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自分を大切に出来ないあなたへ

自分を労ってあげられていますか?

自分のしんどさに、気づけていますか?

自分がしんどいことに気づけない人は意外と大勢いると思います。

私が日記を使って、自分のしんどさや辛さに気付けるようになったお話をしようと思います。


まず、私はとても自己肯定感の低い10代を過ごしてきました。

私なんか生きていてもなんの価値もない、私がいないほうがみんな幸せだ、家族だってそのほうが幸せなはずだ……。

毎日のようにそう思っていました。

それは20代前半まで続きました。

もちろん日記だけでこの気持をどうにかしたわけではありません。

精神科に通ってお薬を出してもらい、うつ状態が改善したからこそ、自分と向き合うことが出来ました。

ただ、精神科の薬は対症療法であって、根本的に自分の考えを直したり、改善することに効果があるわけではありません。


私は自分を嫌いな自分から脱したくて、いろいろな本を読みました。

その中で役に立ったノートの書き方をお伝えしようと思います。

まず、見開き1ページの左側に、自分の嫌いな部分を書き出しました。

右側にはなりたい自分、憧れる生き方を書き出しました。

けれどそれが最初からうまく機能したわけではありません。

毎日のように書くことはせず、精神的な体力があって、書きたい気分のときだけ書いていきました。

自分の嫌いな部分を受け入れて、改善していくためには何が必要なのかを、少しずつ、本当に少しずつ考えていきました。

例えばすぐに気持ちが落ち込んでしまう自分が嫌だ、という負の感情には具体的な名前をつけました。それもノートに書き留めておきました。

私は自分を嫌いな気持ちに健吾くんと名付けて(音が嫌悪に似ているという理由。全国の健吾さんすみません)まぁた健吾くんが顔を出してきたな。そうやって自分の感情を時々だけ見つめてみました。

そして、その前後に何があったかを、ノートに書くようにしたのです。

こうやって書くと頭がおかしな人に聞こえるかもしれませんが、自分の感情に名前をつけることはとても大切です。

それはつまり、自分の気持ちを言語化しているということだから。

自分の気持ちを言語化する。

これは頭の中だけでやっていては一向に進みません。

頭の中だけだと、客観的に見られないからです。

誰かに話すことで改善する場合もありますが、友達や家族には話しづらい。

カウンセリングに通うのは敷居が高い。

そういった場合にはノートや日記が本当に役に立ちます。

一日自分がどういう気持ちだったか。どういう一日を過ごしたか。

日記に書くことであとから見返すことも出来ます。

頭の中で終わらせてしまったら、見返すことや振り返ることも難しい。

人間の記憶力には限界があるから。

このノートのとり方、日記の書き方を私はワーク化して、折りに触れやっています。


またいずれワークに関しても記事を書ければと思います。


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