157th_目標は積み上げ方式?北斗七星方式?
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このブログは、
「生涯、荒唐無稽!」を掲げ、
ジャーニランという200~500kmを走るというクレイジーなレースにおいて、
その最高峰を目指すとある男の実録である。
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■ 昨日、これまた三ノ宮で、
ある方のトレランのススメ的なイベントがありました。
僕も参加させていただきましたが、
自己紹介の際にランニングコーチやジャーニーランナーという自己紹介をしたこともあり、
話を振られる場面が多く、
ついつい身の上話をしてしまい、その場を圧してしまいました汗
半ばわかっていることですが、
200kmも300kmも走っている人間は、本当極少なので、
興味を持たれる方もよくいらっしゃいますが、
自分の場ではないので、ほどほどにしないといけませんね。
■ その会で皆さんが話すのを聞いていて、気づいたのですが、
目標の立て方には、
積み上げ式に目標を設定する方法と
北斗七星的に目標設定をする方法がありそうです。
確かに、このような目標設定方式だと、
一歩一歩のハードルはとても低くできそうですし、
達成感も感じやすいと思います。
■ それに対して、僕がよく設定する目標設定の方法は、
これを一番最初にしたのは、2014年のサハラマラソンで、
なまじネットで仕入れた知識やトレーニングをしただけで本番に挑み、
初日で大きくズッコケてリタイヤしました汗
ですが、この経験があったからこそ、
「サハラマラソンとはなんぞや?」を肌身で感じて体感しましたし、
サハラという壁の大きさを実感したからこそ、その壁を凌駕するために、
日本縦断3,000kmや冬のダイトレを重しをつけて走ることもしました。
トレランも当時はよくわかっていませんでしたが、諸先輩がたに教えを乞いながら、無茶振りに応えながら成長してきました。
■ 一般的に言っても250kmの砂漠を7日分の食糧を背負って走るサハラマラソンは、初心者のランナーが立てる目標ではありません。
(ちょっと考えればわかる話です)
ですが、僕は走り出した初期の頃に大目標として掲げて、
実際にぶつかってノックアウトされたことにより、
日々の取り組み方や姿勢が大きく変わりました。
結局、走り出してからサハラマラソン完走までに3年半かかりましたが、
「10kmを走る目標にして、、、」と、
小さな目標ばかりを立てていたのでは、
サハラマラソンなど視覚に入って来なかったでしょうし、
話を聞いても「所詮、他人事」と思っていたでしょうね。
■ もちろん
「サハラマラソンを走ります!」など、
半ばノリと勢いで言った当時の僕はバカであることは紛れもない事実です。
今ランニングコーチとして客観的に見ても、
「いいですね!頑張りましょう!」と表面上は言うかもしれませんが、
内心「いや、、、それ、キツイでしょ」と自分で自分に言いたくなります笑
ただ、バカはバカだけれど、
「高い壁を目標にぶつかっていく」という手法は、
結果的に大きく成長させることになったと思います。
約10年走っていますが、同じ10年間走ることしていても、
目標の立て方ひとつで、辿り着ける場所も変わってくるのではないでしょうか。
■ 目標を立てるときに、
そもそも高い位置に立っている自分を望まなければ、
僕のような北斗七星的な目標設定して、
ぶつかり稽古で七転び八起きする手法はそぐわないと思います。
つまりセルフイメージが高くないと、
「俺/私はこんなもんだよね」と、自分自身の可能性を過小評価してしまい、初っ端から設定する目標を小さくしてしまいます。
セルフイメージの大小は、個人個人が望む範囲で良いと思いますが、
もし、ご自身の中で燻るものがあるとするならば、
ご自身の見聞きした最上級のところに目標設定をして、
ぶつかってみることをお勧めします。
その過程で、人はより大きく成長し、自信もつくはずです。
■ 僕自身も、
「生涯、荒唐無稽」と言う、
言い換えれば
「生涯、クレイジーなことやっていきます!」
と言う目標を掲げる身として、
今の身に甘んじることなく、今の僕では到底達成できない目標を掲げていきたいです。
(最近では、「次はどこ目指すの?」と言う手詰まり感はありますが、、、)
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今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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