『我流俳句』｜どうして貴女はミニチュアダックスフンドなの？

我が家のミニチュアダックスフンドのことを、犬はもちろん、ペットや愛玩動物と呼ぶことに抵抗を感じます。
あまりにも長時間の時空共有によるものだとは思いますが、日本語を喋れない分、お互いに表情や仕草、その場の雰囲気でコミュニケーションをとるように気遣っています（つもりです（笑））。

彼女に言わせれば、
・未だまだ甘いね！
・もっと深く理解してよ！
・ニュアンスはOKよ！
という感じなのだと思います。

癒されているというより、同じ生きる動物として真の心を教えられているようです。
・飾り気なく
・嘘をつかず
・かけ引きなく
純粋に命を主張しているのだと思います。

我流俳句とはいえ、なかなか上手くは表現できませんが、愛情込めて彼女に贈ります。

<1>『愛犬の　眼力に負け　オヤツかな』

（あいけんの　めじからにまけ　おやつかな）

「甘やかし過ぎ！」といつも家内から叱られます。それでも私に向ける眼差しは家内に向けるものより特別な強さがあるように感じます。
愛犬に対しては家内が主、私が副の役割ができています。
私は食べる系、トイレ系、シャワー系、ドライブ系（兼散歩系）が担当です。

<2>『愛犬の　本音はずっと　秘密かな』

（あいけんの　ほんねはずっと　ひみつかな）

言葉で分かり合える日は、今暫くの時間が必要だと思います。
（↓先日、ニャンコの鳴き声の翻訳アプリのnote記事がありました）

ネコの「ニャ～」を翻訳　こんなこと思ってたの！？(2021年10月21日)｜遊月さん

私たちが聞きたくないこと、聞いてはいけないことも沢山あるのだろうな。
寄り添って、立場になって、同じ目線で振り返ることが大切だな～と感じます。

<3>『愛犬の　澄ます仕草が　不気味かな』

（あいけんの　すますしぐさが　ぶきみかな）

我が家では、狛犬座り（かなり逼迫）、スフィンクス座り（未だ余裕）で、愛犬にとっての重要度や緊急性を判断しています。
四つ脚で立って前足で私の甲の上を踏み付ける時は「今直ぐ！」という意味です（笑）。

<4>『飼い主は　大小共に　願ってる』

（かいぬしは　だいしょうともに　ねがってる）

ペットシートの交換手間、コストも馬鹿にはならない負担です。
できれば、大小続けて同時に済ませてくればなと無理難題を思い浮かべたりもします。
夜でも昼間でもトイレが終わると伝えに来てくれます。眠っている時は頭を冷たい鼻先でクィクィと、起きて（座って）いる時は、脛やふくらはぎに（ニャンコの様に）フワッと体を触れて通り過ぎます。
「はい。上手！」と背中を撫でて「了解！シート換えるね！」を伝えています。

<5>『犬の糞　囃子の中に　落とし物』

（いぬのふん　はやしのなかに　おとしもの）

お祭りで人が一杯通るのに、犬の糞が落ちていて歩き辛いのですが、飼い主さんもケア仕切れない瞬間があったのかも知れません。
愛犬からすれば、事前に「トイレ！」というアピールもあったのでしょう、
待ちきれずにチャンスを狙って、少しの楽を選んだのだと思います。
袋も持ち合わせていなかったので、コロコロっと道路脇に寄せてあげました。
落とし物、見つかるといいな～。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。

今日も一日、自他共に素敵でありますように。
（※Biore ∞ ビオレ #生活の光合成様から頂いた言葉です 。）

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※この記事の悩みどころ（表現として判断に迷った事をメモし始めました）
・我流俳句の各龍だけで気持ちを表現したいところですが、なかなか直球を投げれません（解説で補完としました）。
・イメージ写真：45年ぶりの毛筆ですが、想うように手が動きません。味として捉えて頂ければ救いとなります。