シリーズもの1曲目です。
別シリーズの"瓶の中の蒼い国"から、続きものになっております。
物語の始まりを意識してあまり激しく盛り上げる事はせず、これから何が起こるのか想像を掻き立てるような先の読みにくい曲を目指しました。
瓶の中に閉じ込められた世界。住人達はもちろん、閉じ込めた張本人もこの瓶から離れる事は出来ない。
以下この曲の物語。
「産み落とした研究者たち。僕の目的の為、探求し、研究し、ただこの世界を解き明かすことだけに注力するモノ達。彼らの為に施設を与え、資源を与え、限りある時間を有用に使えるようできる事はすべて施した。そんな彼らだからこそ、僕に何かを頼むときに遠慮はない。
その日も、ある研究者がいつも通り僕に頼み事をしてきた。
"どうか私共の研究の為に、あなた自身を調べさせて頂けないでしょうか。"
ついに彼らの研究対象は僕自身にも及んだようだ。
…その研究の果てに、僕の求めるものがあるのならすべてを受け入れよう。」