能で、価値のあるものだと思います。

②経験
知識と並んで大きな価値のあるものが経験です。
その日、学校で経験したことだったり、本や人の話を聞いて得た疑似体験だったり。
そういった経験は、座学で得た知識よりもずっと記憶に残っていて、思考や行動にたくさんの影響を与えます。先生の小話や指導、ちょっとした会話だって、生徒からしたら立派な経験だと思います。
勉強は学校以外でもできます。しかし、学校でしか得られないものもあると思います。それが経験です。似たような経験はできるかもしれませんが、学校での経験は、学校だけで得られるものであり、先生はそのお手伝いをする存在ではないでしょうか。

③魅力
みなさんは「あの人みたいになりたいなぁ」と思えるような憧れの人はいますか?
学校の先生って、そういう対象になりやすいと思います。
生徒にとって身近な大人だからでしょうか?
誰かに憧れてもらえるって、なかなかないように思いますが、生徒に目標にできる人、憧れる人を提供できるのも、学校の先生ならではの仕事の一つではないでしょうか。最近は恨まれることの方が多いような気もしますけど…。

学校の先生=価値の塊

つまり、学校の先生である以上、そのすべてが生徒に提供できる教材であり、サービスであり、価値であるといえます。
問題は、その価値をうまく提供できているだろうか?ということです。
自分の仕事がどのような価値を生み出すのか、
誰から何を求められているのか、
それにどう応えることができるのか、
などなど…、一つひとつを考えてみるとたくさんの価値を生み出せるような気がしてきます。

尊敬している人ランキングでもなりたい職業ランキングでも、学校の先生という存在は上位にランクインしていないのが現状です。
いかに価値を生み出し、提供できるかについて考えながら仕事をしていけば、もしかしたら学校の先生という存在も上位に入るようになるのかもしれませんね。

仕事にも価値にも、もっとたくさん定義できることがあると思いますが、今回は、学校の先生っていかに価値を生み出し、提供できるのか、というテーマで普段僕が考えていることでした。
みなさんは自分の仕事のこと、いかが思いますか?

ではまた!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?