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Dual enrollment留学とは?高校、大学留学 in アメリカ

DUAL ENROLLMENTとは?

Dual enrollment 留学、聞いたことありますか?

Dual enrollment とは、高校に在学しながら同時に大学の単位も取得することが出来るアメリカの教育制度のこと。

簡単に言うと早く大学での勉強を始めることが出来るプログラムです。アメリカ国内では比較的一般的で、高校卒業と同時に大学の学位も取得、なんてことも珍しくありません。

もちろんアメリカ国籍の高校生だけでなく、世界中からも沢山受け入れています。私の通っている大学には日本人は居ませんでしたが、韓国、中国、ベトナム、タイなど、アジアからの留学生も沢山居ます。もちろん彼らは全員高校生です。

このプログラムで留学する一番のメリットは、時間とお金を有効に使えることです。アメリカには大学受験が存在しないため入学するのはとても簡単です。(もちろんハーバード大学などの名門校は別です、)アメリカ大学に入学なんて聞くととんでもない人みたいに聞こえるかもしれません、笑。そしてすごい大金持ちしか行けない。という偏見もありますよね。

実際、決して安いわけではありません。でも、道がない、というわけでもありません。このプログラムは、大学の学位を取得することが可能である割には、他の留学方法より費用を抑えることが可能です。

時間面

時間の面で、どうして効率的なのか。Dual enrollmentともあるように、このプログラムの一番の特徴は、高校と大学の単位を同時に取ることが出来ることです。なぜこんなことが可能なのか。その理由は、アメリカの大学制度にあります。

アメリカの大学制度

アメリカの大学は大体、二学期制か四学期制。おもに東海岸が二学期制、西海岸が四学期制と言われています。基本、どこの学期からでも入学可能◎
そして、卒業年数は、ぶっちゃけ人によってばらばらなんです。なんでかって言うと、卒業するために必要な単位を取れれば、卒業することが出来るから。一学期間で取ることの出来る最低単位はあっても、最高単位は決められていません。なので、頑張って多くの単位を取れば取るほど卒業が早くなります!また、通常多くの生徒が夏休みである期間も、夏学期という一つの学期なので、一つや二つクラスを取って、単位を稼ぐことも可能です。早くて二年、留学生でも頑張れば三年などで卒業することも不可能ではありません。逆に、休学(Gap year)をして、違うことに挑戦する、など、みんなそれぞれやりたいことに挑戦し、過ごしている感覚です。

大人になって大学に戻ってきた人、大学院や博士課程で自分のやりたいことを研究している人、ウクライナなどの地域から移らざるを得なくて英語を学んでいる人。一つの学年として一括りにする制度がないからこそ、一人一人が本当に学びたいことを自分に合わせて学んでいます。

これがアメリカ大学の制度なんです。

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