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#漢字で覚える前綴り
【ドイツ語】漢字で覚えるドイツ語前つづり:bei【傍】
こんにちは!
かなり久々ですが、「漢字で覚えるドイツ語前つづり」の続編を書いていきたいと思います。
今回は、分離前つづりの「bei」を見ていきたいと思います。
漢字には「傍」を当ててみました。
「bei」は前置詞としては「そばにあること(近傍)」が1番目の意味として掲げられています。
つまり、「主になるもののそばにつける」(大辞泉)という、「添える」と似たような意味があります。
また、「b
【ドイツ語】be-という不思議な前つづり
こんにちは!
これまで、ドイツ語の前つづりのイメージを漢字で捉えるために、いくつか記事を書いてきましたが、
今回扱う前つづり「be-」の場合は、漢字を使わずに、別の形で取り上げたいと思います。
この「be-」という前つづり、英語にも「become」や「believe」などで見かけますよね。
ドイツ語の「be-」の前つづりの大きな役割は、「自動詞を他動詞にする」というものです。
これはどうい
【漢字で覚えるドイツ語前綴り】durch【貫】【徹】
こんにちは!
今回は、前つづりの中でも、特に「非分離」と「分離」の区別がつきにくい、「durch」を取り上げたいと思います。
以前の記事でも書いたのですが、「非分離前つづり」と「分離前つづり」が同じ形をしている場合は、
非分離 ⇒ 動詞を修飾する
分離 ⇒ 動作後の目的語(あるいは主語)の状態を表す
という基準を目安にすると、理解しやすいことがあります。
さて、「durch」ですが、こ
【ドイツ語:漢字で覚える前つづり】unter【非分離】【下】
こんにちは!
今回は、非分離と分離の両方がある前つづりのうち、非分離「unter」を見ていきたいと思います。
意味はそのままずばり「下」。
非分離の前つづりなので、
「下で~する」「下回って~する」
というように動詞を修飾します。
早速見ていきましょう。
「下」unter:下で、下に(←「方向」ではなく「位置」)
冒頭でも書いたとおり、「unter」の意味は「下」なのですが、「下で」
【ドイツ語:漢字で覚える前つづり】ver-【変】【逆】【代】【移】【了】【誤】【尽】
こんにちは!
今回は、ドイツ語の非分離前つづり「ver」を取り扱おうと思います。
この前つづりはよく使われる動詞に付いているものですが、様々な意味があります。今回はその中でもよく目にする意味を見ていきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう。
「変」ver:変化とその結果を表す
これが「ver」の最もよく使われる意味と言っても過言ではありません。名詞や形容詞に「ver」が付くことで、「
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり【um(分離)】【囲】【転】【改】【避】【死】
こんにちは!
今回は分離「um」を取り扱おうと思います。
分離の「um」のイメージ
何度か触れてきましたが、分離の前つづりは、動詞の示す動作が行われた結果、4格目的語が「どうなるのか」を示しています。
この文の4格目的語は「eine Krawatte(1本のネクタイ)」です。
この文では、
eine Krawatte = um
つまり
ネクタイ = 巻かれた状態である
という関係が
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり【um(非分離)】【避】【囲】
こんにちは!
今回は、分離と非分離に共通する前つづりのうち非分離「um」を扱おうと思います。
分離と非分離、どう見分ける?
この前つづりも、分離と非分離の区別がなかなか厄介です。
というのも、残念ながら、非分離「um」の持つ意味は、分離「um」の持つ意味と共通しているからです。
ですが、分離と非分離の基本である、「動詞を修飾するのか」「目的語を説明するのか」の違いは存在しているので、これは
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり【über(分離)】【上】【移】【溢】
こんにちは!
今回は、分離前つづりの方の「über」を見ていきたいと思います。
前回は、非分離前つづりの「über」を見ました。
分離前つづりについては、前回にも書いたとおり、
というのがポイントです。
もう少し言うと、「動作の結果、目的語(4格)はどうなるのか」というのを表すのが分離前つづりの役割です。
形容詞のような感じでしょうか。
この分離前つづりの「über」は、主に以下の3つ
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり【über(非分離)】【越】【移】【覆】【過】
こんにちは!
今回は、ドイツ語の前つづりの中でも、非分離動詞にも分離動詞にも使われる前つづり「über」を扱おうと思います。
非分離動詞にも分離動詞にも使われる前つづりはいくつか存在しますが、どれも意味の差がそれほど大きくなく、単語ごとに丸暗記していかなければならないことが殆どです。
非分離?分離? 見分けるヒント
敢えて「非分離」と「分離」の区別をすると、次のようになります。
これだと抽
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり:er【始/化/得/死】
こんにちは!
今回は、ドイツ語前綴りの中から、非分離前綴り「er」を見ていこうと思います。
「er」という形をしている前綴りには様々なものがありますが、その中でもよく目にする3つのものを取り上げてみることにしました。
1.「始」のer:動詞が示すものが、「今始まる」という意味
よく使われるのがこの「始まり」を表す「er」です。
本動詞(前綴りerを取った動詞の残りの部分)が示す動作が、まさに
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり:nach【「追」「後」「倣」】
今回は、前回の「vor」に引き続き、「nach」について記事を書かせていただきたいと思います。
「nach」は前置詞「nach」に対応する前つづりで、前置詞の場合と同様、意味的にも前つづり「vor」と綺麗な対を成しています。
「vor」が「前」であるのに対して「nach」は「後」です。
ただし、ここで注意しないといけないのは、「nach」というときの視線の向きです。
「後」だからとい
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり:vor【「前」「先」「偽」】
こんにちは。
更新が遅れてしまいましたが、ドイツ語の前綴りシリーズ、今回は「vor」を取り上げたいと思います。
本記事の内容は、あくまで単語を効率的に覚える際の参考として読んでいただければ幸いです。
vorは英語のbeforeに当たる単語です。
英語のbeforeにもドイツ語の「vor」に通じる単語「fore」が隠れていますね。これはforefront(額)のように、「前」「先」という意味を
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり:zu【「向」「閉」「加」】
こんにちは。
今回は、前つづりの「zu」について見ていきたいと思います。
「zu」にも意味の異なるさまざまな種類の「zu」があり、また、いくつかの前つづりと対義語の関係になっています。
「zu」と読まれる前つづりには、「向」「閉」「加」といった意味があります。
「向」は「目標への接近」を表し、「an」と対照的な使われ方をします。
「閉」は英語の「closed」に該当し、ドイツ語の対義語は
【ドイツ語】漢字で覚える前つづり:auf【「昇」と「開」】
おはようございます。
今回は、ドイツ語の前つづりの中から「auf」を取り扱いたいと思います。
「auf」には主に「昇」と「開」という、2つの異なる意味があります。
「昇」の場合は英語の「up」に相当し、ドイツ語の対義語は「ab」です。
「開」の場合は英語の「open」に相当し、ドイツ語の対義語は「zu」です。
このように、ドイツ語の前つづりには複数の意味を持つものがあります。