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褒められていた3歳児

ハイホー!!相変わらずちょっとサイキックでオカマみたいな高齢者の女だわよ。

高齢者っていっても、今の時代、あの日本政府がどの年齢のことをそう定めてるのか知らないけど、まぁ、だいぶ、私なんかは年寄りであることには変わりはないわね。

そんでね。

ちょっと、昔の話を書くんだけど。

ウチ、あの死んだ父親がああ見えて伊藤忠っていう有名企業の社員だったワケ。私がまだ小さかった頃ね。

だから、ちょっとその私がまだ3歳とかの幼児だった頃は、まだウチは経済的に少しゆとりがあったんだと思うんだけどね、それ、1970年代初頭の話。

で、その父親の仕事の都合で海外に居たんだけど、そこでの物価とかについては当然、私には今だって当時のことなんて知らないんだけど、まぁ、週末に車に乗って家族4人で夜の外食で出かける、ってこともあり。

私なんかはまだ3歳とかの子供だったから、その両親たちが定期的に私たちをどこかへ連れて行ってた、みたいなことは私の中ではほとんどよく分かっていなかったんだけどね。

で、生前の両親とか姉のエミなんかの話では、その週末によく行ってたレストランってのがあって、そこ、魚介類か何かのお店だったのか、まぁ、そんな話だったんだけど。

そこへ4人で行ってた頃に、3歳とかだった私が毎回のように好きで注文してた、ってその3人が言ってたのがスパゲティだったらしく。

もう私の記憶には残ってないんだけど、ナポリタンかな〜。

それで、そういう海外ってテーブルマナーのようなものがあるでしょ。

ナイフ・フォークの使い方、とか?

で、私、そこのウェイターの男の人にそういうスパゲティの食べ方みたいなのを教わったらしいのね。その、フォークを使ってクルクルとやって食べる、っていう?

で、
「音を立てて食べてはいけないよ」
みたいに教わったこと?・・・それ、3歳児の子供にしてはよく出来てたみたいで、わら。

しかもその時、フォークでスパゲティを巻きながらその下にスプーンを添える、ってことは、教わらなかったワケ。

子供だったんだけど、フォークひとつで食べることを確か教わった気がするのね。

今の時代には、何が正式なマナーなのかハッキリいってよく分からないんだけど、まぁ、その1970年代当時の昔からのテーブルマナーのようなことには、スパゲティを食べる時にスプーンを添える、っていうことな無かったみたい。

それでその当時の3歳児の私に、そこのウェイターの人はスパゲティの食べ方が上手です〜、みたいに褒めてくれてたらしく。

そこは私の天才児としての才覚?・・・だったの、かもね〜、なんちって〜。

で、海外のそういうレストランとかには会計の所(キャッシャー/レジ)に、
「ご自由にどうぞ」
みたいにして置いてある、食後になめられるキャンディーとかが置いてあって。

ハッカ(ミント)みたいなやつね。

当時の私はそれがお気に入りで。

日本でも東京の辺りでは美容室でもそういうこと、やってた所あったかも。

食後にそういうミントのキャンディーなんかを舐めるのにも、ちょっとした理由があるらしいんだけど、まぁ、それは知り合いでそういう業界の人なんかが居たら聞いてみたら?

物事にはね、理由ってもんがあるのよ、何かと、ほぼ全てにおいて。

そんなワケで、この私っていう女を無駄に敵に回したあの連中の器の小ささ?・・・それを笑ってやってチョンマゲ〜。

それじゃーねー。